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That's the answer!

いろいろ心境の変化がありまして、ブログ内容を変更しました。ご了承ください。

沙粧妙子~最後の事件~ 1話から3話まで

2005-10-30 21:08:30 | 過去ドラマ等等
見ちゃいました。ええ。
受験生なのに見ちゃいました。ははは。(笑い事じゃないって)

だってしょうがないじゃない♪←・・・と和田アキ子を歌ってみる

まぁ前置きはこのぐらいにして。
今回1話から3話まで見ました。
変に全部借りちゃうとつまらなかったとき後悔するでしょ?
だから、とりあえず1巻だけ。
そして感想。




香取慎吾怖ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっ!!

ホントに慎吾ちゃんが演じている谷口光二は怖かったです…。

松岡(柳葉敏郎)は警視庁に、
沙粧妙子という女刑事とコンビのなることを条件に研修に来る。
まぁとにかく沙粧妙子が怖すぎる!
でも浅野温子さん、結構綺麗でした。
なぜか浅野温子さんというとものすごい怖いイメージがあります。
『コーチ』をちょっと見てたせいかな?
だから、『平成夫婦茶碗』での浅野温子さんの演技を見ても、
何か企んでるんじゃないか、と勘ぐってしまう始末…。
あ、話がそれた。

それで、ビルの屋上で松岡と沙粧は出会うんだけど、
そのビルの屋上に、ある一人の青年が現れる。
その青年いわく、自分も殺されそうになった、必死で逃げてきたんだと。
右手の小指の爪ははがされていて血だらけ、
でもその瞳はものすごく強い何かに満ちている…。
沙粧はその男・谷口光二に銃を向ける。
が、松岡に制される。
一方、沙粧と松岡の上司・向坂(蟹江敬三)は、
犯人がいるとされる部屋のドアを開ける。
そこには、無表情でゴムのチューブ(みたいな感じ )を持って
こっちを見ている男。
警察たちはそいつを取り押さえて手錠をかける。
だが、その男は吐血して、そのまま息を引き取る。

警察ではその男が
連続猟奇殺人事件(5人が何者かに殺される。その被害者の共通点は右手の小指を剥ぎ取られていたこと)の犯人だという前提で捜査が開始。
だが、沙粧は犯人は谷口だと妙な確信を持っていた。
吐血して死んだ男の妻(根岸季衣)のもとへ捜査しに行く。
そこで執拗な質問をする沙粧に松岡は反感を抱く。

ここでの沙粧さんの質問がまた
人をいたぶるような生々しい質問ばかりで…
それがプロファイリングってヤツですか?

そして沙粧は松岡を引き連れて、
かつてのプロファイリングチームの仲間だった
池波(佐野史郎)に協力を仰ぐ。

佐野さん、おっそろしい早口でした…。
でも、それでいてちゃんと演技もしているんだから
佐野さんってすごいんだなと改めて実感。
ただちょっと怪しすぎるぞ。

沙粧は精神安定剤を常用していた。
原因はかつての仲間でそして恋人だった男・梶浦圭吾の存在だった。
梶浦圭吾はIQ180以上の天才で、
プロファイリングチームのリーダーだった。
プロファイリングとは、犯罪者の心理になってその特徴・などを割り出していく方法。
膨大な快楽殺人者と接していくうちに、梶浦は気づいてしまった。

犯罪とは、楽しくて仕方がないものだと。
そして、プロファイリングチームの仲間を、殺した。

梶浦は施設に隔離された。
だが、その施設で梶浦は精神関係の本をすべて読破して丸暗記してしまった。
そのため、精神医たちがどんな方法で梶浦の心理を読み取ろうとしても
梶浦はその方法を理解してしまったため何の役にも立たなかった。
そして梶浦は3年前に施設を脱走、そのとき3人殺した。
そして梶浦は消息不明となった。

