規制その②
短期の取引禁止

これは一番大きな影響と言っても過言ではないでしょう。国内バイナリーオプションで最も人気が高かった取引が禁止になったのです。最短で5分とか10分の短期の取引は禁止になりました。この規制によって最短でも2時間の感覚での取引となります。短期の取引だとギャンブルの要素が大きいという理由で禁止になったと言われております。
最低取引時間の延長

これも短期取引の規制とほぼ同じですが、要するに取引時間は最短でも2時間以上をかけなければならないということになりました。1日24時間なので、取引回数は最高でも1日12回までになってしまったということです。
「総取り」の禁止

今までレンジ外のレート幅には明確なルールが無かったのですが、毎回自動的に設定されるので「親の総取り」=「業者の総取り」となるゾーンが自動的に設定されていました。この総取りのレート幅を設ける事を廃止されました。
■レンジ外とは?
バイナリーオプションは上がるか下がるかを予想するだけの取引だけど、上がっても下がっても勝てないケースの事を「レンジ外」と言って、取引終了時点でレートがレンジ外に入ってしまうと、どちらに予想していても負けになってしまってバイナリーオプション業者の総取りとなるルールことを言います。
このレンジ外ルールがあると投資家の投資金を全て業者が持って行ってしまうことになるので、引き分けでも持っていかれるのはおかしい、と感じていた人も少なくないのではないでしょうか。このレンジ外は、取引開始価格からある一定の幅が設定されていたのですが、規制によってこのルールは廃止されます。

取引開始した時の価格と終了価格が同じ場合でも規制後の呼び名は「レンジ外」となりますが、その際業者の総取りとはならなくり、全額投資家に払い戻されるかたちになります。
2WAY方式による価格提示

簡単に説明すると、自分が今買っているのか?どれだけの値動きがあるのか?をひと目で分かるように売りと買いの両方の価格をリアルタイムで表示してもらえるという事です。価格の表示がされる事は良い事ですが、「スリッヘージが発生する可能性がある」とも言われています。
■スリッページとは?
注文を出した時のレートのズレの事を言います。
例えば、100.30円で買いたいと思い、 買い注文を入れたとします。しかし、次の瞬間に100.32円にレートが変わってしまい、買値が100.32円にズレてしまう時のことをスリッページと言います。
リアルタイムで売りと買いの価格が表示されているので多少のスリッヘージは仕方ないという声が多いようですが、どの程度ズレが出るのでしょうか。
高ペイアウト倍率設定の禁止

高倍率を狙い投資金を増やすことが過剰投資とみなされているために禁止になったようです。それなら何倍ならいいのか?という声が聞こえてきそうですが、これもギャンブル要素を取り除きたいからという理由でしょうか。
上記の規制は主に取引に関する規制ですが、バイナリーオプションの申し込みに関する規制もありますので国内のバイナリーオプションを検討している方はそちらも読んでおくことを推奨いたします→「国内のバイナリーオプションの規制。その①」
とにかくこの規制によって国内のバイナリーオプションは運営側にも利用者側にも相当不利な条件が増えました。この規制によって稼ぎにくくなったことは確かです。
多くの国内バイナリーオプションユーザーは規制対象外である海外のバイナリーオプションへと流れていき、資金の流れは完全に国内から海外へと移っていってしまっています。今後規制が緩和されるといったことは考えにくいですが、今後の国内の動きにも注目したいと思います。
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