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栃木発「ちゃりあん」ブログ2

日常の「あたりまえ」を、より深く。

工事による伐採前の、さくら市喜連川「早乙女の桜並木」桜開花・定点観察 3月20日③

2022-03-24 00:29:37 | 桜の開花情報

先日、さくら市役所に「早乙女の桜並木の道路拡張工事」について聞いてみた。

 

すると・・・

 

「あの工事は(栃木)県の管轄でして・・・」と。

 

そうだ、早乙女の桜並木は「県道」だったっけか。

 

でも、応対してくれた担当の方はすごく丁寧で

「いちおう、県から伝達されている予定としては・・・」ということで

ざっくり教えてくれました。

 

「見納めといいながら見納めにならない」などとSNSでもつぶやかれている道路拡張工事に伴う桜の樹の伐採工事。

すでに測量・用地買収は進んでいて、現在、西側の「早乙女川」に関する工事が進行中。

 

新しい「拡張後の新道」が開通するのは令和7年度末の見込み。

つまり4年後。

 

まずは、令和4年度、今年の4月以降の予定として

早乙女の桜並木の桜が散った後、今年の6月ころに「西側の桜の樹を伐採」

今年の秋ごろに「西側の盛り土を造成」

 

さらに、令和6年ころ、今度は東側の桜の樹を伐採。

のち、東側を盛り土造成

令和7年3月末の工事完成を見込んでいる、とのことだった。

 

もちろん、これは市が把握している情報の一部であって

県のほうではもっと具体的にスケジュールが決まっているかもしれないので

それについては再調査することにします。

 

では、早乙女の桜並木の観察記録の③です。

 

こう見ると、けっこう坂が下っていることがわかります。

 

お!

最後に見かけた1本に、黄緑からピンクに変わろうとしている蕾を発見。

 

これは今週末にも「開花宣言」は出るかな?

 

昨日、今日と雪が降るほど寒いですけど・・・

 

正式には「県道114号・佐久山喜連川線」

 

温泉浴場はお丸山の南側に位置する「市営もとゆ第1浴場」(営業中)

福祉センターはお丸山公園のてっぺんにあった、喜連川城温泉(東日本大震災で被災・撤去済み)

露天風呂は・・・旧喜連川高校近くの市営浴場(営業中)

 

国道293号線を南へ

この先に「弥五郎坂」があります。

 

この日は3連休の中日。

氏家方面から道の駅きつれがわ方面がにわかに渋滞しておりました。

 

およそ2時間、歩き続けまして

 

1回目の観察を終了。

 

桜並木を東側から眺めます

 

民家の隙間から

 

 

今年の桜はどんな姿を見せてくれるのでしょうか。

 

次は桜の花が開花してからの観察となります。

 

隔週になりますが、続く。

 

 

 

 


工事による伐採前の、さくら市喜連川「早乙女の桜並木」桜開花・定点観察 3月20日②

2022-03-23 06:16:44 | 桜の開花情報

栃木県さくら市喜連川地区にある、早乙女の桜並木(そうとめのさくらなみき)を

国道293号線「早乙女交差点」から分岐し、北へ「連城橋」方面へ歩いています。

続きです。

折れた枝も多く見受けられます

左の白い部分まで盛り土が追加されて道路が拡張されます。

北端に残る最後の1本です。

振り返ります

信号の右側(東) 奥に国道293号線が並走しています。

栃木県の荒川です。

連城橋は自動車専用なので、歩行者は脇にある、側道橋へ

西・お丸山方面

東・道の駅方面

橋を渡り切り、喜連川市街地南端で折り返し

再び、連城橋を渡って、並木道へ

「道標」(みちしるべ)

ここが「喜連川人車鉄道」の「荒川」停留場があった、と思われる場所。

盛り土をされているので、その面影は一切なし。

喜連川と葛城の間にある橋だから「連城橋」

再び、南へ歩いています

東面は菜の花で黄色く色づいていました

すでに伐採された桜の樹も多くあります。

手前に見える樹は震災前に行っていた「定点観察」の定点木。

すっかり変わってしまいました。

常に新しい枝が伸び続けています。

ごみを捨てないで、の看板

ようやくゴールが見えてきました

けど・・・

また容量がここでいっぱいになってしまいましたので

残りはまた明日に続きます。


工事による伐採前の、さくら市喜連川「早乙女の桜並木」桜開花・定点観察 3月20日①

2022-03-22 01:11:30 | 桜の開花情報

栃木県さくら市喜連川にある、早乙女の桜並木。

道路拡張工事がいよいよ本格的に始まるにあたり、桜の並木がシーズン終了後に伐採されるということで

久しぶりに歩いてきました。

荒川より連城橋とお丸山(スカイタワー)

