<あらすじ>(wikipediaより抜粋)
滞納した家賃の催促に来た池田ハルから逃げるために
上田の研究室に逃げ込んだ奈緒子らの元に、矢部刑事から謎解きの依頼が来る。
それは黒坂美幸という女性が、
「これから霊能力で3人の男を殺すので、自分を監禁・監視してほしい」という依頼であった。
黒坂美幸はパントマイムで殺人を犯すことが可能だと言い、
パントマイムで行った殺人行為と同時刻で名指しされた男達が死んでいく。
奈緒子は5か月分の家賃を上田が払うことを条件に、この殺人の謎を解くことになる。
※備忘録程度に書き記しているだけです。
--------------------------------------------------------------------------------------

これぞ深夜ドラマ!
というぐらい色んな意味でぶっ飛んだ回です。
殺人トリック・ラスト・グロさなどなど、これはゴールデンでは無理だと思います。
今回のテーマは、呪いで人を殺す。
呪いを科学的に実証しなければ、罪に問えないという事実を冒頭で示しておき、物語は始まります。
たった一人の女性と戦う「だけ」で2話持たせたのは見事。
サブエピソードとして、里見が上京し上田の住むマンションに入る、
というイベントはありますが、
ほぼ黒坂美幸の殺人トリックを暴くことに2話費やしています。
こういう回を、また『トリック』で見たかったなあ。
映画や新作SPだとこういう話は無理なんだよね、連ドラじゃないと。
良い意味でこじんまりとした回だからこそ、犯人の狂気性が引き立つというかね…。

戦う相手は、黒坂美幸。
黒坂美幸役の佐伯日菜子さんといえば、『エコエコアザラク』ですね。
とにかくこういう役が似合いすぎハマりすぎ

見ていて怖かったです。
通常の目がまず怖いんだよ
上田はよく縛るとかピンポンくわえさせるとか妄想に浸れたもんだ。
返り討ちにあうぞ、上田。

怖すぎィ!(夢に出るっちゅーねん
)
何だかんだで、彼女のくりだす殺人のトリックを暴いていく奈緒子と上田(と矢部と石原)だけど、
その結末は、やっぱりというか、何というか、人間の恐ろしさを垣間見る胸糞悪いラスト。
切ないとかもの悲しいとか、って類じゃないんだよな。
ひたすら胸クソ悪い。

矢部が珍しく、静かな怒りを見せるぐらいの、胸クソ悪い犯人であり、結末でした。
基本的に胸クソ悪い空気のまま始まり終わるから、本当に胸クソ悪い。(クソクソ言いすぎ)
そんな胸クソな話の中で、何気に上田の新設定。
奈緒子にお見合い相手誰がいいかを聞く場面で(まずこの時点でおかしいんだが)
まさかの童貞発覚。
ずーっと一人でこまめに練習してきたと発言。
奈緒子のこと、完全に女として見てないよな。こういうこと普通に言えるってのは。

後ろの写真絶妙に胡散臭くて最高(笑)

奈緒子からは呆れられ
「結局セッ○スがしたいだけじゃないですか!
あっ巨根がさびしいんだ!えへへへへっ」
と失笑され

矢部と石原にも童貞だとばれてしまう展開。
つらぁ。
これで弱みを握られたようなもので、
黒坂美幸の姿を一目見た途端、

超 絶 興 奮。
田舎の中学生かよ…(呆れ)
黒坂美幸を連れてこられて、見張ってほしいと頼まれると、
あらぬ妄想が脳内で溢れ出してきて(毎晩そういう類のことばっかり考えてたんだろうなあ)

縛る、ピンポン咥えさせる、ろうそくを…
上田は普段どんなお店行っとんねん。
矢部じゃないけど、思わずつっこみたくなりました。
ここらへんのくだり、本当に深夜ドラマの理想形で、ひたすら下ネタぶっこんでて、
個人的には最高です。シュールで。
でも、「過ちは嫌いだ!そこに愛がない」と思い直す、
何だかんだで純情な上田先生。
そして、胸クソ悪いラストにやりきれなさとショックを受けている奈緒子を見かねて、
食事に誘う上田先生。何だかんだで、優しいし紳士的。
初代トリックはストーリーに連続性があったので、
後味悪い結末が心の疲労となって蓄積されていたというのが、
分かりやすく描かれています。
そんなこんなで、ビッグマザーやミラクル三井、黒坂美幸の
霊能力者に関しての言葉が耳に残ってて、思い悩む奈緒子というのが新鮮だった。
だからこそそんな苦悩する奈緒子に優しい上田が、何とも紳士的でかっこいいのです。
ただ…

