5月も半ばを過ぎ
いよいよ梅雨の時期が近づいてきましたが
5月病・・・なっているのか、いないのか・・・
そんな境界もわからないまま
大型連休の思い出を語りたいと思います。
・・・・・・・
私は毎週のように日帰りでどこかしらへ出かけております。
社会人になって
クルマの免許を所得してからというもの、時間さえあればドライブをしています。
ほとんどが日帰り、なんですが
何年に一回は「泊まり」で出かけたりしました。
当初は、仕事柄、連休をなかなかもらえなかったのですが
今の仕事について初めて「大型連休」なるものをいただく機会を得ました。
でも・・・始めはどうしていいかわからなくてね。
いままで行きたかった・・・けど行けなかった場所・・・いけるじゃん・・・って思っていたけど
いざ、大型連休をいただくとね、それが実行できなんです。
「どうせ人が多くて」
行かないのに、そう結論付けちゃう。
だから
遠出はしてこなかったんです。
でもね、今年は「重い腰あげて」泊まりで出かけよう・・・ということになったんです。
ただ、問題はありまして・・・
・・・・
4月のうちに大型連休の日程は知らされます。
しかし、毎年のように「仕事が終わらないと」何日か出勤となるのです。
今年も例外になく、実際に4月29日の日曜日まで出勤、となりました。
こんなことがあるので、私は早いうちから「予定」は組めません。
連休直前になって、ようやく「どこへ行こう」「いつ行こう」という話ができる。
福島県を目的地へ決めたのも、連休の直前でした。
・・・・
1泊2日でどこへ行こう・・・
候補は複数ありました。
関東地方、東北、甲信越、中部東海・・・
最終的に「福島県」に決めたのですが
それには大きな理由がありました。
・・・・
先日、TOKIOの山口さんが事件を起こし、PR活動をしていた「福島」のことがクローズアップされましたが
このTOKIOがテレビ番組で福島で活動していたのが
みなさんご存知の「日本テレビ・鉄腕ダッシュ」。
「ダッシュ村」という企画で農作物を栽培していた場所が福島県でした。
このダッシュ村、もともとのテーマは「日本地図にダッシュ村という名前を残そう」というものでした。
場所は明かさず、地元の方の協力を得ながらTOKIOが奮闘する番組は人気を博しました。
しかし、ある騒動でダッシュ村が福島県にあることを明かされてしまいます。
それが「村役場の火事」でした。
初代村長のSさんのころ、村役場が火災を起こし、地元の新聞でニュースとなってしまったのです。
それ以来、私は「一度は近くまでドライブしたい」と思うようになり
大型連休を使って、福島県を旅しようと思い立ったのが2010年。
・・・で実際に行こうと計画したのが
震災の起きた2011年でした。
ダッシュ村周辺をドライブしたい・・・
念入りに計画を立てようとしていた矢先、震災は起き
ついにはダッシュ村周辺は「原発事故」の影響で「立ち入り禁止区域」となってしまいました。
あれから7年。
ダッシュ村周辺はいまだ帰還困難区域になったままですが
「せめて福島を周りたい」
そういう気持ちがまた強くなりました。
1泊2日で福島。
どこに泊まって、どこを巡ろう・・・
すごく悩みました。
でも
これだけは譲れないこと
「大型連休でありながら、渋滞に巻き込まれない、行列には並ばない」
いままで大型連休は混むものとして遠出を敬遠してきました。
その気持ちは変わりません。
しかし、いままでの旅知識を駆使して
「ならば、混まない、並ばないルートを巡ればいい」というスタイルを突き通せばいい
そう考えました。
「福島県をぎゅっと詰まらせた1泊2日」
山も、海も、食べ物も・・・
すべてを網羅しよう。
そこで宿泊地をどこにするのかに大きく時間をかけました。
「大型連休に入ってから予約が取れる宿泊施設」を探す。
そこから周遊ルートを決める。
福島県と目的地を決めて
そこから「紙の道路地図」を購入。
福島県道路地図をずっと嘗め回すように見つめる日々が続きます。
宿泊地は3エリアに候補が絞られ
予算を考慮して決定。
そこにチェックイン時間に間に合るルートを地図を見て決定。 ※私はネットの距離計算・時間計算は使いません。
出発日は5月4日となりました。
・・・・
当初は5月3日発でしたが
天気予報は良くありませんでした。
4日も芳しくはありませんでしたが
関東地方よりも福島県のほうが「天気は回復基調」であることに安心し
予定は決行されました。
・・・・・・
5月4日朝。
ザーザーと雨の音で目が覚めました。
朝4時。
まだまだ出発時間ではないのに
落ち着いていられず、少しづつ用意を始める。
7時を過ぎても雨はやみませんでした。
「北へ行けば天気は良くなる」
天気予報を信じて
自宅を出発。
気温は8℃。 パラパラと雨が残っています。