そして、沙粧に一本の電話がかかる。
謎の人物。自分のことを『妙子』と呼ぶ。
その男は、あるホテルの名前を口にし、
そこでいいものが見れると伝えた。(ここらへんかなり曖昧)
そのホテルへ直行する松岡と沙粧。

指定された部屋の一室。ドアを開ける。
目の前にはこちらに背を向けて椅子に座っている誰か。
松岡は声をかける。だが、返事はない。
やがて、その誰かは力なく椅子から崩れ落ちる。
吐血した男の妻だった。
妻の口の中には、薔薇の花びら。
沙粧の頭の中に映像が流れる。
自分の目の前に広がるその光景。
仲間だった女性が、真っ白なシーツにくるまれて(まるで花束を包むように)
首を絞められて、その女性の口の中には、真っ赤な薔薇の花びら。
池波の「梶浦だな・・・・」の声。

沙粧は松岡に口止めして、
薔薇の花びらをピンセットで丁寧に取り除く。
何のことか分からない松岡。
このことを池波に伝える。

一方沙粧は谷口の身辺捜査をしていた。
学校の先輩でゲームオタクの男曰く、
谷口は2年前から変わった。
それまでは女の子と口も利けなかったのに。その頃からナンパするようになった。
身体も2年前から鍛え始めた。と。
そしてその男の
「死ね。死ね。死ね。死ね。死んだ~」の声。

松岡と合流。そこで、谷口の情報を交換。
谷口は2年前から実家に帰らなくなった。
2年前から大学にも行かなくなった、と。
「谷口、犯人なんですか?」
「ええ。」

そして二人は、谷口が住んでいるマンションで彼をまちかまえる。
谷口君、かなり豹変していました。

そして谷口の部屋に入る松岡と沙粧。
その部屋にはいままで殺された被害者のことを事細かに記した手帳があった。
沙粧はたずねる。
なぜ、急に女の子に話しかけることが出来るようになったのか
大学へ行かなくなったのか。
谷口は無表情で答える。
「俺さ、わかっちゃったんだ。
 人間て、マニュアルに当てはめていけば意外と思い通りに動いてくんだって。」
(あ、曖昧じゃ・・・・・)
沙粧はさらに問い詰める。
そのマニュアルをどこで手に入れたのか、と。
人との話し方、
身体の鍛え方、
女の子のナンパの仕方、


人 の 殺 し 方 。

答えない谷口の首を絞める沙粧。
谷口はやがて笑い出す。
「やっぱりなぁ・・・・。あんたもこっちに来れるんだよ。
 無理してないで早くこっちにきて楽になりなよ・・・!」
「ついに白状したわね・・・・」
「・・・妙子・・・・・」
「あなたにそんな呼ばれ方されたくないわね」
「見せたいものがあるんだ・・・」
そして谷口は、ロケットペンダントの蓋を開ける。
そこには沙粧の写真が収められていた。
「・・・・!ふざけないで!誰にそんなこと教えられたの!」
「くくくくく、知ってんだろ?」
谷口に銃口を向ける。
「やっぱりあの時殺しておけばよかった。
 そうすれば、かわいそうな犠牲者が増えずに済んだのに・・・!」
今にも発砲しそうな沙粧を止めたのはまたも松岡だった。
その場を立ち去る谷口。

この時ほど松岡君をウザイと思ったことはないよ。。。。

そしてどこかのクラブで。
谷口は帽子を被って座っていた。そこに派手な女が入ってくる。
品定めして、谷口はその女のほうに目をやる。
その女は谷口に気づき、下品な笑みを浮かべながら近づいてくる。
「火、あります?」
無言でマッチに火をつける谷口。
「天国見せてあげようか?」

