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ブロッパスの脱走。マデーリの運命やいかに!

2005-03-21 01:33:23 | Weblog
チェビラーシカは車庫に車を入れながら、ふと嫌な予感にとらわれた。
全身の毛穴が粟立ち、肌に電気の膜が張った。
ラボの中に入りチェビラーシカが見た物は
破壊された機材、散乱した書類、濡れた床、そして
その中に呆然と座り込んだDr.ムニェーニエだった。
「ブロッパスが・・・逃げてしまった・・・。なんと言うことだ。」
「Dr.ムニェーニエ!落ち着いてください。マデーリはどこです!?」
「ブロッパスと一緒じゃよ。無事でいてくれればの話だが。」
「さらわれたんですか?ブロッパスにマデーリが!?」
チェビラーシカがまず一番にしなければいけないことは、
一服して冷静さを取り戻すことだった。
しかし、ライターをどのポケットに入れたのか、とっさに思い出せず、
ポケットというポケットを探りまくった。
そして、指先にあたったのはライターではなく1枚の名刺だった。
「タイミング良すぎるぜ棲野布。緊急配備だ。」

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