栃木発「ちゃりあん」ブログ2

日常の「あたりまえ」を、より深く。

2024年4月、栃木県さくら市「早乙女の桜並木」に再び「桜が咲いた!」

2024-05-24 23:28:04 | 桜の開花情報

2024年4月7日と14日。

私は栃木県さくら市にあります、早乙女の桜並木にちょっとだけ立ち寄りました。

 

道路の拡張と桜の樹の植え替え工事の真っ只中、片側だけではありますが、ソメイヨシノに代わり、新たに「ジンダイアケボノ」が植樹されました。

その若木が、いきなり花をつけたものですから・・・

「これは記録に残すしかない」ってことになりまして・・・

 

まずは2024年4月7日。

喜連川・お丸山公園から桜並木を眺める。

よく見ると、開花してしている。

 

これは近づいて確かめないと・・・

 

・・・と、その前に。

実は、お丸山公園には

早乙女の桜並木から種をとって、再びソメイヨシノを開花させよう・・・というものがあります。

実際に種を取って栽培したというソメイヨシノ。

ひょっとしたら、この後、花を付けたのかもしれませんが

今年は確認することができませんでした。

 

・・・・・・

 

この後、お丸山公園を下山した私は

 

早乙女の桜並木へ。

 

最寄りのセブンイレブンの駐車場から撮影。

 

菜の花はいい感じでした。

 

脇道から上がってみます。

 

県道の看板も、いったん撤去されていましたが

移設のうえ、復活していました。

 

ジンダイアケボノという桜です。

 

 

 

そして・・・

翌週の、2024年4月14日。

 

もう夕暮れでちょっと暗いですけど・・・

 

 

ある意味、今しか見られない光景です。

 

また来年にもなれば、樹の枝も伸び、葉も増え、いまとは変わった風景になることでしょう。

 

私は可能な限り、この桜並木の光景を

定期的に撮り続けって行ければって考えています。

 

新しい並木道は歩道も整備されます。

 

多くの人が集まってくることをいまから楽しみにしています。

 

では、また工事の進捗がありましたら。。。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宇都宮市「黄桜の郷 かみのかわ」の管理する「黄桜」を観てきました! 2024年4月28日。

2024-05-01 15:31:03 | 桜の開花情報

宇都宮市宮山田町、旧・上河内町にある、上河内緑水公園。

 

ここに隣接する西鬼怒川沿いに、住民組織「黄桜の郷 かみかわち」による「黄桜」が植えられているとの地元紙の情報を目にしてしまった私は、当初、2024年4月21日に立ち寄る予定でしたが時間切れで断念。

 

その翌週、ふらっと立ち寄ることになりました。

 

上河内緑水公園は初めての訪問ではありません。

 

前回も、ここを目的にしたのではなく・・・ちょっと寄り道的な感じ。

 

今回も、黄桜はメインに立ち寄るのですが

 

緑水公園自体には散策する時間の余裕はなく、またもや「立ち寄り程度」となってしまいました。

 

黄桜に関しては、前回訪問時は開花の時期ではありませんでしたので、その場所も定かではありません。

 

・・・なので、今回は場所を特定して、開花の状況(とりあえず黄桜の品種の特定)は確かめたい・・・

 

そんなフラッと感で、寄ってみました。

 

・・・・・・

 

県道から緑水公園へ土手沿いの道を進みます。

 

すると・・・

 

おぉおお・・・これかぁ・・・

 

もうパッと見て桜とわかりました。

 

この奥に緑水公園があります。

 

左の奥に西鬼怒川。

 

脇にクルマを停めさせていただいて観察。

 

 

 

黄桜とか緑の桜として有名なのは「ウコン」と「御衣黄」

さて、どっちだろうか。

 

もう開花のピークは過ぎているのは明らかで、花に赤みを帯び始めているのが、その印。

 

 

 

 

 

黄色というよりは、やや緑に近い

 

土手下にもたくさん植えられていた。

 

150本というから管理も大変なことでしょう。

 

かなり開花がすすむと、こんな感じになる。

 

 

 

いまのところ「ウコン」(鬱金桜)だと思われます。

 

ただ、やはり、桜は冬芽から開花して散った後まで観察しなければ、その桜については理解することはできません。

 

場所もわかりましたので、来年、訪れる余裕がありましたら、定点観察してみようと考えております。

 

あと、上河内緑水公園ももっと時間を使って散策も・・・ね。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初めての「天平の花まつり」で珍しい品種の桜をちょっとだけ。 2024年4月21日

