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反町版GTO 再見

2012-07-07 02:56:24 | 過去ドラマ等等
今回、AKIRA版GTOを見たときに、
どうにもこうにもポイズンが聞きたくて聞きたくてたまらなくなってしまいました。

そして、ポイズンを聞いたら、今度はドラマが見たくなってきちゃって。
これはもうどうしようもないことですな。


ということで、TSUTAYAでレンタルしてきたよ。
ありがとうTSUTAYA。






ここからは反町隆史版GTOのネタバレばっかりしています。未見の方などは回れ右をお願いします。責任は持ちません。





反町隆史君が主演したGTOは、1998年夏に火曜10時枠で放送されたドラマです。

同クールには、『神様、もう少しだけ』、『ハルモニアこの愛の涯て』『青の時代』『世界で一番パパが好き』などがあります。
名作ばっかやん。

個人的にリアルタイムでは『世界で一番パパが好き』にハマっていた記憶があります。


このドラマは、反町くんと松嶋菜々子さんの出会いのドラマとしても有名ですね。

ほぼ全話さらさらと見返しましたが、やたら痴話口喧嘩しているシーンが多くて、

何だかすっごくニヤニヤニヤニヤしながら見てしまいました。


それと、脇で出てくる人がかなり今だと豪華ですね。

のぼる役の小栗くんは有名ですが、冴島役の藤木直人さん、玉木役(笑)の玉木宏くん、
松嶋菜々子さん演じる冬月先生の友達役で木村多江さんなどなど。



っていうか、GTO見たことない人がいるんですね!

いや当たり前なんだけど、自分としては信じられない。
当時かなり視聴率良くて、周り全員見てて。

ドラマ好きだったら、見ていて当然レベルのドラマだと勝手に思ってましたよ。
いやはや世の中は広い…。


あ、話がずれた。





今見返してみても、最高に面白いドラマでした。

見る前までは、AKIRA君版GTOもありっちゃありかな~と思ってたけど、

見返すと、もう、手離せないポイズン感。意味不明


もーすべての展開が熱くてクサくて、良いんだよね!GTO!

鬼塚は、原作と比べると真面目で熱血なんだけど、それでもお茶目で可愛い。
反町くん以外にはできないぐらいのはまり役だと思います。
演技がすごく上手いってわけじゃないんだけど、何かこう、
熱さが伝わってきて、好きな役者さんです。


冬月先生は、原作と違ってやる気のない腰掛け教師。
原作は、やる気に満ち溢れているけど空回りしがちの天然女教師なんですよ~。
松嶋さんは、やまとなでしこの桜子を髣髴とさせるツンデレ感。
原作改変してるけど、良い改変だと思います。


あとは、中尾彬さん演じる内山田教頭や、井田國彦さん演じる勅使河原先生もハマってます。
生徒役も、雅ちゃん役の中村愛美さん、村井役の池内くん、菊池役の窪塚くん、
どれもハマってます。


でも、何より反町版GTOを名作たらしめているのは

やっぱりポイズンなんですよ、ポイズン!

いや笑いを取ろうとしてるんじゃないんですよ!

それぐらいポイズンという歌が、強烈なパワーを持っているんです。


反町版GTOでは、ポイズンがピアノバージョンと、
原曲バージョンで流れるシーンがそれぞれ各話にあります。
それがどれもいいんですよ!!!


たとえば、1話では、ナナコの両親のそれぞれの部屋を隔てる壁をぶち壊すシーン。
これは、AKIRA版GTOでもあったシーンですよね?

反町版GTOでは、ここでポイズンピアノバージョンが流れるわけですよ。

鬼塚はただ無言で壁をぶち壊そうとしてて、そのポイズンがすっとしみこんでくる。
ナナコは目に涙を浮かべながらそれを見てて、
あいた穴の向こう側から鬼塚に向き合い、にこっと笑うんです。

そこがぁ~~~またいいんだなこれが。

で、原曲版ポイズンは、学校をやめさせられそうになった鬼塚の前に、ナナコがやってきて
鬼っち!っていうところからスタート。
学校をやめないように取り計らってくれて、鬼塚はやめずに済むってオチ。
原曲版ポイズンの爽快感たるやね。


第2話では、菊池の説得のために、鬼塚が雨の中熱弁するシーンでピアノバージョンが流れるんです。

高校は東大へ行くためのリハーサルだって言ったけどそれは間違ってる。
先のことばっかり考えて楽しいか?
人間ってのは今を、今日一日を楽しまなきゃだめなんじゃないのか?
未来って言うのはそういうのの積み重ねなんだよ!毎日が本番なんだよ。
そうじゃなきゃ今の自分がかわいそうだろ?
俺は馬鹿ばっかりやって、退学になって、そのときになって初めて気づいた。学校っていいもんなんだって。
学校には友達もいて、楽しいこともいっぱいあったって。また学校へ行きたいって。
だから俺は教師になった。だから、今俺はすごく幸せなんだ。
お前にもそうなってほしいんだよ。学校を好きになってほしいんだよ。今を好きになってほしいんだよ!
俺みたいにあとで気づいても遅いんだぞ?