奈緒子の「寝ちゃうかもしれないから」発言を
あっちの方向に勘違いしちゃうあたり、
何というかもう本当に、恋愛素人(あえてこの表現で)なんだなあと…。

とにかくね、この回はストーリー自体も胸クソ悪すぎて印象的なんだけど、
上田のキャラつけがやたらされてたり、奈緒子が可愛かったり、
矢部が何か意外と頼もしく見えたりして、色々最高なんだよね
ツッコミどころが多すぎて、いちいち画像貼って説明するのも疲れてきたので、
ぜひその目で確かめていただきたいところです。
TRICKの真骨頂はね、やっぱり初代シリーズなのよ
これを見ずしてTRICKを語るべからずだと思う
マジで
ぜひ見てほしい



中の人は超絶
美男美女
のはずなのに(実際座談会見ると眩しすぎて直視に困ったよ)
何でこうも上田と奈緒子は垢抜けないのだろう…。


(諸事情により、奈緒子のえへへへへへっ顔を見ると涙が出てきます)
--------------------------------------------------------------------------------------
出演者
山田奈緒子…仲間由紀恵 上田次郎…阿部寛
矢部謙三……生瀬勝久 山田里見…野際陽子
山田剛三……岡田真澄
石原達也……前原一輝 池田ハル…大島容子
ジャーミー…アベディン 瀬田一彦…遠藤直哉
照喜名保…瀬戸陽一朗
ナレーション…森山周一郎
エピソード3ゲスト
黒坂 美幸…佐伯日菜子
梅木 隆一…瀬戸将哉 竹下 文雄…小山彰一
松井 一彦…深水三章
スタッフ
脚本 - 蒔田光治、林誠人、太田愛、福田卓郎
演出 - 堤幸彦、保母浩章、大根仁、木村ひさし、鬼頭理三、丸毛典子
音楽 - 辻陽
チーフプロデューサー - 桑田潔(テレビ朝日)
プロデューサー - 蒔田光治、山内章弘(東宝)
制作プロダクション - オフィスクレッシェンド
製作 - テレビ朝日、東宝
主題歌
「月光」鬼束ちひろ
滞納した家賃の催促に来た池田ハルから逃げるために
上田の研究室に逃げ込んだ奈緒子らの元に、矢部刑事から謎解きの依頼が来る。
それは黒坂美幸という女性が、
「これから霊能力で3人の男を殺すので、自分を監禁・監視してほしい」という依頼であった。
黒坂美幸はパントマイムで殺人を犯すことが可能だと言い、
パントマイムで行った殺人行為と同時刻で名指しされた男達が死んでいく。
奈緒子は5か月分の家賃を上田が払うことを条件に、この殺人の謎を解くことになる。
※備忘録程度に書き記しているだけです。
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これぞ深夜ドラマ!
というぐらい色んな意味でぶっ飛んだ回です。
殺人トリック・ラスト・グロさなどなど、これはゴールデンでは無理だと思います。
今回のテーマは、呪いで人を殺す。
呪いを科学的に実証しなければ、罪に問えないという事実を冒頭で示しておき、物語は始まります。
たった一人の女性と戦う「だけ」で2話持たせたのは見事。
サブエピソードとして、里見が上京し上田の住むマンションに入る、
というイベントはありますが、
ほぼ黒坂美幸の殺人トリックを暴くことに2話費やしています。
こういう回を、また『トリック』で見たかったなあ。
映画や新作SPだとこういう話は無理なんだよね、連ドラじゃないと。
良い意味でこじんまりとした回だからこそ、犯人の狂気性が引き立つというかね…。

戦う相手は、黒坂美幸。
黒坂美幸役の佐伯日菜子さんといえば、『エコエコアザラク』ですね。
とにかくこういう役が似合いすぎハマりすぎ


見ていて怖かったです。
通常の目がまず怖いんだよ

上田はよく縛るとかピンポンくわえさせるとか妄想に浸れたもんだ。
返り討ちにあうぞ、上田。

怖すぎィ!(夢に出るっちゅーねん

何だかんだで、彼女のくりだす殺人のトリックを暴いていく奈緒子と上田(と矢部と石原)だけど、
その結末は、やっぱりというか、何というか、人間の恐ろしさを垣間見る胸糞悪いラスト。
切ないとかもの悲しいとか、って類じゃないんだよな。
ひたすら胸クソ悪い。