2024-04-30 12:14:53 | 桜の開花情報

栃木県下野市。

旧・国分寺町にある、天平の丘公園。

ここでは現在「天平の花まつり」が開催されています。

 

天平の丘公園はだいぶ前に訪れたことがありますが、桜の咲く季節に訪れるのは初めて。

 

もともと地元で「桜の定点観察」を行っていたこともありますが、それ以上に・・・「天平の丘花まつり」はテレビでも紹介される有名なイベントで、毎年多くの人が訪れるため・・・そこまでして行くことは無いのかな・・・って思ってました。

 

けれど、なかなか地元では観られない桜が植樹されていることはもちろん承知していたので、「機会があれば」訪れてみたい・・・ってずっと思っていました。

 

そこに!

上三川町と、ここ下野市「天平の丘公園」に「カラーマンホール」が新たに設置された!

そりゃ・・・行かないわけないでしょw

 

・・・ということで

当初はお昼を買って、ここで食べよう・・・とも考えていたのですが

やはり混雑するイベントです。

先にお昼を別の場所でいただき、ここはマンホールの撮影だけにして、その合間に「桜」をチェックする・・・そういう流れになりまして、結果、ほんのちょっとの時間ではありましたが

ポイントを押さえて、桜の撮影をしてきました。

 

時はすでにゴールデンウィーク。

栃木県内ではすでに桜は散り、いまさら感は否めませんが

逆にいうと、いままで撮り収めた画像でブログ記事にしていないもの大半が「桜関係」という事情もあり・・・

 

2024年GW特別企画!

 

いまさらですが【桜コレクション】やっちゃいます!

 

ということで、今日は

2024年4月21日の下野市「天平の丘公園」の桜の一部をご紹介。

カラーマンホールの設置場所の目印「淡墨亭」方面を目指します。

 

にしかわみねこさんは4月5日に終わってしまいました。

 

左はシートでお花見。

右はお墓というロケーション。

 

 

ね、いわゆる「ぼたん桜」のグループでも、緑系がお出迎えですからね。

 

なかなかマニアには堪えられませんw

 

当然ながら、淡墨桜(うすずみざくら)は花が散り果実と青葉になっていました。

 

そばではミニ新幹線。

 

もう1か月経ってますからね。

 

煮いか、ありました。

もう一か所出ていたようですが、相場は800円のようです。

 

 

 

カラーマンホールを撮影した後、イベント本部(淡墨亭)でいただいた「桜マップ」で品種の確認。

 

そこでピックアップして画像採取。

 

まずは「普賢象」(フゲンゾウ)

 

 

【楊貴妃】

 

【鬱金】(ウコン)

すでに開花から時間が経過しているため、花が紅くなってきていました。

 

今気づきましたが、紅くなっている花は撮っていなかった模様。。。

 

【須磨浦普賢象】

 

 

【御衣黄】

花はついていませんでした。

 

そして・・・

実はこの樹、二つの異なる品種がくっついていまして・・・

 

片方は普賢象なんですが

 

もう一つが・・・

 

【大島桜】だったんです。

 

すでに花は散ってこちらも果実が増えていました。

大島桜、いわゆる「桜餅の葉」に使われるものです。

葉自体に香りはありませんが

加工すると・・・あの桜をイメージする香りが生まれてくるのです。

 

風土記の丘資料館の脇の道沿いには・・・

 

【一葉】

栃木県さくら市の喜連川の荒川沿いの桜並木と同じ品種です。

 

別の一葉です。

 

他にもいくつか珍しい品種(地元では観られないもの)がありましたが

この日はマンホール採取がメインでしたので

桜はこの辺で。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

栃木県鹿沼市「鹿沼錦鯉公園」にて「ちょっとだけのお花見🌸」 2024年4月14日。

2024-04-20 21:43:41 | 桜の開花情報

当初は桜を愛でながらお花見、って予定でしたが・・・

「ダム」「ダムカード」「ダムカレー」を満喫することになった私たちは

その帰り道・・・

国道293号線沿いにある、鹿沼錦鯉公園にて桜を愛でてきました。

午後の夕暮れ間近。

駐車場にはけっこうクルマが停まっていました。

 

ここは知る人ぞ知る桜の名所のようで

私たちも、前回の立ち寄り時に「次は桜のころに」なーんて言ってたんです。

けれど、あれよ、あれよと桜は咲き、そして、満開期を迎えてしまいました。

早いものでね。

ここの桜はソメイヨシノ。

満開期になり、すでに散り始めていました。

けれど、まだまだ桜はいい感じです。

 

花筏も少しですが

 

現在、バーベキュー・ボート、釣り堀はお休み中。

・・・なので、お花見には混雑せずに最適な場所。

ただし、ベンチが少ないのが難点です。シートのご用意をおススメします。

 

顔が・・・

 

ハンターは一羽のみ。

 

桜と愛車を記念撮影していたので

撮っている人を撮ってみました。

 

いい写真撮れましたか?

