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栃木発「ちゃりあん」ブログ2

日常の「あたりまえ」を、より深く。

栃木県大田原市「非公式・桜の開花状況2025 第4報」2025年4月13日撮影分。

2025-04-16 00:24:10 | 桜の開花情報

2025年4月15日。

早朝、私はとてもショッキングな事実を突きつけられ、一日中、沈んだ気持ちだった。

この「GOOブログ」が今年の秋に消えて無くなってしまうからだ。

 

アメブロや「はてなブログ」などを経て、ようやく「終の棲家になるだろう」とたどり着いたGOOブログ。

いまでは有料会員にもなりまして、好き放題に画像をアップしつつ、日々の記録を積み重ねてきました。

それが・・・やがてこのページを観ることも、編集することもできなくなってしまう・・・・

なんとなくぽっかり穴が開いてしまった。

 

もはや「ブログ」の時代ではないのだろうか。

 

なんとなく寂しい気持ちでいっぱいである。

 

とりあえず、残せるものは残したい。。。 明日からリリースされる引っ越しサービスをうまく活用できれば・・・そう考えています。

 

落ち込んでいても先には進めませんので、時間が許す限り、記事を投稿してまいりたいと思います。

 

さてさて

2025年4月13日は朝から雨でした。

 

晴れていればお花見の人々でごった返していたはずの桜の木の下には・・・もちろん、誰もいませんでした。

「ソメイヨシノA」

満開期。

左は開いたばかりの花

右はまもなく散る花。

 

みな口々に「雨で桜が散らなければいいけれど」っていいます。

けれどご安心ください。

 

「がく」が紅くなって全開となっている花は「風がなくても」ひらひらと花びらが散ってゆきます。

それに対して、「がく」が黄色っぽい花は、「雨が降っても、風が吹いても」人の手や枝同士の干渉がない限り、散ることはありません。

 

では、雨の木の下に花びらがたくさんあるのはなぜか。

 

風が吹けば、花びらは遠くに飛ばされ、吹き溜まりを形成します。つまり、樹の下には花びらはほとんど残りません。

しかし、雨が降ると、自然に散った花びらは水分の重みで土やアスファルトにくっついてしまい、徐々に積み上げられてしまいます。

雨の時はそのまま木の下に蓄積されてゆくのです。

 

満開期(10分咲き相当)の桜は、晴れた無風の時に見上げると、ひらひらと回転しながら舞い降りる花びらを観ることができます。

「がく」が退化することで、花びらを維持できなくなってくるからです。

 

そのタイミングで風が吹けば「桜吹雪」が見られます。

でも、いくら強い風が吹いても、すべての花びらが散ってしまうことは絶対にありません。

 

風や雨はあくまでも「きっかけ」に過ぎません。

 

そうそう、雨の時の桜の良いところ・・・花びらの「いろ」がはっきりわかること。

 

太陽が出る晴れたときは、花びらは「イロトビ」を起こして「真っ白」に見えます。

対して、雨や曇りの時は、花びらそのものの「いろ」がわかります。

 

ソメイヨシノはもともと「うっすらピンク」で、太陽の光を浴びると、真っ白く見えてしまいます。

雨のときは「しわ」ができるため、うっすらピンクがはっきり見えてきます。

 

花見のお客さんを邪魔することなく、じっくり桜に近づける・・・雨の時の良さでもあります。

 

【河津桜】

だいぶ葉が生い茂ってきました。

 

河津桜は開花と同時に葉が伸びるため、満開期は短く見られがちですが

ちゃんと咲いているのです。

 

もちろん散ってしまったものも。

 

 

【ソメイヨシノB】

ふれあいの丘では最も早く満開になった樹。

すでに花は散り始めていて、紅いがくが樹全体をピンクに染めます。

 

 

【梅】

あっという間に散ってしまいました。

 

【十月桜】

開いた花が増えてきました。

 

これから咲く、つぼみと葉も増えてきました。

 

 

 

 

 

 

【カンザン】

遅咲き種のさくら。

あ・・・つぼみから花が。

 

今週中には開花宣言がでそうです。

 

 

 

【エドヒガン】

満開のピークを過ぎて散り際。

 

 

 