東側からと

西側より

ここを上がって右折。

空き地にクルマを停めさせていただいて、いよいよ並木を歩きます。

そうそう、スタートは・・・国道293号線。南側「早乙女交差点」より

※奥の小屋はバス停とは関係がありません

信号の手前を右に上がると、御嶽山神社へ

桜の木、1本目。

左が道路拡張の部分です。

伐採されるソメイヨシノの樹から、新たな枝がまっすぐ上に伸びています。

西に日光連山。 男体山は雲に覆われていて良く見えませんでした

お丸山公園とスカイタワー

こちらも桜です

すでに伐採されている樹もあります。

思えば、11年前の東日本大震災で、ここの橋梁部分もひびが入りズレが生じました。

補修工事の跡はもう残っておりませんが。

すでに菜の花が咲いていました。

覚えてますか? 水路の陥没による通行止め。 長期にわたって通行止めとなった区間です。

もちろん桜の木も工事に伴い一部が伐採されました。

修復工事の境界の跡

老いた樹ですが、ちゃんと蕾が出ていますよ。

まだ並木は続くのですが、容量の関係で②へ続きます。


栃木県那珂川町「馬頭で一番早く咲くサクラ」満開~散り始め (定点観察・経過報告)

2021-04-01 06:55:00 | 桜の開花情報

新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。

 

ですから、今年は各地で桜祭りの中止が相次いでおります。

 

さくらまつりは中止・・・ではあっても、桜はいつものように咲いて、散ります。

 

私もそうですけど、桜を観ると気分が落ち着く・・・そんなことありますよね?

 

特に今年は、感染拡大防止によって「お花見」の際の「宴会・会食」は自粛が求められています。

 

当ブログも、毎年行っております「桜の開花情報・定点観察」の毎週ごとの公開を今年は「公開中止」といたしました。

 

お花見宴会はダメでも、桜の満開、観たいですよね?

 

今年は例年に比べてソメイヨシノの開花は早いようで

 

ここ栃木県北部でも、もう満開期に入った樹があります。

 

私が今年、公開し始めたのはソメイヨシノではなく・・・エドヒガン系の桜。

 

栃木県那珂川町、旧・馬頭町に咲く桜で「地元で最も早く咲く桜」と呼ばれている名木です。

 

毎年、通り過ぎるたびに気になってはおりましたが

 

毎日「定点観察」するのは今年が初めて。

 

実は地元では「枝を伐られてしまって、いつものような見応えがない」らしく

 

私が立ち寄るときに、写真を撮りに来た人はいままで1組だけ。

 

でも、私は「開花から葉桜」になるまで毎日、追ってみようと今日も続けております。

 

本当は「本日満開宣言」を出したかったのですが

 

毎日観察をして、素朴な疑問がわいてきました。

 

「桜の満開ってなに?」

 

某公共放送で5歳の女の子から聞かれたら、あなたは答えられますか?

 

実は・・・満開・・・・パッと見ては「誰もわからない」のが正解。

 

この「久那瀬の桜」も・・・実は「すでにピークは過ぎたものと思われる」のです。

 

観る人が見れば「まだ満開」

 

でも、実際は「散り始め」

 

では、順を追って画像で観てみましょう。

 

① 開花宣言翌日の【3月23日㈫】

気温が高いこともあって、1日でかなり増えています。

 

② 【3月24日㈬】

 

③【3月25日㈭】

もう、いい感じの反面、これから咲くものもあります。

 

 

④ 【3月26日㈮】

どうだろう、満開、まだかな?

 

⑤ 【3月27日㈯】

 

⑥ 【3月28日㈰】

あー ピークになっちゃったみたい

 

ちなみに、この日は雨と風が強まる中、傘をさしての撮影でした。

 

⑦ 【3月29日㈪】

花に勢いが見られなくなりましたが

世間で言う「満開(期)」のなかです。

 

⑧ 【3月30日㈫】

 

⑩ 【3月31日㈬】

 

わかりますか?

 

「散り始め」の日です。

 

テレビで気象予報士の方さえ「風で桜が散ってしまいました」なんていいますが

 

桜の花が散るのは・・・風が理由ではありません。

 

おわかりかと思いますが、風が吹いても散らない桜はたくさんありますよね?