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

下野新聞が報じた「氏家・ピンクのソメイヨシノ」の謎に迫る! 4月2日。

2023-04-13 03:17:13 | 桜の開花情報

専門家ではありませんが

いままで「桜の定点観察」を長く続けていたこともあり、桜については「ちょっと」こだわりがあります。

 

キレイな写真は撮れませんが

多くの桜の花を、これでもか!ってくらい眺めて来たので

そう簡単には驚くこともありません。

 

しかし・・・

「あ! まじか・・・」

そんな衝撃的なニュースが舞い込んできました。

 

2023年3月30日付の下野新聞。

「ソメイヨシノ 枝先がピンクに」(3月30日 下野新聞掲載)

 

桜を観察していた者としては

こういう写真はやはり撮りたい・・・ですよね。

 

でもね、

すぐに冷静になると・・・

「え? ピンクって珍しいこと?」ってなるんです。

 

言い訳になりますけど、いままで多くのソメイヨシノを観てきましたけど

白とピンクのソメイヨシノの花びらって・・・普通じゃない?って思ってました。

 

だから、そういう機会に触れていても、それを珍しいと思って写真に撮ったことがなかったのです。

 

「そもそも、ソメイヨシノってピンクじゃね?」って。

 

・・・・・

 

皆さんが満開の時に愛でるソメイヨシノは「ほぼ白」ですよね?

 

そう、桜を絵で描くときはみな「ピンク色」で桜の花びらは表現するのに

実際、目にするソメイヨシノの花びらは「白」。

 

これはいったいどういうことなのか・・・

 

簡単に説明できるのです。

 

【ソメイヨシノが開花するまではピンクが濃い】

3月26日、大田原市で撮影したソメイヨシノ。

開花した花びらは白いですが

つぼみはピンクであることがわかります。

 

もともと、ソメイヨシノは淡いピンク色なのです。

 

しかし、開花するとともに

太陽の光を浴びるほど、紅い色素が分解され、だんだん白くなってゆくのです。

 

逆にいうと、曇りの日や雨が降った日にソメイヨシノを眺めると、花びらがピンクっぽく見えることもあります。

青空の、晴れた太陽の陽ざしを多く浴びる時は

ソメイヨシノに秘められた「淡いピンク色」が色とびを起こし、白く見えてしまいます。

 

花びらが全開しなる前、花びらに「しわ」があるときは

淡いピンクがよくわかります。

 

・・・なので

ソメイヨシノがピンクに見えることは・・・決して珍しいことではないのですが・・・

 

問題は「白と、ピンクが混在している」ということ。

 

私が特に興味を持っているのは

ピンクのソメイヨシノ・・・ではなく「なぜ、ピンクのままなのか」ってこと。

 

そりゃ、新聞で知ってしまった以上は

「この目で確かめて、その謎を解き明かしたい」って思うわけですよ。

 

・・・ということで

2023年4月2日。

 

栃木県さくら市

ゆうゆうパークのすぐ近く「氏家水再生センター」近くの

「枝先がピンクのソメイヨシノの樹」を実際に観てきました。

 

どの木であるかは、事前にグーグルマップ・ストリートビューで特定済み。

 

彼女も「私の桜バカ」は十分知っているので

一緒についてきてくれました。

 

ゆうゆうパークから南下したとき

その木をクルマから観てはいたのですが・・・

「あれ? 色の違いが無い!」

 

いったん通り過ぎまして

今度は北へ戻るように木を眺めていると・・・

 

助手席に座る彼女が

「あ、あれじゃない?」って。

 

なるほど、時期は過ぎていましたが

南側から見ると、明らかに「一部だけ色が異なる枝」がありました。

 

安全な場所にクルマを停めまして

いざ、木の元へ。。。

 

わかりますか?

 

ほら

 

ちょっと濃い部分ありますよね?

 

左上の先端・・・

ここ!

 

この角度だと、もっとわかりやすいかな

ここね!