【ソメイヨシノC】

いちおう基準木。

緑の部分は「てんぐ巣病」の枝。

 

異常に枝が増殖して葉が伸びるが花はほとんど咲かない。

 

 

【ハナモモ】

先週のうちに開花してました

 

 

雨なので、鳥たちが桜の木にとまって、花の甘い部分をくわえてました。

結果、花ごとポトリと落とされてしまいまいました。

 

今年は休日の雨がとても多いですね。

 

お花見っぽいことはできませんでしたけど、まだまだ桜は咲き続けます。

 

続く

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栃木県大田原市「非公式・桜の開花状況2025 第3報」 2025年4月6日撮影分

2025-04-10 04:50:17 | 桜の開花情報

2025年4月6日、栃木県大田原市「ふれあいの丘」にて桜の定点観察の続報です。

天気は午前が晴れ、午後は雨の予報。

 

河津桜の両端にソメイヨシノがありますが、樹によって開花の進み具合に変化が。

 

 

【河津桜】

葉が多くなると、「もう葉桜だね」なんて声が聞こえますが、実は河津桜は「開花とともに葉が伸びるタイプ」の桜ですので、まだまだ開花期間となっています。

 

ただ、つぼみ、開花、散り始めが混在するので、どのタイミングをもって満開宣言を出すのかは、この場所の河津桜に関しては例年判断が難しいです。(毎日観察できればいいのですが)

 

 

 

【ソメイヨシノA】

このエリアで最も開花スピードが早いソメイヨシノです。

 

まもなく、この樹に関しては「満開」になるところです。

(基準木ではありません)

 

さっそくお花見のシート場所取りがありました。

 

その一方で

右隣のソメイヨシノはというと・・・

まだまだ開花したばかりという感じ。

 

【十月桜】

わずかながら花が増えてきました。

 

 

【梅】

白梅と紅梅

 

ほぼ満開。

 

 

【カンザン】

いよいよ「恐竜のツメ」から「つぼみ」へ。

 

【エドヒガン】

いつの間にか「満開」(終盤)に。

 

パツパツになると、いわゆる「十分(じゅうぶ)の散り始め」となります。

 

雨や風が吹かなくとも、自然に花びらは散ってゆきます。

 

【ソメイヨシノ】

基準木には、この日、プロの方の恒例の撮影会が行われており、控え目の撮影となりました。

 

まだ満開には至っておりませんでした。

 

 

 

 

てんぐ巣病のエリアでも、一部のみ開花が進んでいました。

 

【ハナモモ】

 

【ソメイヨシノの並木

 

今週末にかけてソメイヨシノはピークを迎えるものとみられます。

 

天気が微妙のようですが、お花見にはおススメかと。

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栃木県大田原市「非公式・桜の開花状況2025 第2報」 2025年3月30日撮影分

2025-04-02 06:06:59 | 桜の開花情報

2025年3月28日、宇都宮でソメイヨシノの開花宣言が出されました。

 

いよいよ栃木県内でもソメイヨシノの開花が始まり、本格的な「お花見シーズン」到来となります。

 

桜の定点観察第2週は3月30日。

 

今週も、大田原市・ふれあいの丘敷地内の桜をチェックしてまいります。

 

「河津桜」

 

河津桜は開花と同時に葉が出ます。

なので、まだ満開ではありませんが、葉が見えます。

 

 

 

「十月桜」

少しづつですが、花が増えてきました。

 

 

「カンザン」

遅咲き種はしばらく「恐竜の脚」のまま。

 

「エドヒガン」

うっすらピンクに。

角度を変えて

 

 

そんな可憐なエドヒガンですが・・・

枝の剪定を誤ると・・・

このようにサルノコシカケが増殖。

木が衰えてしまい、やがて伐採されることに。

 

 

 

 

 

 

「ソメイヨシノ 運動場側」

非公式ながら「開花宣言でございます!」

 

 

ハナモモとソメイヨシノ

 

ふれあいの丘のソメイヨシノの並木

 

【てんぐ巣病】

てんぐ巣病をご存じですが?