午前8時。 栃木県那須町・国道294号線から福島県白河市入り。
気温は8℃。
雨はやんでいましたが道は濡れたまま、空もどんよりしていました。

遠くの空が青く見えます。

気温は7.7℃。
良くなることが期待されます。
そこから国道294号線を北上


ノーマークだった「道の駅 天栄」を見つけ立ち寄る。
8時52分。 走行距離72キロ。 気温は8℃のまま


トイレを借りてスタンプを押印。
せっかくなので中を見ようと思ったら。。。
「9時開店だからまだ入れない」ことに気づき
あきらめて先へ進むことに。
その後
勢至堂峠を越え


晴れていれば目の前に「磐梯山」という絶好ポジションを曇り空のまま通過。。。

やってきたのが・・・
「日本一」という地名が存在する、郡山市湖南町舟津字日本一
個人的には何度も訪れている場所です。

船津川の桜並木はもう終わり。




駐車場には誰もいなかった。
大型連休、晴れていれば、多くの人がいたはずですが
さすがに前日から大荒れの天気だと・・・こうなりますよね。
9時43分到着。
102キロ。 気温は6℃。
下がっただけでなく、冷たい風が吹いていて
メチャ寒い!
ブルブル震える。
それでも

桜を見かければ・・・撮るわけです。

風に揺らされ、体を震わせているため、ピント合いませんけど・・・









あまりの寒さに「品種の特定」には至りませんでした。



湖南町のマンホール

「最初の立ち寄り場所 舟津公園」
ここのポイントは「湖」。
福島県=猪苗代湖。
まずはここに触れなくてはなりません。
当初は晴れていることを想定していましたが・・・それは仕方がありません。

近くには「日本一山」がありますが
私は過去に2度ほど「登山経験」がありますので、今回はパスします。



いくつものテントが張られ
多くの人がいたと思われますが・・・・
あまりにも寒いからでしょう、ほとんど姿を外に出しませんでした(笑


ドンよりとした雲が
波の音をいっそう「重々しく」感じさせます。
それにしても寒い
風が強い。。。



対岸は北側・猪苗代町。
磐梯山が晴れれば見えますが、今日は上半分が雲に隠れてます。
「これからゆく向こうは晴れているのにね・・・」
そう、晴れているのです。



トンビらしき大きな鳥が水面に向かって急降下。
なにか獲物をしとめたのでしょうか。あまりにも早くてよくわからなかった。

散った桜は波に打たれて・・・



湖ではありますが立派な「砂浜」。
夏には多くの「湖水浴」のお客さんでにぎわいます。
そのため、何件か宿泊施設があり、新しい建物もありました。



松林のなかに
これから開花する桜を見つけました。





品種の特定は後ほど。

これからテントを張る人
そして風で煽られたテントを修復する人
撤収する人
少しづつ、動きが見えてきました。
・・・・・
砂浜で水浴びはできませんが
私がここに立ち寄ったのにはわけがあります。
それが
「福島のご当地ものを食べる」