 

つまりは、風が吹いて桜が舞うのは・・・「ちょうど散るタイミングだったので風に乗っかった」だけ。

 

同じことが言えるのは「雨」

 

テレビやSNSで「雨で桜が散ってしまう」っていいますが

 

それは「散るタイミングだった花弁が雨に乗っかっただけ」なので

♪しーんぱーい、ないさー

 

雨が降ると、花弁はそのまま下に落ちます。

雨が降ると、樹の下に花弁がまとまって「じゅうたん」になってしまうので、人はみな

「雨が降ると桜が散ってしまう」って見えちゃうんですね。

 

でも、風でも同じことがあるけど、風は花弁を遠くへ流してしまうので「吹き溜まり」があると

「風が吹くと桜が散ってしまう」って思っちゃうんですね。

 

毎日、観察してわかるのは

花弁は風雨に関係なく、役割を終えたら、勝手に散ってゆく・・・そういうことです。

 

ですから、開花宣言のときに咲いた花は、もう散っているかもしれません。

 

あと、素朴な疑問「満開っていつ?」

 

気象庁の桜の標本木でいう「満開」とは

8分程度咲いた段階で「満開宣言」を出す、とされています。

 

つまり、8分咲き、9分咲き、10分咲きという表現がなく、すべて「満開」となります。

 

そのため、私は「満開期」という表現を採用しています。

 

8分以上は満開

 

いつが満開日なのか・・・なんて誰もわからないのです。

 

後になって・・・じゃないとわからないのですよ。

 

あと、10分咲きに相当するタイミングを「ピーク」と言っています。

 

3月31日には花弁が散り始めましたので、ピークは3月30日だった・・・後からわかるのですよ。

 

最後に

 

テレビやSNSで「いま〇分咲き」って言っているのは・・・

♪ジャジャン

「みなテキトー」

 

撮って、アップして、私はこう思う。。。。

 

実は誰が決めたわけでもなく、言った方の自由。

 

だから、むやみやたらに「いま何分咲き」なんていうもんじゃない。

 

もし、仮に「10分咲き」を「本日満開」っていってごらん?

次の日に観た人が行ったら「え? もう散ってるじゃん」「どこが満開なの?」ってなることもあります。

 

満開を宣言するのは8分程度咲いたとき。

 

8分咲きなら、花弁に勢いがあり、散るよりも開くほうが多いのです。

 

逆に10分咲くと、あとは「散るだけ」のものが多く、花弁が「密」状態で「キレイに観れない」人が多いようです。

 

今日もこれから観察に行ってきます。

 

葉桜になるまで定点観察、続けます。

エープリールフールですけど、これは本当です。


栃木県那珂川町「馬頭で一番早く咲くサクラ」本日開花宣言! 2021.3.22

2021-03-22 21:59:54 | 桜の開花情報

栃木県の北東部、那須郡那珂川町。

 

清流・那珂川をはさんで、西に「旧・小川町」東に「旧・馬頭町」が合併して成立した町の・・・

 

その那珂川の東岸、馬頭エリアにある、久那瀬地区に

 

古くから「馬頭で最も早く咲くサクラ」として親しまれている樹がある。

 

以前から目にはしておりましたが、なかなかじっくり「定点観察」をする余裕がなく

 

ただただ通り過ぎるだけでしたが・・・

 

縁ありまして、

 

毎日、桜の開花状況を観察できることになりまして・・・

 

いきなりだったのですが

 

今年から始めてみました。

 

その結果、本日、2021年3月22日。

 

開花の基準となる「5輪以上」の開花を確認いたしましたので

 

ご報告させていただきます。

 

なお、一輪以上の開花は

 

昨日、3月21日、雨の中、確認をしておりまして

 

本日を迎えることとなりました。

 

わずかではありますが、経過観察の様子を更新いたします。

 

本日、3月22日の桜

 

・・・・・・・

まずは「3月15日」

 

「3月16日」

 

「3月17日」

先端にピンク

 

「3月18日」

 

「3月19日」

 

「3月20日」

あ、もう少し

 

「3月21日」

あ、開いてる

 

・・・でも、完全に開いてない

 

雨だからね。。。

 

もう少しって感じかな

 

そして、今日、3月22日

 

ここからでもピンクがよく見える

 

完全、とはいえませんが

 

花弁の割合からすれば、もう「開花」とみなしても良いかも。

 

あくまでも非公式ですが。。。

 

 

そして今日の夕方

 

再び、通りかかると

 

 

品種としてはまだ未確認ですが

エドヒガン系と思われます。

 

また明日からも満開に向けて観察を継続します。