 

桜の木に菌が入ってしまい木の枝が異常に増殖され、花がほとんど咲かずに、開花時期でも緑の葉が生い茂ってしまう状態のもの。

まるで鳥の巣作りをしているみたいに見えますが、そこに鳥はいません。

 

まだわかりにくいですが・・・

 

中央部分、細かい枝が多いのわかりますか?

 

 

各地でソメイヨシノが高齢化を理由に「桜祭り」の注意が相次いでいる話を聞きます。

 

推定寿命60年といわれるソメイヨシノはほとんどの地域で高齢化が進んでいます。

樹幹の空洞化やてんぐ巣病、根を踏まれることで衰退するなど、各地で伐採が増えています。

新たなソメイヨシノの苗木の供給はすでに終了していて、これから増えることはありません。

 

年々花の付き具合はよくないかもしれませんが

貴重なお花見ができるのはいまだけかもしれません。

 

そっと見守りつつ、春を満喫しませんか。

 

 

 

 

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栃木県大田原市「非公式・桜の開花状況2025 第1報」 2025年3月23日撮影分

2025-03-27 05:21:26 | 桜の開花情報

東京でソメイヨシノの開花宣言が発表されましたので、今年も地元の桜の開花状況をチェックしてきました。

2025年3月23日、撮影場所は大田原市福原「ふれあいの丘」敷地内です。

 

 

【河津桜】

ソメイヨシノよりも早く開花する「早咲き種」

すでに咲き始めは確認しておりましたので開花はしております。

 

今週は20℃を越える暖かい日がありましたので、今ぐらいは、一気に増えていると思われます。

 

 

【十月桜】

秋と春に咲く、いわゆる「二期咲き」の桜。

冬桜のくくりに含まれることもあります。

 

あ・・・再び「咲き始め」です。

 

まだ開花宣言には満たない模様

 

 

 

【エドヒガン】

ソメイヨシノよりも小ぶりの、やや早く咲く桜です。

 

花が小さいので暖かい日が続くと、ソメイヨシノよりも速いタイミングで開花と満開となります。

 

【ソメイヨシノ 運動場側】

同じ敷地内でも植えられた場所によって開花のタイミングが異なるので、定点の一つ、運動場側の並木の基準木にて。

 

宇都宮も開花宣言が出ておりませんので、こちらはまだまだ先です。

 

 

【カンザン】

ソメイヨシノよりも遅く咲く「遅咲き種」です。

過去には5月に入って咲いていたこともあります。

 

もちろん、まだ「恐竜の脚のツメ」状態です。

 

地元の桜祭りもスタートしました。

 

1週間ごとの観察にはなりますが、ある程度参考にできればと思います。

 

規模は縮小しましたが、今年も定点観察スタートです。

続く

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本日開催「桜祭り」を前に、宇都宮城址公園にて「早咲きの」桜を見てきた。 2025年3月2日編

2025-03-08 06:16:49 | 桜の開花情報

3月に入りまして、今週は雪が降りました。

また今日の夜にも雪の予報が出ています。

まだまだソメイヨシノの開花には早い時期ではありますが・・・

栃木県宇都宮市にあります、宇都宮城址公園では、本日、2025年3月8日に「宇都宮城址公園桜まつり」が開催されます。

 

桜、というとソメイヨシノが本州ではメインになりますが、ここ宇都宮城址公園でいう桜とは「早咲きの」桜をさします。

 

早咲きの桜はソメイヨシノを基準として、それよりも早く開花する品種のことで、宇都宮城址公園には2種類の早咲き種が植えられています。

 

実は、県北部に住む人間ですので、なかなかこの時期に宇都宮城址公園を訪れて「お花見」をする機会がありません。

 

ただ、今年はいろいろ重なりまして・・・

 

3月2日は桜巡り・・・というくくりが個人的にできまして

「大田原市」「さくら市」そして「宇都宮市」で様々な「桜」を堪能してきました。

 

その第1弾が「宇都宮市」の「宇都宮城址公園」であります。

 

桜祭りは次週(3月8日)だというのに、宇都宮市役所東駐車場は満車。

 

さらりと桜を撮って帰ろう…って思ったら、まさかの足止め。

約20分待ちまして・・・ようやく入場。

 

宇都宮城址公園に入ります。

 

ノボリもすでに用意されていました。

 