「太田屋さんでアカハラの天ぷら」


こちらはパス


猪苗代湖の南岸
郡山市湖南町の名物「アカハラ」が通年食べられるのが太田屋さん。




注文してから揚げてくれますのでちょっとだけ待ちます。
その間、お店の方といろいろお話。
アカハラとは「はや」という魚のこと。
私は以前にもここで天ぷらをおみやげで買ったことがありますが
それは「震災前」のこと。
アカハラは震災後、原発の関係で「漁を自粛」
実は漁を再開したのは昨年からだったとのこと。
それを知らず、ここを目指していましたから、話を聞いてびっくり。
お昼前なので、ここでは食べず、クルマの中は天ぷらの香りが充満(笑


また少しづつ青空が見えてきた。
晴れることをただ祈るのみ。


途中、日本一の仏像の案内を見て
またまた急きょ、歩くことに。
※日本一の仏像はなにが「日本一」かというと、「日本一という場所にある仏像」という意味で納得してください。




道路際から約100メートル。
民家の脇を抜けて観音堂へ。

数年に一度、この時期にクマの出没情報がでます。
私が過去に日本一山遊歩道を歩いた時もクマ鈴携行でした。






これが

日本一観音堂です。








あっ、晴れた!


と思ったら、また曇った。


風は強く
相変わらず、雲の流れは速い




また桜を、見つけた。
ソメイヨシノはすでに終わってしまっているけれど
品種名がわからないながらも
いくつかの桜にめぐり逢えると
桜好きとしては嬉しい


つかの間の青空。
湿度が高く蒸し暑い


また曇った。はやいなぁ



こちらがソメイヨシノ。
とっくに青葉。
・・・・ちょっと晴れたところで
次なる目的地へ移動です。
猪苗代湖を時計回りで北へ。





センターラインの変わりなのだろうか、石がずっと敷かれている。
・・・・・・
福島の縁起地名「福良」(ふくら)







ここからはトンネルをいくつもくぐります。

所々に咲く桜。
・・・・
ずーっと同じような風景を走る中
助手席から見つけたのが・・・



風力発電。


近いけど遠い。。。


進む先は青空で
進んできた後ろは黒い雲。。。
その境目にいるようだ。

ここで国道294号線とはお別れ。
東山温泉を経由して会津若松へ向かいます。
・・・・・
晴れたのはいいのですが
クネクネと上り坂が続きます。
この先ずっと林の中を走るので真っ暗。
ちょっと青空が見えるとほっとします。
そんな青空が見えるカーブを曲がったとき
「あっ」

先ほどの風力発電が大きくなってきました。
どうやら向かっているようです。

林のてっぺんにちょこっと。

ここは「せあぶり高原」です。

眼下への眺望はほとんどありません。


そして・・・
11時30分。。。

真下に来ちゃった。。。


ちょうど止まっていた車との大きさの比較





四阿はありますが
さすがに風力発電の成り立つところ。
風が強く、プロペラの音も大きく
休むには車の中がちょうどいい。



この後
レストハウスでトイレ休憩。






お昼に間に合わなくなります、先を急ぎます。
会津若松はもう少し。


12時をちょっと過ぎてランチ先到着。
よくわからないので第2駐車場に車を止める。
そこから・・・歩く。
ランチは「桐屋 夢見亭」



お目当ては「水そば」

「こづゆ」


そういえば「会津山塩」なるものも名物らしいですね。


「会津若松名物 水そば」をいただく




水そばはその名の通り、水で食べるそば。
飯豊連峰の霊水を使用し、本来の「そばの味」だけを味わうため
つゆや薬味を一切使わないで食べる。
残念ながら、この日は寒かったため、水は正直、堪えました。。。


続いては会津料理 こづゆ


とにかく具たくさんの汁物です。
もちろん温かくておいしかった。


こうして13時13分。
139キロ地点 気温10℃から 午後の目的地へ移動します。

そういえば
会津地方は「信号がタテ型」なんですよね。
雪国に多く設置されている「タテ型信号機」
雪の重さによる損傷を抑えるのが目的と言われてます。
そして
会津若松市を抜けて磐梯町へ・・・
すると