そのクラブのトイレ。客の女(神田うの!)がドアを開ける。
ある女が横たわっている。
その女の右手の爪ははがされていた。


風船の中のヘリウムガスを無心で吸いまくる谷口。

好きになったら命がけぇ~あなたを追いかけどこまでもぉ~


そして谷口は走ってく。

一方、警視庁の面々は事件のあったクラブへと直行。
その場にいた沙粧に電話が入る。妹の美代子(黒谷友香)だった。
彼氏が家に来ると言い出し、姉である自分にも会いたいと言う。
断ろうと電話を切ろうとして沙粧はぴんと来た。
その男とどんな風に知り合ったのかと聞くと
ナンパで知り合った、と返答した。
その男の名は?と聞くと、
梶浦くん、と答えられた。沙粧の血の気が引いていく。
そして沙粧は、それを承諾して車で自宅へ向かう。
すべては妹のため。沙粧の頭の中で薔薇の花びらで埋め尽くされた妹の映像。

谷口は沙粧の家へと到着した。
家の柵を掴み「う~う~~~~~~~~~~~~~~!」


まるでジェイソン。

そして家の中へと入る。美代子の前ではあくまで好青年。
だがその目は妙子への歪んだ愛で溢れかえっている狂った瞳。


沙粧も到着。
玄関の前でハイヒールを脱いで、拳銃を手に恐る恐るドアを開ける。
ドアを開け、リビングへと集中しながら進む沙粧。
そこに、こっちを見る妹の姿。
沙粧はバッグで銃を隠し妹へと近づく。
その瞬間、ヘリウムガスを吸ったような声で
「おかえりなさーいッ♪」と美代子に満面の笑顔でナイフを突きつける谷口。

沙粧は静かに言う。「なんのつもり?」(ここ曖昧すぎ・・・)
谷口は「なんだ、びびると思ったのに・・・・」
美代子も「ごめんお姉ちゃん、梶浦君がこうしようって・・・」と笑顔になる。
沙粧は拳銃をズボンと腹の間に挟んだ。
ナイフを手から離さない谷口。彼が持ってきたケーキには、薔薇の花が添えられていた。


そして向かい合う谷口と沙粧。谷口の隣には美代子が座っている。
谷口は相談したいことがあるんだという。
自分は悪い人たちに追われている。
その人は自分に拳銃を当ててきたんだと。
沙粧が答える。警察に行けばいいじゃない、と。
それがきっと、あなたにとって一番いい選択だと。
谷口は再び言う。警察はぼくのことを理解できないと。
沙粧は聞く。なら、誰があなたのことを理解できるの?

妙 子 さ ん で す よ。

妙子さんだけが、僕のことを理解できる。
あの人が言ってました。妙子は我慢しているだけなんだと。
いつでもこっち側に来れるのに、来ていない。(ここらへんも曖昧・・・)
でもぼく分かったんです。
妙子が一番大事なものを消せば、手に入れることが出来るって。
それも、妙子の目の前で・・・・!

そう言って谷口は美代子に刃を突きつけた。

美代子には手を出さないで。そしたら、なんでもする。と沙粧は懇願するが、
谷口は狂ったように笑いながら

大丈夫だよ・・・。人間死んだらみんなおんなじなんだ・・・。
ちょっとチクッとするだけだって・・・

その瞬間、沙粧の携帯が鳴る。
谷口の一瞬の隙を沙粧は見逃さず、コーヒーを谷口へとかけて、バッグを
投げつけ拳銃を谷口に向ける。響く美代子の叫び声。
谷口はガラスを割りながら逃走。
転んだ彼の目の前に車が止まる。

そして沙粧も飛び出す。
車が自分の前を走っていく、沙粧は自分が乗ってきた車に乗り込む。
だが、後部座席には谷口が息を潜めていた。「ちゃんと確認しないと…!」
沙粧を羽交い絞めにする谷口。だが、アクセルとブレーキを使って
谷口を押さえ込む。
そして、谷口に問いかける。
なぜ、こんなことをしたのかと。何で5人も殺したのかと。
谷口は言う。妙子のためだよ、と。
妙子に、僕のことを、妙子にだけに分かってほしかったんだ、と。
沙粧は言う。愛情を刷り込まれたんだな?と。
だが谷口は動じない。どんな形から入っても、愛情は愛情だ、と。
そして沙粧に頭突きをする。
「妙子、キスしよう?」
顔のあちこちを舐めまわす谷口←すいません、かなり嘘ついてます