まずは「宇都宮城ものしり館」で情報収集。

 

この城址公園のマップ・・・配布用は現在、在庫なし。

 

・・・ということで「これを撮ってください」と案内用を差し出してくれました。

 

宇都宮城址公園の桜は現在128本が植樹されているそうで・・・

 

おっと! 増えてるようだ。

 

早咲きの桜は「河津桜」と「伊東小室桜」の2種類。

 

城址公園で最も多い桜の「河津桜」は55本。

そして「伊東小室桜」は1本。

 

それ以外は、ほぼ開花の可能性は低いので

この2種類を観察に向かいます。

 

【伊東小室桜】

静岡県の伊東市で発見された桜なので「伊東小室桜」

まだ発見されて37年しか経っていない比較的新しい品種です。

 

早咲きなので、いつも見逃してしまい、いままでここで開花を観たことがあるのは1回だけ。

 

城址公園南駐車場を目指して歩きます。

 

この看板の近くに・・・

 

伊東小室桜です。

 

例年ですといい感じに咲いている(はず)なのですが・・・

 

今年は遅れているようです。

 

もう少しです

 

・・・で

 

一歩ひいてみていたら・・・

 

あ!

 

咲いてる!

 

2025年3月2日、伊東小室桜「咲き始め」確認。

※まだ開花宣言ではありません

 

 

そして・・・

 

新しく植えられました「静桜」もチェックします。

 

 

もちろん早咲き種ではありませんので、つぼみすら膨らんでおりません

 

けっこう人がたくさんいました。

 

【清明館】によって情報収集。

おや?

 

こう見て分かったのは

 

大山桜1本が静桜に植え替えられ、新たに「ジンダイアケボノ」が1本植えられた、ということ。

 

そして「ソメイヨシノ」はわずか3本しか植えられていない、ということ。

 

※ソメイヨシノは苗木の提供が終了したため、公式で新たに増えることはありません。

(ジンダイアケボノがこれからは代替として増えてゆくことになります)

 

昨年でいうと、3月2日時点では、河津桜と伊東小室桜はすでに咲いているはずでしたが、今年は寒暖差のメリハリが少なく「休眠打破」がうまくいっていないようで・・・3月8日の桜祭りには花の数は少ない見込みです。

 

 

 

 

駐車場への帰り道

 

【河津桜】をチェック。

 

咲いてないなぁ・・・って見てたら

 

すぐわきに老夫婦が来て「あ、1輪!」ってご主人が叫ぶのが聞こえました。

 

河津桜の貴重な「咲き始め」

 

・・・でしたが

 

脇で老夫婦の奥さんのほうが大きい声で・・・

 

「(咲いてないのは)ひどいね! ライブカメラでもつければいいのに!」って不満顔。

 

どうやらこのご夫婦、河津桜がいい感じで咲いていると「思い込んで」八幡山公園から移動して撮りに来たそうで

 

思ったように咲いていなかったものですから奥さんプンプン!

 

ひどいねぇ! ひどいわ! を連呼。

 

聞いててイラっとしました。

 

桜は人のために咲いているのではありません。

 

気候・気象条件に逆らわず、暖かくなったら咲いてくるのです。

 

それは「子孫を残すため」

 

人間と同じです。

 

むやみやたらに咲いて、枯れて、伐採されては意味がないのです。

 

人間のエゴにはついてゆかないのです。

 

 

雪も降って気温もそう高くなかったので、どれくらい開花が進んでいるものでしょうか。

 

宇都宮城址公園の桜まつりに出向かれるかたの写真を楽しみにしております。

 

 

 

【もう一回・伊東小室桜】

根が張っています。

 

なるべく根を踏まないようにご注意ください。枯れてしまいます。

 

 

そして・・・

 

【城址公園南駐車場の河津桜】

ちょうど公園から外に出ようとしたとき・・・

 

あ!

 

自分でも、咲き始めの河津桜・・・見つけました。

 

 

昨年よりはかなり開花が遅れているようです。

 

ソメイヨシノの開花も現時点の気象条件では遅れる見込みです。

 

ただし、この後の気候によって、早まることもありますので、気になる方はこまめにチェックしたほうがよいかも。

 

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