山のほうに何かが見えます。
信号待ちのタイミングでズームで寄ると・・・

大きな観音様でしょうか。
ちょっと余裕が出てきて
周囲も気になるクルマの旅。
次は「山」をテーマに目的地を目指します。
ということで続く。
いよいよ梅雨の時期が近づいてきましたが
5月病・・・なっているのか、いないのか・・・
そんな境界もわからないまま
大型連休の思い出を語りたいと思います。
・・・・・・・
私は毎週のように日帰りでどこかしらへ出かけております。
社会人になって
クルマの免許を所得してからというもの、時間さえあればドライブをしています。
ほとんどが日帰り、なんですが
何年に一回は「泊まり」で出かけたりしました。
当初は、仕事柄、連休をなかなかもらえなかったのですが
今の仕事について初めて「大型連休」なるものをいただく機会を得ました。
でも・・・始めはどうしていいかわからなくてね。
いままで行きたかった・・・けど行けなかった場所・・・いけるじゃん・・・って思っていたけど
いざ、大型連休をいただくとね、それが実行できなんです。
「どうせ人が多くて」
行かないのに、そう結論付けちゃう。
だから
遠出はしてこなかったんです。
でもね、今年は「重い腰あげて」泊まりで出かけよう・・・ということになったんです。
ただ、問題はありまして・・・
・・・・
4月のうちに大型連休の日程は知らされます。
しかし、毎年のように「仕事が終わらないと」何日か出勤となるのです。
今年も例外になく、実際に4月29日の日曜日まで出勤、となりました。
こんなことがあるので、私は早いうちから「予定」は組めません。
連休直前になって、ようやく「どこへ行こう」「いつ行こう」という話ができる。
福島県を目的地へ決めたのも、連休の直前でした。
・・・・
1泊2日でどこへ行こう・・・
候補は複数ありました。
関東地方、東北、甲信越、中部東海・・・
最終的に「福島県」に決めたのですが
それには大きな理由がありました。
・・・・
先日、TOKIOの山口さんが事件を起こし、PR活動をしていた「福島」のことがクローズアップされましたが
このTOKIOがテレビ番組で福島で活動していたのが
みなさんご存知の「日本テレビ・鉄腕ダッシュ」。
「ダッシュ村」という企画で農作物を栽培していた場所が福島県でした。
このダッシュ村、もともとのテーマは「日本地図にダッシュ村という名前を残そう」というものでした。
場所は明かさず、地元の方の協力を得ながらTOKIOが奮闘する番組は人気を博しました。
しかし、ある騒動でダッシュ村が福島県にあることを明かされてしまいます。
それが「村役場の火事」でした。
初代村長のSさんのころ、村役場が火災を起こし、地元の新聞でニュースとなってしまったのです。
それ以来、私は「一度は近くまでドライブしたい」と思うようになり
大型連休を使って、福島県を旅しようと思い立ったのが2010年。
・・・で実際に行こうと計画したのが
震災の起きた2011年でした。
ダッシュ村周辺をドライブしたい・・・
念入りに計画を立てようとしていた矢先、震災は起き
ついにはダッシュ村周辺は「原発事故」の影響で「立ち入り禁止区域」となってしまいました。
あれから7年。
ダッシュ村周辺はいまだ帰還困難区域になったままですが
「せめて福島を周りたい」
そういう気持ちがまた強くなりました。
1泊2日で福島。
どこに泊まって、どこを巡ろう・・・
すごく悩みました。
でも
これだけは譲れないこと
「大型連休でありながら、渋滞に巻き込まれない、行列には並ばない」
いままで大型連休は混むものとして遠出を敬遠してきました。
その気持ちは変わりません。
しかし、いままでの旅知識を駆使して
「ならば、混まない、並ばないルートを巡ればいい」というスタイルを突き通せばいい
そう考えました。
「福島県をぎゅっと詰まらせた1泊2日」
山も、海も、食べ物も・・・
すべてを網羅しよう。
そこで宿泊地をどこにするのかに大きく時間をかけました。
「大型連休に入ってから予約が取れる宿泊施設」を探す。
そこから周遊ルートを決める。
福島県と目的地を決めて
そこから「紙の道路地図」を購入。
福島県道路地図をずっと嘗め回すように見つめる日々が続きます。
宿泊地は3エリアに候補が絞られ
予算を考慮して決定。
そこにチェックイン時間に間に合るルートを地図を見て決定。 ※私はネットの距離計算・時間計算は使いません。
出発日は5月4日となりました。
・・・・
当初は5月3日発でしたが
天気予報は良くありませんでした。
4日も芳しくはありませんでしたが
関東地方よりも福島県のほうが「天気は回復基調」であることに安心し
予定は決行されました。
・・・・・・
5月4日朝。
ザーザーと雨の音で目が覚めました。
朝4時。
まだまだ出発時間ではないのに
落ち着いていられず、少しづつ用意を始める。
7時を過ぎても雨はやみませんでした。
「北へ行けば天気は良くなる」
天気予報を信じて
自宅を出発。
気温は8℃。 パラパラと雨が残っています。


