goo blog サービス終了のお知らせ 

mika-dechen bud

ヨガインド修行〜子育てまで

ゴエンカ師永眠

2013-09-30 22:08:00 | 瞑想
ヴィパッサナー瞑想のゴエンカ師ご冥福をお祈り申し上げます。


【新井 由己さんFBよりシェア】
Dr. Satya Narayan Goenka's Demise
http://www.dhamma.org/en/passing.shtml
9月29日の午後10時40分(インド時間)に、ヴィパッサナー瞑想の指導者S.N.ゴエンカ師が、90歳で天寿をまっとうされました。お目にかかる機会はありませんでしたが、ビデオで拝見するお姿は、ジョークを交えたアットホームな雰囲気でした。コースの指導で使われている音声は、これからもたくさんの人の心に届くはず。

S.N.ゴエンカ師の講演より抜粋
http://www.jp.dhamma.org/index.php?id=1165&L=12

ブッダは、宗教や主義を作ったり説いたことはありません。儀礼や祭礼、無意味な儀式を教えたことはありません。ブッダは、内なる現実をありのままに観察することによって、その本質を理解することを教えたのです。人は無知ゆえに、自分や他の人を傷つけるような反応を繰り返します。けれども、現実をありのままに観察する智慧が生まれるとき、この反応という習慣から抜け出すことができます。盲目的な反応をやめるとき、人は本当の意味での行動をはじめます。それは、バランスのとれた心、真理を見通し理解する心による行動です。そのような行動は、自分にも他の人にとっても、建設的で創造的、そしてとても有効なものです。

ヴィパッサナーは、誰にでもできる実践法です。すべての人たちが苦しみを抱えています。病に宗派がないように、その治療法にも宗派はありません。心に怒りが生まれたとき、その怒りに仏教徒の怒りやヒンズー教徒の怒り、キリスト教徒の怒りなどの違いはありません。怒りは怒りでしかありません。怒りによって心が動揺した時、その動揺にキリスト教やユダヤ教、イスラム教の違いはありません。病は普遍的なものですから、その治療法もまた普遍的なものでなければなりません。

ヴィパッサナーは、普遍的な治療法です。人びとの安らぎと調和を尊重するための規律を守ることに反対する人がいるでしょうか。心をコントロールする力を養うことに、誰が反対するでしょうか。自分自身の真実を観察することによって、否定的な感情から解放されることに、誰が反対するでしょうか。ヴィパッサナーは、普遍的な道なのです。

ブッダの瞑想法 − 十日間の心の手術
http://vipassana.jp/

3日間の瞑想@千葉ダンマディチャー

2013-02-25 23:50:00 | 瞑想
これから来ると予想される目の回るような日々へ向けて・・。私の心の汚濁を少しでも取り除き、お産と産後の心と体の準備をする為、千葉県茂原のダンマディッチャへ座禅瞑想に行ってきました。


偶然幸運なことにキャンセル待ちが取れ、息子ダンマを実家に預けて、本当は10日間のコースなのですが、3日ほどの部分参加をさせて頂いてきました。

妊娠8カ月の今、お腹の赤ちゃんと私の大変に貴重な時間でした。奉仕の方々の温かさに感謝です。ここは深く自分を掘り起こし心の汚濁をぬぐい取る場所。外界と遮断された穏やかで平静なる時間でした。

☆ダンマディッチャ瞑想ホール☆早朝4時起床で21時半就寝まで、1日約10時間座ります。右が女性、左が男性約30名づつ。
 

☆宿舎泊の建物


☆Old Student(古い生徒)の6人部屋です。


☆テント泊


☆トイレ&シャワー&洗面等


【日本ヴィパッサナーセンター】
http://www.jp.dhamma.org/index.php?L=12 

座禅で始まった3歳誕生日の朝

2012-02-09 11:09:00 | 瞑想
2012年1月31日 朝4時。
私はいつもの様に朝の座禅をしていたら。

ダンマは急にむくっと起きあがり、寝ぼけた目で私を見て。
その後私と同じように。隣で座って静かに目を閉じてました。


暗い中で携帯の写真をそーっと撮ったので、暗いけれど。
確かに毛布を掛けて座禅している様子。寝てたみたいだけど(笑)。
すーっと三分位。

いつも目覚めて横に居ないと「ママーだっこ~っ」てぐずるのに。
この日の朝は全く違ってました。

本当、結構驚きました。そして微笑ましかった(^^)

この日三歳になった朝の出来事でした。

私の『スピリチュアル系イカダ』とチベットとの出会い

2011-12-09 12:26:00 | 瞑想
人間は、はるか昔から
アニミズム(精霊崇拝・万物に神が宿るなど)やスピリチュアルな現象、
不思議な力とかそういうのが好きだったり、
あるいは親からそう教えられ育つために、疑いも無く信じて育つ人が多い。

バシャールなどの宇宙人とのチャネリング、神と交信するトランス状態や
チベット・アフリカ・南米他さまざまな国でも神への儀式や、
葬式・供養・何回忌などの法要などの儀式がある。