もーすげー良いシーンで!

思わず概要をダラダラと書いちゃったぐらい。

この、先のことを考えるよりまず今を精一杯生きなければいけない、って言葉は、
『僕の生きる道』でも語られた重要なテーマで。
まあドラマに限らず普遍的なテーマなんですが。
GTOを見て、自分は『僕の生きる道』を思い出しました。

そして、不登校だった菊池が登校してくるシーンで、原曲版ポイズンが流れるわけです。
また鳥肌なわけです。



一番ぐっときたのは、9話かな。
トロ子がアイドルを目指して、高校を退学することを決心する回なんですけど。
まだ迷ってて登校してきたトロ子を、鬼塚が叱責して教室から出ていかせるんですよね。

そして、トロ子は決心して、アイドル養成所がある沖縄へと行くことを決めるんです。
空港で待っているときに、トロ子の幼馴染の雅ちゃんもひそかに見送りに来ます。ひとりで。

そして、クラスメートたちが揃いも揃って空港へと見送りに行くシーンで、
原曲版ポイズンが流れるんです。
それも良かったんですけどぉ、

トロ子頑張れよ!って励まされたトロ子が、クラスメートたちに

みんな雅ちゃんと仲良くしてほしいんだ。
強がってるけど寂しいんだよ不安なんだよ、って言ってるシーンが、もう、何度見ても泣ける。

ここでポイズンピアノバージョンが流れるから余計に泣ける。

トロ子は、どんなに雅ちゃんにいじめられても、雅ちゃんのことを信じて、心配してて。
すごく強い子なんだなって思いました。
トロ子役の子、GTOでしか見ないけど、凄く演技上手かったなあ。


反町版GTOは、いろいろな人たちの成長を描いているから、余計にグッとくるシーンが多いです。
主役である鬼塚はもちろん、冬月先生の心の変化、
生徒たち、特に雅の心の変化、
保健室通いの藤富先生の成長などなど。
それらを強弱と笑い織り交ぜて描いてるから、最高なんだな。


もっとも、個人的には9話がピークで、
それ以降はクッサイクッサイ展開になっちゃうので、引いてしまった部分もあるんだけど、
そこは、魔法のポイズンパワーで強引な展開もありにしちゃうんだよな。


最終回は、鬼塚先生がスチュワーデス(死語)になった冬月先生を迎えに行くシーンがあって、
今見たら、なんかこう、赤面しちゃうな。



うん、良いドラマでした。
見たことない人は、絶対に見てくださいね。




なんでEXILEはポイズンカバーせんかったんや…。


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2 コメント

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Unknown ()
2012-07-21 22:39:52
こんばんわ
GTОでぐぐったらいきつきました
自分も反町版の方が良かったです
反町さんのイメージが強すぎてしまい
アキラさんが悪いんじゃなくて
反町さんのイメージが強すぎて、アキラさんの
いいとこを殺してしまってるんですよね
前作とは、色々違う所はありますが
やはり、自分も2話の菊池に対する
シーンは、印象的でした
また、脇役らが完全なくらい良かったというのもあります
教頭役とかもそうですし、ダメ家族の
ギャグ面などもあってこそ良かったのかと
あの時は、あの時の時代の流れというのも
あったのだと思いますが
自分も当事、観ていたので
やはり、反町さんのを見た側からすると
反町さん以外は観たくないという
思いもありますね。
生徒役も個性が強い人ばっかだったのかもしれません。
返信する
コメントありがとうございます (黒猫@管理人)
2012-07-22 00:06:34
>黒さん
反町版GTOは伝説的ですよねー。
原作ともちょっと設定違うんですけど、
それでもキャスト脚本演出音楽すべてが神がかってた。
全ての生徒役がイキイキとしてました。

でも、AKIRA君版GTOも、何だかんだでだらーっと見てます。
反町GTOでは見れなかった神崎麗美エピソードや、トロ子と袋田エピソードが見れそうだし。

何より、反町GTO再放送が実現できたのは、AKIRA君のおかげですからね(笑)

ただ、自分も反町GTOが至高ですね。
返信する

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