 

あ・・・ピンクだ

 

でも、白も混在している。

 

これが通常の「白」

 

ソメイヨシノであることは確認。

 

左上、緑の樹の手前に

 

わかりますよね?

濃く紅い部分。

 

あ・・・なるほどね。

 

下から見上げると、逆光でわからない

 

・・・と、その時

 

一緒にいた、彼女が「落ちた花びら」を拾っていました。

 

これ通常の白。

 

ちょっとピンク

 

そして・・・

「これ、ピンクの花びらじゃない?」って見つけてくれたのがこれ。

 

 

あ・・・なるほど・・・

 

左の通常の白と

 

今回、珍しいと思われる、ピンクの花びら。

 

違い、わかります?

 

【ピンクの花びら】の特徴

① がく(中央の紅い星型)が異常に紅い

② 花びらが全開していない

 

中央のがくは通常、開花時は黄色っぽく見えます。

開花が続くと、がく筒にある果実がだんだん熟してくるので

「もう花びらはお役御免」というタイミングが近づくと

がく、は黄色から濃いピンク色となり

やがて散ってゆくのです。

 

ピンクの枝先あたりをズームで眺めると

 

白い通常の花びらは全開ですが

濃いピンクの花びらはやはり開き方が中途半端。

しかも、その周囲では「花びらが散って、紅いがくだけが残っているもの」が多く見られます。

 

今の時点で考えられる見解

① 生育不良説

ピンクの花の特徴は「全開しない花びら」にあります。

完全に開いていないため、太陽の光によって紅い色素の分解が進まず、そのまま、花びらが散ってしまっているようです。

周りの枝が「全開」の花びらなのに、ピンクのソメイヨシノの枝だけが「花びらが散ったがくが多い」ということは・・・

この枝だけが先に開花したにもかかわらず、なんらかの要因で「花びらが全開にならない異常」が起きた、ということ。

 

ソメイヨシノは病気に弱い品種です。

特定の枝の異常は、病原菌が影響している可能性もあります。

 

しかしながら、定点観察ナシに結論は出せません。

 

あくまでも「今の時点での見解」です。

 

これは、来年、冬芽の段階からの観察が必要になるかと思います。

 

② 枝変わり説。

発見者がさくら市役所に問い合わせをして、県立博物館の方に見解を求めた。

その記事には「枝変わり説」の可能性に言及しています。

 

確かに、落ちていた花を見たところ、「がく片」の形がややソメイヨシノと異なるのが気になりました。

 

そもそもソメイヨシノは自身の「種」から花は育ちません。

「接ぎ木」という方法で、ほかの桜の枝に接ぎ木して育てます。

この時点で、ソメイヨシノには「化ける」可能性を秘めているのです。

ソメイヨシノ同士では交配ができない。

その助けを借りる品種の接ぎ木によっては

いろんな変化が起きる可能性があります。

それが気象条件、生育場所によって「突然変異」があってもおかしくはありません。

 

このことも、来年、観察をしなければ、いまの時点では断言ができません。

 

ただ、はっきり言えることは・・・

【ソメイヨシノがピンクの花を咲かせることは珍しいことではない】

ということです。

 

もともと、紅い色素を持っている以上、ソメイヨシノの花びらは「淡いピンク」であるものと思ってください。

たいていは分解されてしまうので、白の花びらになって見えますが

ピンクの花びらのまま、全開することももちろん稀にですがあります。

 

発見者の撮影日は3月27日。

私が訪問したのは4月2日。

もう1週間のズレがあります。

 

惜しいねぇ、もっと早く、ピンクの状態を観たかったです。

 

この日は風が強く、雨も降りましたので

 

早々、現地を後にしました。

 

ゆうゆうパークの駐車場の向かい、ちょうど白い車が出てくるところを入ってゆくと

その木があります。

 

とにかく来年、定点観察しないと、答えは出ません。

 

長い1年になりますが

 

ちょっとした宿題ができて、

桜との向き合い方が、ちょっと変わってゆく気がします。

 

今年のように「開花が早くなる」ことは良いことではありません。

いずれはソメイヨシノが咲かなくなることを意味します。

 

もっとも、老齢化が進んだソメイヨシノは伐採が進んで、増えることはもうないですから

次世代の主流となる「ジンダイアケボノ」などに引き継ぐことになりますが。

 

ともあれ、ソメイヨシノの珍しく見える現象はこれから多くみられることでしょう。

 

その原因を少しでも早く導かなければ

 

春の桜は見られなくなるかもしれません。

 

このリポートは来年に続きます。

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする