いっそ消えてしまえばいいのに。。。
一つのお店が閉じるということは
いままで「当たり前」だった文化が
少なからず、変わってゆくことを意味する。
5月15日に閉店・・・とはずっと決まっていて、変えることはできない事実。
私たちは、早かれ遅かれ、その日を迎えなくてはならない。
「勝負はゴールデンウィーク前まで」
そう決めていました。
まだ商品が充実しているうちに
お店の記録を残してゆきたい。
連休が終われば、きっと欠品が起き
さらに多くのお客さんが群がることだろう。
それはわかっていた。
だが、いざ連休を終えると
見る見るうちに品切れが目立ちはじめ
自分の冷静さは失われてしまいました。
後手後手の動きに、日に日に憂鬱な気持ちが増してきます。
他のお客さんの動きが恨めしく思います。
最後の1週間はとても苦痛でした。
「けっこう、閉店した後のほうが気持ちが楽になるのかな」
そう感じていました。
閉店までのカウントダウンはつらく哀しいものです。
店を出る時、ウルウルしそうになったこともありました。
「平和だな」
そう思います。
けれど、愛月堂の思い出は他とは比べ物になりません。
「自分では買って食べないけど、いただきものでは馴染みの店」
もう復活することはないかもしれませんが
せめて記録に残して永遠に語り継ぎたい。
そう思い、1か月間、愛月堂に通いました。
買いました。
そして
食べまくりました。
お店の方の優しいおもてなしを十分に感じました。
「もったいない」
いまでも思います。
そのなかで最も接客がよかったのは「黒羽店」。
5月9日。
撮影許可をいただいて店内をじっくり。
















「御養卵シュークリームをいただく」




「続いては『芭蕉の里 梅』」





小梅は種入り。
「5月12日 西那須野店」>
許可を得て撮影しています。



楽寿宮(ラスク)のディスプレイ


ゴールデンウィーク前までは「端午の節句」の飾りつけでしたが
最終週はやはり「母の日」





地元出身の「平山あや」さんのサイン

そして近くの小学校の「まちたんけん」の感想








「同日、大田原店」


すでに特別価格80円に値下げしてました。



「勝負の最後の日曜日 5月13日 大田原店」

朝8時50分。
私は一人、大田原本店前にいました。
開店は9時30分。まだロープが張っていて駐車場にも入れない状態でした。











午前9時。
店員さんがロープを外す。
ここで駐車場に一番乗りで入場。




9時10分ころ、2台目のクルマが入ってきたので、先頭として並んで待つことに。

あとは続々とクルマが入ってきます。


9時30分の開店前には10人ほどが行列を。
※店内はお客さんがいなくなったことを確かめてから許可を得て撮影。




私の戦利品。
※白い包みは「五峰餅」(この時は一人2個まで)











10時を前に「本日販売分終了」









「ケーキは入荷しないのですか?」
そう尋ねると
「すいません、まだ用意ができていないだけなんです」
愛月堂の各店の店員さんは女性2名で1組。
この日も大田原店では
2人の女性店員が休む暇もなく作業を続け
電話もずーっと鳴りっぱなしのなか、しばらくすると奥から声をかけてくれました。
「お待たせしました、ケーキをご希望の場合はお声をかけてください」
待っていただけあって
私の前にこれから陳列するケーキが現れました。
せっかくなのでどれにしようか迷っていると・・・
「あっ、これください」

ここから一つ選ばせていただきました。









帰るころには再び駐車場が満車に。
「5月13日 黒羽店」
黒羽店へすぐ移動したのには理由があります。
それは・・・

「いちごみるくぼうる」450円。
これを前日の夜に電話で「取り置き」をお願いしていたからでした。
西那須野店・大田原店で売り切れ・・・
ならば黒羽店・・・・と電話で問い合わせしてみると・・・
「在庫ございます」との返事。
日曜日の午前中に引き取りに行くことを告げていたのです。













ここも車が満車に近い状態。
・・・・で
大田原店で買ったケーキとは・・・・
「パンダちゃん」(240円)
連休明けの5月8日。
大田原店へ行くと、ショウケースに並んでいたのが「パンダちゃん」
しかし、その時はお目当てのものが売り切れであることにガックリして
なにも買わずに帰ってしまい、
その翌日にまた黒羽店へ行ったときは「すでに製造終了で在庫はございません」と言われてしまった品。
「あったときに買わないと二度とめぐり逢わない」
その法則にがっつり当てはまり、意気消沈。
やる気を失っていたころ
幸運にも「再会」してしまったパンダちゃん。
いいおっさんがパンダちゃん・・・というのは問題多々ありかもしれませんが
買っちゃいました。




