海外のバイナリーオプション講座。|リスクとトラブル防止のポイント。

海外のバイナリーオプション会社を利用するにあたって考えられるリスクや注意点をまとめております。

国内のバイナリーオプションの規制に関して。

2015-01-27 | 国内の規制

国内のバイナリーオプションの規制

国内のバイナリーオプションは2013年7月3日に一部改正され内閣府令が公布しました。
これに直ちに影響があったのが当時の国内のバイナリーオプションでした。
今まで投資初心者の方でも簡単にに初められた投資が、規制によって敷居が高いものとなってしまったのです。

規制適用時期
新業者:8月以降新規性適用
既存の業者:11月までに新規性適用

規制内容
規制された内容は、以下の通りです。
  1. 取引時間
  2. ペイアウト率の変動
  3. 権利行使
  4. 総取りの禁止
  5. 2WAY方式による価格提示
  6. 知識認識テストの導入

過剰に取引をさせないための規制
バイナリーオプションは、もともとFXや株と違って、もっと気軽に始めることが出来る投資という点で人気がありました。
「投資をすることのリスクを把握せずに取引をさせるのはやはり良くない」という考えから今回の「規制」に至っています。

バイナリーオプション会社が確認する必要がある項目を追加
規制後は、口座開設とその後最低1年以上はバイナリーオプション会社が確認する必要がある項目が増えました。
  • 収入
  • 投資目的
  • 保有金融資産
  • 取引可能額または損失上限額
  • 株式、債券、金利、為替など原資産となる金融商品から派生した金融派生商品(デリバティブ)を対象とした取引の経験年数
  • バイナリーオプションの知識
以上のことを確認する必要があり、これまでと違ってバイナリーオプションを始めるだけで敷居が高くなっています。

規制はあくまで国内のみ
この規制はあくまで国内のみで、海外で運営されている業者に関しては国内の規制を受けることはありません。

国内のバイナリーオプションの規制に関する記事一覧はこちらです↓↓

→国内のバイナリーオプションの取引に関する規制
取引時間やペイアウト率の変動など、取引に関する規制の一覧になります。

→国内のバイナリーオプション会社の確認事項に関する規制
バイナリーオプションを提供する国内の業者が確認する必要がある項目の一覧になります。


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国内のバイナリーオプションの規制。その②

2015-01-08 | 国内の規制

規制その②

短期の取引禁止
「数分後に今よりレートが上がっているか下がっているかを予想する」HIGH・LOWオプションが今回の規制により全面的に禁止と決定しました。

これは一番大きな影響と言っても過言ではないでしょう。国内バイナリーオプションで最も人気が高かった取引が禁止になったのです。最短で5分とか10分の短期の取引は禁止になりました。この規制によって最短でも2時間の感覚での取引となります。短期の取引だとギャンブルの要素が大きいという理由で禁止になったと言われております。


最低取引時間の延長
60秒で取引するオプションや、5分10分で結果が出る取引などの廃止。取引開始時間から、取引終了時刻までの時間を当面2時間以上と定める規制です。

これも短期取引の規制とほぼ同じですが、要するに取引時間は最短でも2時間以上をかけなければならないということになりました。1日24時間なので、取引回数は最高でも1日12回までになってしまったということです。


「総取り」の禁止
満期時間のレートがレンジ外と呼ばれる、親(業者)の総取りを廃止にする規制です。

今までレンジ外のレート幅には明確なルールが無かったのですが、毎回自動的に設定されるので「親の総取り」=「業者の総取り」となるゾーンが自動的に設定されていました。この総取りのレート幅を設ける事を廃止されました。


■レンジ外とは?
バイナリーオプションは上がるか下がるかを予想するだけの取引だけど、上がっても下がっても勝てないケースの事を「レンジ外」と言って、取引終了時点でレートがレンジ外に入ってしまうと、どちらに予想していても負けになってしまってバイナリーオプション業者の総取りとなるルールことを言います。

このレンジ外ルールがあると投資家の投資金を全て業者が持って行ってしまうことになるので、引き分けでも持っていかれるのはおかしい、と感じていた人も少なくないのではないでしょうか。このレンジ外は、取引開始価格からある一定の幅が設定されていたのですが、規制によってこのルールは廃止されます。



取引開始した時の価格と終了価格が同じ場合でも規制後の呼び名は「レンジ外」となりますが、その際業者の総取りとはならなくり、全額投資家に払い戻されるかたちになります。

2WAY方式による価格提示
取引をキャンセルする際にポジションを解消するための価格を提示しておく必要があるため、「売り」と「買い」の価格を両方(2WAY)で提示しておくことになります。

簡単に説明すると、自分が今買っているのか?どれだけの値動きがあるのか?をひと目で分かるように売りと買いの両方の価格をリアルタイムで表示してもらえるという事です。価格の表示がされる事は良い事ですが、「スリッヘージが発生する可能性がある」とも言われています。


■スリッページとは?
注文を出した時のレートのズレの事を言います。
例えば、100.30円で買いたいと思い、 買い注文を入れたとします。しかし、次の瞬間に100.32円にレートが変わってしまい、買値が100.32円にズレてしまう時のことをスリッページと言います。

