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スマホ脳

2022-02-25 07:00:00 | 読書
「スマホ脳」
アンデシュ・ハンセン著、久山葉子訳、新潮新書、2020年11月





スウェーデンの精神科医が、スマホが脳に与える悪影響と対策を解説した本。

帯に「2021年1番売れた本」とあります。
ブログにアップされている方も何人かいらっしゃいましたし、
自分もコロナ禍でスマホに触れる時間が長くなっていますので、
手に取ってみました。


脳の仕組みや「運動することが脳によい」などの記述は、
従来の脳科学本と大きな違いはありません。

脳とスマホに関係する記述では、以下が気になりました。

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・マルチタスク派の方が集中が苦手
・集中できないから脳が覚えられない
・熱心にスマホを使う人ほどストレスの問題を抱えている率が高く、うつ症状のあるケースも多かった
・1日6時間以下の睡眠が10日続くと、24時間起きていたのと同じくらい集中力が低下する
・ストレスやブルーライトへの敏感さは、人によって違う
・いくつもの研究が、SNSのせいで心の健康が損なわれる危険性を示しているが、
 SNSのおかげで元気になるという結果が出た研究もある
・ストレスや不安への対処として運動が最善の方法で、集中力も増す
----------

「マルチタスク派の方が集中が苦手」というのは、
自分もそう思うのですが、会社だとマルチタスクを推奨する人もいて、
それに反対するとまた別のストレスを生み出しかねないので、難しいところです。

自分は平均6時間以上寝て、ウォーキングなど本書に記載されているような運動もしています。
コロナ禍でブログの更新・訪問は多くなりましたが、
それ以外のSNSは気分転換にアクセスする程度で、気になってしょうがないというほどではないので、
まだ大丈夫かな、と思いました。

本書はスマホやSNSが脳に与える悪影響について多くページを割いていますが、
便利だったりストレス解消になる面もありますので、
メリット・デメリットを意識して使っていきたいです。

最後に「デジタル時代のアドバイス」がまとめられています。


脳も気になりますが、肩や首の凝りに加えて、最近は指の凝りも気になります。



関連エントリ:
脳には妙なクセがある

脳に悪い7つの習慣


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