ホワイトチョコでコーティングされ
その下にクリーム、さらにスポンジ。
「5月14日 ヨークベニマル那須塩原店」
ここの店内に愛月堂があります。
閉店を前日に、ほとんど商品はありませんでしたが

パンダちゃん・・・ありました(笑




撮影は特別に許可を得てから行っています。

愛月堂の包み紙の一つに「奥の細道行程図」があります。
店員さんに相談したら、特別いただいちゃいました。


せっかくなので「那い須キャンディー」の在庫3種も買う。

こんな具合で最終日を迎えます。
仕事を早く切り上げ
まずは黒羽店へ向かうと・・・


18時30分。すでに閉店しておりました。
さらに
19時。
大田原店へ行くと・・・



こちらも閉店しておりました。
・・・・
こうして私の愛月堂との闘いは幕を下ろしました。




要冷蔵品は青いラベル

常温品は緑のラベル

そして消費期限が異なるものは「品名ごとに」日付を押印。

ケーキの袋

6月30日まで那須塩原市内で開催中の「いちごとみるくフェア」の参加商品。
愛月堂「いちごみるくぼうる」
西那須野店・黒磯駅前店で買うと「スタンプラリー」に参加できたのですが
これを買ったのは大田原市の黒羽店。
ラリーのエントリーはならず。

これね。

最終日まで展開した愛月堂のお店は全部で6つ。
黒磯駅前店
西那須野店
矢板店
大田原本店
黒羽店
そして
ヨークベニマル那須塩原店
すべてのお店を訪問したことをレシートで。

那須野ポテト。
スイートポテトに似た味です。
こうして1か月に及ぶ愛月堂めぐりは終了となりました。
いままでほんとうにありがとう。
また逢える日まで。。。
一つのお店が閉じるということは
いままで「当たり前」だった文化が
少なからず、変わってゆくことを意味する。
5月15日に閉店・・・とはずっと決まっていて、変えることはできない事実。
私たちは、早かれ遅かれ、その日を迎えなくてはならない。
「勝負はゴールデンウィーク前まで」
そう決めていました。
まだ商品が充実しているうちに
お店の記録を残してゆきたい。
連休が終われば、きっと欠品が起き
さらに多くのお客さんが群がることだろう。
それはわかっていた。
だが、いざ連休を終えると
見る見るうちに品切れが目立ちはじめ
自分の冷静さは失われてしまいました。
後手後手の動きに、日に日に憂鬱な気持ちが増してきます。
他のお客さんの動きが恨めしく思います。
最後の1週間はとても苦痛でした。
「けっこう、閉店した後のほうが気持ちが楽になるのかな」
そう感じていました。
閉店までのカウントダウンはつらく哀しいものです。
店を出る時、ウルウルしそうになったこともありました。
「平和だな」
そう思います。
けれど、愛月堂の思い出は他とは比べ物になりません。
「自分では買って食べないけど、いただきものでは馴染みの店」
もう復活することはないかもしれませんが
せめて記録に残して永遠に語り継ぎたい。
そう思い、1か月間、愛月堂に通いました。
買いました。
そして
食べまくりました。
お店の方の優しいおもてなしを十分に感じました。
「もったいない」
いまでも思います。
そのなかで最も接客がよかったのは「黒羽店」。
5月9日。
撮影許可をいただいて店内をじっくり。
















「御養卵シュークリームをいただく」




「続いては『芭蕉の里 梅』」





小梅は種入り。
「5月12日 西那須野店」>
許可を得て撮影しています。



楽寿宮(ラスク)のディスプレイ


ゴールデンウィーク前までは「端午の節句」の飾りつけでしたが
最終週はやはり「母の日」





地元出身の「平山あや」さんのサイン

そして近くの小学校の「まちたんけん」の感想








「同日、大田原店」


すでに特別価格80円に値下げしてました。



「勝負の最後の日曜日 5月13日 大田原店」

朝8時50分。
私は一人、大田原本店前にいました。
開店は9時30分。まだロープが張っていて駐車場にも入れない状態でした。











午前9時。
店員さんがロープを外す。
ここで駐車場に一番乗りで入場。




9時10分ころ、2台目のクルマが入ってきたので、先頭として並んで待つことに。

あとは続々とクルマが入ってきます。


9時30分の開店前には10人ほどが行列を。
※店内はお客さんがいなくなったことを確かめてから許可を得て撮影。




私の戦利品。
※白い包みは「五峰餅」(この時は一人2個まで)