私は小さい頃から、お線香を立てて、ちーんと鳴らし神様仏様にお祈りすれば
願いは叶う事もあると周りの人から教えられ育ってきた。

また、道路ではねられて死んでる猫はかわいそうと思うと猫の霊が乗り移るから
かわいそうと思ってはいけないと教えられたり。

霊柩車が通るときは親指を隠さないと、親が持っていかれる。とか
親が死んだ年に、自分も持っていかれる。などなど。。。

うちには心霊写真も何枚かあった。(今思うとと思い込んでたかもしれない(笑))
そんなふうにこの世には不思議な事が必然にあると信じていました。


☆チベットへ☆
1999年、今から12年ほど前。
私は知り合いと一緒に大阪から上海まで船で渡り中国を旅しました。

そしてゴルムドから4500~5000メートルの山の道を
バスに60時間揺られて、高山病になりふらふらで強い頭痛の中

チベットのラサにたどり着いた。
そこでの壮大な景色に心から感動しました。すごかった。

前世を思わせるような懐かしい感じもありました。
(今となっては前世の事自体、あるかないかどちらでもよいのですが(笑))



ラサ~チベット自治区に約1ヶ月滞在し多くの旅人やチベット人に出会いました。
チベットの人や歴史、仏教、そのほか色々をもっと知りたくて
それなら・・とその後ネパールを抜けて、
北インドのチベット人自治区のダラムサラへ。
居心地が良くて、そのままそこに1年半ほど住んでしまいました。

チベット語留学をし、チベット仏教を少しかじり、ダライラマ法王に数回謁見し(大勢で)
チベット人と同じ宿舎に泊まり、食堂の手伝いをしたり。
チベット語と日本語や英語の通訳等も少ししたりボランティア活動などもしたり。

どっぷりとダラムサラとチベット文化にはまっていました。

そのチベットで出会い親友となったミミに見せてもらった一冊の本は大きかったです。
それはバシャール。知る人ぞしる宇宙人とチャネリングする精神世界の本です。

私はそれ以来バシャール他、それ系のスピリチュアルな本ばかり読んでました。
不思議系への想いは、幼少の頃からはじまり、
チベット以後はさらにスピリチュアルを硬く信じる時期が続きました。

あるがままの自分=『本来の輝いてる自分』・・
という、よく耳にするこのフレーズを硬く信じていました。(この妄想は、もう手放しました)

ポジティブ思考は気持ちいいし、わくわくする。
また、色んな儀式などはそれをする事で、一瞬救われた気がする。

また、自分を差し置いて人を癒したいと思い(笑)、
レイキも北インドリシケシにてファーストディグリーを受けて取得しました。

ーーーーーーーーーーーーーーーー
今も2500年前の昔も、
文化は大きく変わったが、思考や心の中はほとんど変わらない。


でもそんな世界の中で、
簡単には皆に受け入れられないだろうと思いながらも(推測)

 『物事は不思議な力によるものではなく、
ただそこに原因があって、そしてその結果がある。』 


という真理をといたゴータマシッダッタ(ブッダ)さんは、
そうとう勇気があったと書く人がいたが、私も今改めて思う(笑)。


富良野旭川美瑛と私の周りにもスピリチュアル大好きな方が沢山います。
わたしがそうだったからその人達の熱い想いがよくわかります。
そう。結構よくわかります。

ただ、全ては変化する。また想いは変化します。
どれが正しいとか、どちらの考えがよいなどと論争する事は無駄な事。
今はただ、人生の過程。その想いの過程の中にいるだけです。

4年前、人生の途中の一つ向こうの岸までたどり着いた所で、
私の場合は乗り終えたそのスピリチュアル系だったり儀式だったり
不思議な世界へのイカダは手放しました。

私はこのイカダにはずいぶんと長く乗っかっていたように思います。

新しいいかだに乗って、いずれ変化しまた手放し、
きっといつかまた違うイカダにのるでしょう。

だからどのイカダが正しいなんて論争は無意味だそうです。
いまのイカダを一生懸命乗ってみる。平静に。。

人生の道順は皆違うし、
どちらが上とか下とか、早いとか遅いとかでもなく。
まだまだ生きている限り変化し続きます(^_^)

ーーーーーーーーーーーーーーーー
たまたま私が今乗っているイカダは。『ダンマ(法)というイカダ』です。 

※『ダンマ』はインドの古い口語のパーリ語です。
文語のサンスクリット語では『ダルマ

ここにはあやしい宗教色や不思議なことは一切なく、

ただ物事の道理を知り、季節が巡るように全ては変化してゆく。
その変化や日常に起こるさまざまな出来事・物事に
嫌悪や渇望で反応せずに、平静に受け入れ、
自分が今どういう状態なのかに気づき平静であれ等・・・

というイカダ。なかなか難しいのですが(笑)

最近は週に4回~6回ほど起きれるときは早朝3時半から4時半までの1時間、
座禅瞑想(自己洞察瞑想)をしています。

今はしばらくこのイカダに乗って進んでみようと思っています。
いずれ手放すときが来るでしょうが・・・。乗り心地はまあまあです(^_^)