だが、そこに松岡たち警察が現れる。谷口逃走。


沙粧と美代子は身の安全のため、ホテルに泊まる。
だがそのホテルに電話する男がいた。谷口だった。

人気のないトンネルで歩いている谷口。と、その壁にある文字が書かれていた。
谷口はそのメッセージを見て、指でそれを消していく。

そして沙粧と美代子が泊まっているホテルへと、
大量の薔薇の花束を持って現れる。満面の笑顔だった。


一方、沙粧は梶浦の母親のいるところへ行った。
その母親曰く、梶浦は死んだらしい。
信じない沙粧は梶浦の家に行って、埋めたとされる場所を無我夢中で掘り続ける。

そこに、白骨があった。
崩れ落ちる沙粧。それを支える松岡。

沙粧を連れてホテルへと戻ってきた。
と、ホテルの中が人だかりになっているのに気づく沙粧。
プールの方だった。

プールの水面には、たくさんの薔薇の花びら。
そしてそこに浮かんできた遺体は谷口光二の姿だった。
異様なくらい綺麗だった。
やがて、谷口の口の中から水が零れ落ち、
薔薇の花びらが彼の口の中にあることを沙粧は見た。

梶 浦 は 生 き て い る。




プハっ、疲れた~~~~~~~~~~~~~!

やっと感想だよ。
まぁとにかく谷口怖いに尽きるんですけれども。
何だよ、慎吾くんこういう役出来るんじゃない!
洗脳された殺人犯・谷口光二。
彼は頭の中で妄想するだけだった出来事を
梶浦によって実現できるんだと教えられてしまった。
そして連続猟奇殺人犯となってしまった。
梶浦によって沙粧への愛情を刷り込まれた谷口。
ある意味哀れだった・・・・。しかし死体が綺麗だったよ。

にしても怖かった…。
そして何よりも気になったのが佐野さんの早口。
よく噛まねぇなぁと感嘆をしております!
彼もこれからかなりの怪演をするらしいので楽しみだ…。



『ケイゾク』最終話の口の中にいっぱいに柿ピーが入れられて、
今井婦警の「梶浦だわ・・・・」ここから来てたんですね!
元ネタ知らなかったからきょとんとしてしまいました。
これからは『ケイゾク』見る前にちゃんと『沙粧妙子』を見ておこう!



もしかして、『ケイゾク』の谷口って、沙粧から来てるんでないの・・・?
と素朴な疑問を持った黒猫なのでした。

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4 コメント

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素敵です沙粧妙子 (y助)
2005-10-31 01:50:04
浅野温子さんといい、このドラマの香取クンといい…(別格:渡部篤郎と佐野史郎)

怪演が上手い人ってどんな役を演じても素敵ですよね…(かなり自分の趣味入ってますが)
返信する
コメントありがとう。 (黒猫)
2005-10-31 17:33:27
y助さん、コメントありがとうございます!

浅野温子さん、怖かったです。

でも何よりこの巻では慎吾くん演じる谷口が怖かった。

慎吾君を見直しました。





関係ないですが、浅野温子さんは『あぶない刑事』にもご出演されていますね。

役名が



   真  山  薫



・・・いや、こっちの方が先なんだけど,何か反応してまう~!
返信する
 (y助)
2005-10-31 20:15:25
ま、真山ときたか…

確かに反応しちゃいますね。真山!いい響きだ…(相当イッてる)



あ、黒猫さんの「ケイゾク」レビューの続きも楽しみにしております。

気が向いたら…でいいので(笑)、是非書いてくださいませ!

返信する
うっ (黒猫)
2005-11-03 00:05:58
痛いとこつかれた…。



ケイゾクレビュー、ですか。

はい、やってみます。心に留めておきます(やる気ねぇのか黒猫)

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