10時を前に「本日販売分終了」









「ケーキは入荷しないのですか?」
そう尋ねると
「すいません、まだ用意ができていないだけなんです」
愛月堂の各店の店員さんは女性2名で1組。
この日も大田原店では
2人の女性店員が休む暇もなく作業を続け
電話もずーっと鳴りっぱなしのなか、しばらくすると奥から声をかけてくれました。
「お待たせしました、ケーキをご希望の場合はお声をかけてください」
待っていただけあって
私の前にこれから陳列するケーキが現れました。
せっかくなのでどれにしようか迷っていると・・・
「あっ、これください」

ここから一つ選ばせていただきました。









帰るころには再び駐車場が満車に。
「5月13日 黒羽店」
黒羽店へすぐ移動したのには理由があります。
それは・・・

「いちごみるくぼうる」450円。
これを前日の夜に電話で「取り置き」をお願いしていたからでした。
西那須野店・大田原店で売り切れ・・・
ならば黒羽店・・・・と電話で問い合わせしてみると・・・
「在庫ございます」との返事。
日曜日の午前中に引き取りに行くことを告げていたのです。













ここも車が満車に近い状態。
・・・・で
大田原店で買ったケーキとは・・・・
「パンダちゃん」(240円)
連休明けの5月8日。
大田原店へ行くと、ショウケースに並んでいたのが「パンダちゃん」
しかし、その時はお目当てのものが売り切れであることにガックリして
なにも買わずに帰ってしまい、
その翌日にまた黒羽店へ行ったときは「すでに製造終了で在庫はございません」と言われてしまった品。
「あったときに買わないと二度とめぐり逢わない」
その法則にがっつり当てはまり、意気消沈。
やる気を失っていたころ
幸運にも「再会」してしまったパンダちゃん。
いいおっさんがパンダちゃん・・・というのは問題多々ありかもしれませんが
買っちゃいました。




ホワイトチョコでコーティングされ
その下にクリーム、さらにスポンジ。
「5月14日 ヨークベニマル那須塩原店」
ここの店内に愛月堂があります。
閉店を前日に、ほとんど商品はありませんでしたが

パンダちゃん・・・ありました(笑




撮影は特別に許可を得てから行っています。

愛月堂の包み紙の一つに「奥の細道行程図」があります。
店員さんに相談したら、特別いただいちゃいました。


せっかくなので「那い須キャンディー」の在庫3種も買う。

こんな具合で最終日を迎えます。
仕事を早く切り上げ
まずは黒羽店へ向かうと・・・


18時30分。すでに閉店しておりました。
さらに
19時。
大田原店へ行くと・・・



こちらも閉店しておりました。
・・・・
こうして私の愛月堂との闘いは幕を下ろしました。




要冷蔵品は青いラベル

常温品は緑のラベル

そして消費期限が異なるものは「品名ごとに」日付を押印。

ケーキの袋

6月30日まで那須塩原市内で開催中の「いちごとみるくフェア」の参加商品。
愛月堂「いちごみるくぼうる」
西那須野店・黒磯駅前店で買うと「スタンプラリー」に参加できたのですが
これを買ったのは大田原市の黒羽店。
ラリーのエントリーはならず。

これね。

最終日まで展開した愛月堂のお店は全部で6つ。
黒磯駅前店
西那須野店
矢板店
大田原本店
黒羽店
そして
ヨークベニマル那須塩原店
すべてのお店を訪問したことをレシートで。

那須野ポテト。
スイートポテトに似た味です。
こうして1か月に及ぶ愛月堂めぐりは終了となりました。
いままでほんとうにありがとう。
また逢える日まで。。。
しばらくぶりに地元の那須塩原で過ごしており、ふらっと黒磯の街中を走っていた時に愛月堂が閉店していることに気づきました。
張り紙を見ると全店舗閉店と書いてあり、まさかと思いネットで調べこちらのブログに辿り着きました。
子供の頃から当たり前にあったお店がなくなり、思い出が1つ消えたような気がして酷くショックと悲しみ受けました。
閉店前に愛月堂を巡り記録を残して頂いてありがとうございます。
悲しくて泣いてしまいましたがたまにこちらのブログに来て昔の思い出を思い出させて貰います。
実は私も、今年の4月に入ってから全店閉店を知ったものですから、限られた時間で取材をさせていただきました。 当たり前のようにお土産で食べていたので、ショックはやはり大きかったです。 老舗である以上、記録に残しておくべきと考え、没頭いたしました。 少しでも参考にしていただけたのならうれしい限りです。