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中古タックル・・・のつづき

2006-01-23 18:22:45 | タックルのあれこれ
昨日、中古リールに関して私なりの考えを書いたので、今日はロッドについて少しだけ書きたいと思います。

昨日もチラッと触れましたが、ロッドでも新品がいいのはもちろんですね。
折れて修理したものを、そうでないと偽って(故意でないとしても)掴まされるのは論外なのですが、普通に使っているモノでも経年変化によって、性能はだんだんと落ちてくるらしいです。

昔、若かれしころテニスに夢中になっていた時期がありました。その頃全日本クラスの方に教えていただく事がありました。その方は、あの伊達公子のヒッティングパートナーをやっていたこともあるような方で、そりゃもう、私なんかから見ると雲の上どころかスペースシャトルに乗っても届かないようなところにおられる方でした。

その方が言うにはテニスのラケットは大体1年くらいで新品に換えると言うんですね。それも1本じゃなく数本単位で。エキスパートになってくるとテニスも釣りと同じで、同じラケットを数本用意、それもガットの強さを変えたモノを数本ずつ用意してるんです。それくらい何本も持って使っていても、そのレベルになってくると1年くらいしたら同じ強さでガットを張っていてもボールの飛びが、新品の時に較べて変わってくるそうなんです。同じように打ってもサイドに流れたりするようになるらしいんですね。同じ感覚で打っていてもコントロールが微妙に違ってくると・・・。

何故にそうなるのか聞いてみると、現在のテニスのラケットはほぼカーボンで出来ているので、そのカーボンが抜けてくる、と言われていました。抜けてくるというのは多分、感覚的な表現だと思うのですが私なりにカーボンの繊維やそれを固めている樹脂なんかが、目に見えない程度に細かく割れている(もちろん見た目は全然OKなんですが)のではないかと思いました。
テニスボールを打つ衝撃は相当なものですから、それもエキスパートの人がかなりのパワーで使用しますので、そりゃぁ無理もないかなぁ、と思ったものでした。
なんでこの話をしたかというと、ロッドもラケットと同じでほぼカーボンで出来ていますよね。(最近はグラスロッドも多く出てきてますが)ロッドも何度も重たいルアーをキャストされ続け、魚が掛かればファイトして負荷が掛かりますし、たまには魚を無理して抜き上げますね。コレを繰り返しているのですからラケットでボールを打っているのと同じなんです。特にエキスパートの方が使われているモノは早くそうなりますよね。見た目はどうも無くても中身は・・・?ということなんです。

もうここまで書けば言いたいことは分かっていただけたと思いますが、ロッドもやっぱり新品が一番!という事になりますね。誰がどんな使い方をしていたか外観からだけでは、まず判断できないでしょう。たとえエキスパートじゃない人が使っていても同じですね。実際、私もオカッパリなんかでロッドをたくさん持ち歩けない時はガゼルでバズジェットを投げてしまいます・・・。

ただ、一つ誤解されないように言っておきますが、私はラケットにしてもロッドにしてもその経年変化で変わったのを感じることは出来ませんでした。(T_T)

私なりの勝手な解釈に付き合ってくれてありがとうございました。<(_ _)>

ではでは。

コメント
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