午前8時。 栃木県那須町・国道294号線から福島県白河市入り。
気温は8℃。
雨はやんでいましたが道は濡れたまま、空もどんよりしていました。

遠くの空が青く見えます。

気温は7.7℃。
良くなることが期待されます。
そこから国道294号線を北上


ノーマークだった「道の駅 天栄」を見つけ立ち寄る。
8時52分。 走行距離72キロ。 気温は8℃のまま


トイレを借りてスタンプを押印。
せっかくなので中を見ようと思ったら。。。
「9時開店だからまだ入れない」ことに気づき
あきらめて先へ進むことに。
その後
勢至堂峠を越え


晴れていれば目の前に「磐梯山」という絶好ポジションを曇り空のまま通過。。。

やってきたのが・・・
「日本一」という地名が存在する、郡山市湖南町舟津字日本一
個人的には何度も訪れている場所です。

船津川の桜並木はもう終わり。




駐車場には誰もいなかった。
大型連休、晴れていれば、多くの人がいたはずですが
さすがに前日から大荒れの天気だと・・・こうなりますよね。
9時43分到着。
102キロ。 気温は6℃。
下がっただけでなく、冷たい風が吹いていて
メチャ寒い!

ブルブル震える。
それでも

桜を見かければ・・・撮るわけです。

風に揺らされ、体を震わせているため、ピント合いませんけど・・・









あまりの寒さに「品種の特定」には至りませんでした。



湖南町のマンホール

「最初の立ち寄り場所 舟津公園」
ここのポイントは「湖」。
福島県=猪苗代湖。
まずはここに触れなくてはなりません。
当初は晴れていることを想定していましたが・・・それは仕方がありません。

近くには「日本一山」がありますが
私は過去に2度ほど「登山経験」がありますので、今回はパスします。



いくつものテントが張られ
多くの人がいたと思われますが・・・・
あまりにも寒いからでしょう、ほとんど姿を外に出しませんでした(笑


ドンよりとした雲が
波の音をいっそう「重々しく」感じさせます。
それにしても寒い
風が強い。。。



対岸は北側・猪苗代町。
磐梯山が晴れれば見えますが、今日は上半分が雲に隠れてます。
「これからゆく向こうは晴れているのにね・・・」
そう、晴れているのです。



トンビらしき大きな鳥が水面に向かって急降下。
なにか獲物をしとめたのでしょうか。あまりにも早くてよくわからなかった。

散った桜は波に打たれて・・・



湖ではありますが立派な「砂浜」。
夏には多くの「湖水浴」のお客さんでにぎわいます。
そのため、何件か宿泊施設があり、新しい建物もありました。



松林のなかに
これから開花する桜を見つけました。





品種の特定は後ほど。

これからテントを張る人
そして風で煽られたテントを修復する人
撤収する人
少しづつ、動きが見えてきました。
・・・・・
砂浜で水浴びはできませんが
私がここに立ち寄ったのにはわけがあります。
それが
「福島のご当地ものを食べる」


