奥出雲は古くから、たたらの技術で鉄を作り栄えてきました。
原料となる砂鉄を採取するため、山を切り崩した土砂に水を流し砂鉄と砂を、
比重によて選り分ける、鉄穴(かんな)流しとゆう技法が盛んに行われました。
長年の間、山を切り崩した広大な跡地に作られたのが、この地域の棚田です。
島根県仁多郡奥出雲には広大な棚田が広がり、独特の原風景が存在します
寒暖の差が激しい、水の綺麗なこの地域では、おいしい仁多米が生産されています。
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追加
奥出雲のこの地は、古来より良質の砂鉄の産地です。
鉄師御三家と呼ばれる名家、田部家、桜井家、絲原家が現存します
鉄師とは、広大な森林と砂鉄の山を保有し管理する たたら製鉄の経営者のことです
まず田部家は日本の山林王と呼ばれ、莫大な財を成し今でも20棟に及ぶ土蔵が現存しています
田部(たなべ)家土蔵群 写真
※松江には田部美術館があります
写真 桜井家 可部屋集成館
出雲の旅は、これで終わりにします、長々とお付き合い頂きありがとうございました。
※写真は県観光パンフレットよりの引用です。