矢部が珍しく、静かな怒りを見せるぐらいの、胸クソ悪い犯人であり、結末でした。
基本的に胸クソ悪い空気のまま始まり終わるから、本当に胸クソ悪い。(クソクソ言いすぎ)
そんな胸クソな話の中で、何気に上田の新設定。
奈緒子にお見合い相手誰がいいかを聞く場面で(まずこの時点でおかしいんだが)
まさかの童貞発覚。
ずーっと一人でこまめに練習してきたと発言。
奈緒子のこと、完全に女として見てないよな。こういうこと普通に言えるってのは。

後ろの写真絶妙に胡散臭くて最高(笑)

奈緒子からは呆れられ
「結局セッ○スがしたいだけじゃないですか!
あっ巨根がさびしいんだ!えへへへへっ」
と失笑され

矢部と石原にも童貞だとばれてしまう展開。
つらぁ。
これで弱みを握られたようなもので、
黒坂美幸の姿を一目見た途端、

超 絶 興 奮。
田舎の中学生かよ…(呆れ)
黒坂美幸を連れてこられて、見張ってほしいと頼まれると、
あらぬ妄想が脳内で溢れ出してきて(毎晩そういう類のことばっかり考えてたんだろうなあ)

縛る、ピンポン咥えさせる、ろうそくを…
上田は普段どんなお店行っとんねん。
矢部じゃないけど、思わずつっこみたくなりました。
ここらへんのくだり、本当に深夜ドラマの理想形で、ひたすら下ネタぶっこんでて、
個人的には最高です。シュールで。
でも、「過ちは嫌いだ!そこに愛がない」と思い直す、
何だかんだで純情な上田先生。
そして、胸クソ悪いラストにやりきれなさとショックを受けている奈緒子を見かねて、
食事に誘う上田先生。何だかんだで、優しいし紳士的。
初代トリックはストーリーに連続性があったので、
後味悪い結末が心の疲労となって蓄積されていたというのが、
分かりやすく描かれています。
そんなこんなで、ビッグマザーやミラクル三井、黒坂美幸の
霊能力者に関しての言葉が耳に残ってて、思い悩む奈緒子というのが新鮮だった。
だからこそそんな苦悩する奈緒子に優しい上田が、何とも紳士的でかっこいいのです。
ただ…

奈緒子の「寝ちゃうかもしれないから」発言を
あっちの方向に勘違いしちゃうあたり、
何というかもう本当に、恋愛素人(あえてこの表現で)なんだなあと…。


とにかくね、この回はストーリー自体も胸クソ悪すぎて印象的なんだけど、
上田のキャラつけがやたらされてたり、奈緒子が可愛かったり、
矢部が何か意外と頼もしく見えたりして、色々最高なんだよね

ツッコミどころが多すぎて、いちいち画像貼って説明するのも疲れてきたので、
ぜひその目で確かめていただきたいところです。
TRICKの真骨頂はね、やっぱり初代シリーズなのよ

これを見ずしてTRICKを語るべからずだと思う


ぜひ見てほしい




中の人は超絶




何でこうも上田と奈緒子は垢抜けないのだろう…。


(諸事情により、奈緒子のえへへへへへっ顔を見ると涙が出てきます)
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出演者
山田奈緒子…仲間由紀恵 上田次郎…阿部寛
矢部謙三……生瀬勝久 山田里見…野際陽子
山田剛三……岡田真澄
石原達也……前原一輝 池田ハル…大島容子
ジャーミー…アベディン 瀬田一彦…遠藤直哉
照喜名保…瀬戸陽一朗
ナレーション…森山周一郎
エピソード3ゲスト
黒坂 美幸…佐伯日菜子
梅木 隆一…瀬戸将哉 竹下 文雄…小山彰一
松井 一彦…深水三章
スタッフ
脚本 - 蒔田光治、林誠人、太田愛、福田卓郎
演出 - 堤幸彦、保母浩章、大根仁、木村ひさし、鬼頭理三、丸毛典子
音楽 - 辻陽
チーフプロデューサー - 桑田潔(テレビ朝日)
プロデューサー - 蒔田光治、山内章弘(東宝)
制作プロダクション - オフィスクレッシェンド
製作 - テレビ朝日、東宝
主題歌
「月光」鬼束ちひろ