千葉のダンマディッチャへ(vipassana meditation centre in Chiba Japan )

2011-11-01 05:07:00 | 瞑想
カナダより帰国したのは10月22日(土)の夕方。
トランジットでは同日旭川へ帰る便がなく、
一泊して翌日に旭川へ飛ぶ事に。

それなら羽田空港の近くの実家に戻るのが一番早く楽ではあるけれど・・。

せっかく関東に戻ってきたのだから、ずっと行ってみたかった
千葉のヴィパッサナーセンターダンマディッチャに一晩行来たくて・・・。

夕方5時にカナダより成田空港港へ到着、無事帰国。
電車で千葉で乗り換え、茂原駅へ。そこからタクシーに乗って
夜8時頃にセンターに到着。

今回のサーバーの方々と少しお話。みんな明るく素敵な人ばかり。
そしてやはり、ここに来る人はなんだか国際色豊か。
同じ位の年齢も多いし、ヨガの先生をしてたり、普通に旅人が沢山います。

あの国この国のお話が尽きない(^_^)。
もちろんそれだけでなく、心のことについても語り合う。

夜9時からは『メッター・バーヴァナー(慈愛慈悲の瞑想)』

部屋に戻って皆と心について色々語ってから。
お休みなさい・・・・zzz

翌日23日(日)朝4時起床(時差ぼけのまま・・)
4時半より5時半まで奉仕席で瞑想

多くの人と一緒に座って瞑想してきました。
ほんの少しの時間でしたが座れて良かった(^_^)

ここ千葉のセンターに来るのは私は初めて。
寝床は建物もあるけれど、数人はテントで寝たり、
列車のコンテナを改造したような所で寝たり。


ゴッキーもクモもダンゴむしもたまに顔を出す部屋で寝ます(!!)
これも修行ですね(笑)
でも。たぶん建物で寝る人はかなり快適なのでは・・と推測します。

トイレや浴室は離れにあります。


食事&掲示板の場所



朝食のおかゆ&プルーン 他にもベジタリアン食、マクロビちっくで
な体に優しいメニューです。

世界各国のセンターではそれぞれその国の個性があって
食事の空間&時間はコース受講者にとって安らぎのひと時。


私は初めてコースを受けたのは
北インドのヨガの聖地リシケシよりバスで約1時間のデラデュン

そこのセンターでは、虫さんはあっちこっち沢山!
虫が大の苦手だった私ですが、だいぶ鍛えられました(笑)

冬は順番が遅いと水シャワー、食事は日本のように食べ放題ではなくて
サーバー(奉仕の方々)より、控えめに与えられる分を頂く。

私はインドに住み慣れていたから結構大丈夫でした。
なのでそういうセンターに比べたら、千葉のセンターはすごく快適。
京都のセンターは超豪華なのでした(^_^)

9月半ばから京都で10日間のヴィパッサナーコースを終えたばかりのさおりん
「こんなに早く奉仕の仕事にこれるなんて!」と嬉しそう(^_^)

私も(^_^)。
超短時間だけれども、さおりんという『サンガ(同じ志をもつ友)』と、
ずっと来たかった千葉のセンターに来れて本当に嬉しかった!

私が前回センターに来たのは息子がお腹にいる妊娠7ヶ月の時。
なのでセンターに来るのはちょうど3年ぶりです。

その時は京都のセンターに奉仕で9日間、
生徒として10日間コースで滞在しました。

妊娠中センターで過ごした日々は、
その後の波乱万丈の妊娠生活&切迫流産で入院時、
また、出産後に訪れた大きな嵐でも大きな支えとなりました。


瞑想を途中で終えて、
5時半より瞑想ルームから奉仕をしにキッチンへ。



6時半までメッター(慈愛)をこめて
皆が朝食で食べるパンを切らせて頂きました。

さおりん    &   ミカ


6時50分のバスに乗って茂原駅へ向かい、電車に乗って羽田空港へ。
こばPと合流し11時15分羽田発の旭川行きに乗って北海道に戻ったのでした♪

なんて短期な滞在!(笑)さおりんはもう数日奉仕で滞在していました。
今回はほんの数時間でしたが、ここに来れた事は大きかったです。


そして。。。約1週間ぶりのダンマ君との再会~!
&ダンマの面倒を見に東京から来てくれていた両親とご対面。


1週間、病気もなくせきもひどくならず、
元気にすごしていたそうで何より安心しました。

家に帰ると、ブルーレイDVDが置いてあり(^_^)、
部屋はめちゃめちゃきれいで、庭の草むしりやあれやこれや。
みーんな両親がしてくれていました♪

私生活の面では考えが違うのでぶつかる事が多いのですが、
その他の色々な事に関しては毎回本当に両親に感謝です。

そんなこんなで過ぎた一週間でした♪
あるご縁からカナダ&千葉のセンターに行けた事、とても感謝です。
この貴重な経験をこれからの日々に生かして行こうと思います。(^_^)