「太田屋さんでアカハラの天ぷら」


こちらはパス


猪苗代湖の南岸
郡山市湖南町の名物「アカハラ」が通年食べられるのが太田屋さん。




注文してから揚げてくれますのでちょっとだけ待ちます。
その間、お店の方といろいろお話。
アカハラとは「はや」という魚のこと。
私は以前にもここで天ぷらをおみやげで買ったことがありますが
それは「震災前」のこと。
アカハラは震災後、原発の関係で「漁を自粛」
実は漁を再開したのは昨年からだったとのこと。
それを知らず、ここを目指していましたから、話を聞いてびっくり。
お昼前なので、ここでは食べず、クルマの中は天ぷらの香りが充満(笑


また少しづつ青空が見えてきた。
晴れることをただ祈るのみ。


途中、日本一の仏像の案内を見て
またまた急きょ、歩くことに。
※日本一の仏像はなにが「日本一」かというと、「日本一という場所にある仏像」という意味で納得してください。




道路際から約100メートル。
民家の脇を抜けて観音堂へ。

数年に一度、この時期にクマの出没情報がでます。
私が過去に日本一山遊歩道を歩いた時もクマ鈴携行でした。






これが

日本一観音堂です。








あっ、晴れた!


と思ったら、また曇った。


風は強く
相変わらず、雲の流れは速い




また桜を、見つけた。
ソメイヨシノはすでに終わってしまっているけれど
品種名がわからないながらも
いくつかの桜にめぐり逢えると
桜好きとしては嬉しい


つかの間の青空。
湿度が高く蒸し暑い


また曇った。はやいなぁ



こちらがソメイヨシノ。
とっくに青葉。
・・・・ちょっと晴れたところで
次なる目的地へ移動です。
猪苗代湖を時計回りで北へ。





センターラインの変わりなのだろうか、石がずっと敷かれている。
・・・・・・
福島の縁起地名「福良」(ふくら)







ここからはトンネルをいくつもくぐります。

所々に咲く桜。
・・・・
ずーっと同じような風景を走る中
助手席から見つけたのが・・・



風力発電。


近いけど遠い。。。


進む先は青空で
進んできた後ろは黒い雲。。。
その境目にいるようだ。

ここで国道294号線とはお別れ。
東山温泉を経由して会津若松へ向かいます。
・・・・・
晴れたのはいいのですが
クネクネと上り坂が続きます。
この先ずっと林の中を走るので真っ暗。
ちょっと青空が見えるとほっとします。
そんな青空が見えるカーブを曲がったとき
「あっ」

先ほどの風力発電が大きくなってきました。
どうやら向かっているようです。

林のてっぺんにちょこっと。

ここは「せあぶり高原」です。

眼下への眺望はほとんどありません。


そして・・・
11時30分。。。

真下に来ちゃった。。。


ちょうど止まっていた車との大きさの比較





四阿はありますが
さすがに風力発電の成り立つところ。
風が強く、プロペラの音も大きく
休むには車の中がちょうどいい。



この後
レストハウスでトイレ休憩。






お昼に間に合わなくなります、先を急ぎます。
会津若松はもう少し。


12時をちょっと過ぎてランチ先到着。
よくわからないので第2駐車場に車を止める。
そこから・・・歩く。
ランチは「桐屋 夢見亭」



お目当ては「水そば」

「こづゆ」


そういえば「会津山塩」なるものも名物らしいですね。


「会津若松名物 水そば」をいただく




水そばはその名の通り、水で食べるそば。
飯豊連峰の霊水を使用し、本来の「そばの味」だけを味わうため
つゆや薬味を一切使わないで食べる。
残念ながら、この日は寒かったため、水は正直、堪えました。。。


続いては会津料理 こづゆ


とにかく具たくさんの汁物です。
もちろん温かくておいしかった。


こうして13時13分。
139キロ地点 気温10℃から 午後の目的地へ移動します。

そういえば
会津地方は「信号がタテ型」なんですよね。
雪国に多く設置されている「タテ型信号機」
雪の重さによる損傷を抑えるのが目的と言われてます。
そして
会津若松市を抜けて磐梯町へ・・・
すると

山のほうに何かが見えます。
信号待ちのタイミングでズームで寄ると・・・

大きな観音様でしょうか。
ちょっと余裕が出てきて
周囲も気になるクルマの旅。
次は「山」をテーマに目的地を目指します。
ということで続く。
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