寒の戻りのような肌寒い春の夜、何年ぶりかで会う友人が踊るフラメンコのライブを見に都内のLive Cafeへ。
フラメンコのライブ体験も7~8年ぶりのことです。
どことなく切ないギターの音が流れはじめると、それを覆うような透き通ったカンテ(ヴォーカル)の響きが続きます。
やがてカホン(パーカッション)の小気味良いリズムが加わって、静かな幕開けは一瞬にして情熱的な旋律に変身します。
4人のバイレ(踊り手さん)たちが順番にありったけの想いを全身で表現してゆきます。
時に静かに、時に切なく、時に激しく…
ググッと引き込まれたかと思うと、心の奥のほうをぶん殴られたような衝撃を受けて、「熱さ」が一面にあふれ出します。
タップは強く激しく、それでいて踊りはしなやかにやわらかく。
全身に情熱を溢れさせたかと思った次の瞬間は、こらえきれないほどの切なさがこみ上げてきて、その変化が人の心の奥底そのもののようです。
主旋律を奏でるギターも控えめに伴奏していたかと思うと、突然激しく泣き叫びます。
決して賑やかではない。
決して明るいだけではない。
哀しげなリズムに乗せてこの上ない熱い想いを込める踊り、それがフラメンコの醍醐味なんでしょうか。
専門的な知識など一切持っていませんが、この独特の世界、改めて素晴らしいものだと実感です。
このところ忙しい日々が続いていたのですが、人が本来持っていなければいけない「熱い想い」を思い出させてくれた一夜となりました。
忙しい時こそ「熱く」なければいけませんね。
…あれれ?カッコツケのまま記事が終わってしまった(笑)
その実演を見ることは無かったのですが、そこに生じる熱い何かにきっと見ている側も引き込まれてしまうのでしょうね。
〇滝が、今もっとも熱くなるのは、マリーンズ観戦かもしれません。
団体には属していませんが、スタジアムに行くとけっこう目立つかも…。
底抜けに明るい踊りもあれば、ひたすら美を追求する踊りもあるから面白いんでしょうが、フラメンコってなんか心底熱いような気がして、気が付くと食い入るように見てしまいます。
奥が深いんでしょうね。
にしてもマリンスタジアムで目立つとなると、ユニ着てるだけじゃありませんね?
どんなファッションなんでしょうか?興味あるな~。
そういえば私も最近行ってません。
7回に風船飛ばしたいな。
あれ、楽しいですよね。
私はスペインで2回見ただけなんで細かいことは良くわからないですけど、
フラメンコはあの踊りだけじゃなく激しいギターや歌、カスタネット(手拍子?)などなど本当に熱くなりますね
やってみたいな~と思いつつ、私じゃタップというより地団駄踏むだけという結果が目に見えているので見るだけでいいで~す
ところで、やっぱり真夜中過ぎまで続くんでしょうか?
norakuroさんは本場で見たことがあるんですか。
うらやましい・・・私も一度は見てみたいと思うんですが、いつになるやら・・・
踊りもすごく素敵ですが、曲も同じくらい良いんですよね。ほんとに気分がホットになります。
技術もかなり高そうなので、もちろん私も見て楽しむだけ。私がやったら地団駄越えて床踏み抜けそうだし
このライブは大掛かりなものだったので、逆に電車で帰れる時間に終わりました。
アットホームな雰囲気のものだと場所を変えながらエンドレスになることもあるのかも・・・それも楽しいですよね。