リアルタイムで売りと買いの価格が表示されているので多少のスリッヘージは仕方ないという声が多いようですが、どの程度ズレが出るのでしょうか。

高ペイアウト倍率設定の禁止
取引開始時点で著しく高いペイアウト倍率となる権利行使価格を設定することを禁止する規制です。

高倍率を狙い投資金を増やすことが過剰投資とみなされているために禁止になったようです。それなら何倍ならいいのか?という声が聞こえてきそうですが、これもギャンブル要素を取り除きたいからという理由でしょうか。



上記の規制は主に取引に関する規制ですが、バイナリーオプションの申し込みに関する規制もありますので国内のバイナリーオプションを検討している方はそちらも読んでおくことを推奨いたします→「国内のバイナリーオプションの規制。その①

とにかくこの規制によって国内のバイナリーオプションは運営側にも利用者側にも相当不利な条件が増えました。この規制によって稼ぎにくくなったことは確かです。

多くの国内バイナリーオプションユーザーは規制対象外である海外のバイナリーオプションへと流れていき、資金の流れは完全に国内から海外へと移っていってしまっています。今後規制が緩和されるといったことは考えにくいですが、今後の国内の動きにも注目したいと思います。


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国内のバイナリーオプションの規制。その①

2015-01-08 | 国内の規制

規制その①

基礎的な知識が必要に
バイナリーオプション取引を行うにあたり、基礎的な知識についての確認が必要となりました。口座開設の際には、バイナリーオプションに関する試験を受ける必要があり、合格しなければ口座開設ができません。


試験を受ける
試験は、商品の内容とかリスクとかをキチンと理解しているかどうかを確認する2択~4択の問題です。業社によって違います。
口座開設するだけで試験を受けないといけないなんてかなり面倒なので簡単に受かるようにできているんじゃないの?と思いがちですが意外と専門用語も多いし、難易度は高め。ほんとに無知で受けたら普通に落ちますねコレ。
問題はランダムで出題され、試験は1日に1回行われているようだ。2013年11月末までに口座開設している人は試験の対象外になって受けなくても良いそうだ。

要するに、知識の無い人はやりたくても出来ない、始めたい人はある程度勉強してきなさい、ということです。ほとんど「資格」ですなコレは。


顧客への説明
顧客が必要な知識を持っているかどうかは、テストなど具体的な方法をもって行う必要があります。テストは二者択一式で行うことが出来ますが明らかに回答が分かるような安易な設問を避け、必要知識に対する顧客の理解度を測定するに足る内容と出題数をする事が必要である。

これも上で言ってる内容と同じ。知識が無いと利用が出来ない、そして業者側もその資格の無い人間には勧めていけないということだ。


取引経験
バイナリーオプションを始めるには、原則としてあらかじめ流動性の高い金融商品・FX、有価証券オプション、などの取引に一定程度の投資経験を持っていることが必要となります。

専門知識だけでなく、投資経験が無いと始められないということです。こりゃまいった。


限度額の申告
一定期間内における取引総額、あるいは損失限度額、証拠金など、各会員が設定する事項に基づき、お客様から限度額を申告し、限度額に達した場合達した場合にはお知らせをするなどの取引管理を行う。

これは便利かも。損失限度額いったら止めてね!って業者にあらかじめ伝えておくと、限度額に気づかず取引を続行してしまっている場合、きちんと業者側から連絡が入るようになるというとても親切な制度ですね。


取引状況の確認
取引の状況について、取引限度額に達した場合には業者側から連絡を入れる事。限度額に達した旨のお知らせのあと、所定の時期までに、取引期状況が取引限度額を下回るための措置がとられない場合には、各会員の判断により、新規の取引を中止することがあります。

自分が指定した限度額を上回ってしまった場合、限度額を上げるか、そのための処置を行わないと新規の取引が行えないということです。上では便利な制度とは言ったが・・・。こうなると面倒ですな。


取引の継続
原則として、取引期間中は中断することなく取引が行えます。ただし、通貨市場の急変や会員の財政状況に大きな影響を与える恐れがある状況が生じた場合には、やむを得ず取引を中断することがあります。

この取引中断する場合の例などは、各業者によって取引説明書や何らかの資料を提示するので、そちらを確認しておくことが大事。


取引結果の公表
毎月の、お客様のお取引全体の状況を集計し、公表します。

公表される内容とかは、業者に払った投資家の総額、投資家全体が受け取った総額の割合と、取引した口座数に対する月間の損益がマイナスとなった取引口座の割合を公表するという事です。



上記の規制以外にも、取引に関する規制もありますので国内のバイナリーオプションの規制その②をご覧ください。

取引時間が伸びるということは、1日に取引できる回数も減ってしまうと言う事です。投資家の安全性やギャンブル性を抑えるために実施された規制内容になっていますが。バイナリーオプションの大きな魅力を失ってしまう結果になりそうです。
国内のバイナリーオプションが規制にかかってしまいましたが、海外のバイナリーオプションは国内のバイナリーオプションの規制は適用されません。これまで通りの取引が可能になっています。
規制が改正されない限り、海外のバイナリーオプションの人気は続きそうですね。


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