先日、ベルギーで開催された「世界学生自転車競技選手権大会」。
このBLOGでもご紹介した「辻 善光」選手(立命館大学)が「NOKO/ALUMINO」を駆り、
男子ロードレースで「14位」でゴールしました。
その辻選手からレースレポートが届きましたので、一部抜粋して掲載します。
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世界学生自転車競技選手権大会 3月25日 ベルギー・アントワープ
天候:曇り時々晴れ
距離:142.8km(6.8km×21周回)
レース前夜のミーティングでT.T.を走った三瀧と秋山、T.T.が得意な村上は
逃げに乗り、スプリントが得意な辻と中島はゴールスプリントを狙う走りをするよう
に指示を受けた。
夜から雨が降り始め午前中の女子ロードレースが終わるまで降り続いた。
男子5人は雨が弱まるのを待ち1時間軽く走りに行き、昼食を摂った。スタート1時間前
に会場のテントに入りアップオイルを塗ってもらい最後のアップをする。
午後2時スタート。午前中の雨は上がり路面はスタート前の強風でほとんど乾いていた。
スタート直後からハイペースでレースが進む。朝から調子がよく体が軽く感じたため、
本当の調子を見るために2周目にアタックをした。4人ほど付いてきたが先頭交代には
加わってくれない。すぐに集団に吸収されたがカウンターでもう一度アタックした。
3人付いてきたがまた先頭交代に加わってくれなかった。自分が日本人だと意識されて
いることを確認した瞬間だった。しかしこのことを機に俄然やる気が出てきた。
調子は本当に良く、アタックして足を使ってもすぐに回復することができた。
10~50kmの間で3回集団落車が起こった。2回目の落車の前に3人逃げていて落車
と同時に7人がアタックして追いつき先頭集団が10人となった。20秒差を維持して
逃げ続ける。先頭集団には2日前のタイムトライアルで優勝したオランダの選手が入って
いたため危険な逃げだと思い、先頭集団と距離が縮まったときに追走を試みる。
1人では追いつけなさそうな距離だったので他の選手を待ったが来なかったため一人で
追う。あと3秒差くらいのところまで差を縮めたが足がなくなってしまい届かなかった。
そのまま先頭集団はペースを上げ逃げ続けた。1人脱落し先頭は9人。後続集団は追走
するものの落車や強風の影響でペースが上がらず追走をあきらめた。
ラスト2周半で僕のためにゴール前で列車を組むかどうかとチームメイトに聞かれたが
道幅の狭さによるポジション取りの難しさと、より上の順位で日本人がゴールすること
を考えると、大人数のスプリントよりラスト1周のアタック合戦に乗って少人数でスプ
リントをするほうが確率が高いと考え、自分の力をすべて出し切る走りをして欲しいと
答えた。これに応えるようにラスト1周と4分の1で中島がアタックし、捕まった瞬間
にカウンターで三瀧が飛び出す。単独で先行するアイルランドとイタリアに追いつき3人
でラスト1周に入る。20秒差を保ち逃げ続ける。
このまま行くかと思われたがラスト1kmで集団が吸収。集団では辻が中島に引いて
もらい20番手くらいまでポジションを上げる。そこから単独で7番手までポジション
を上げる。そこからスプリントし集団5位(全体で14位)でゴールした。
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NOKO号は世界で活躍する日本のバイクです!
これからも「日本人の為に日本人が考え創る」という創業当時からのコンセプトである
「JAPAN 100%」を追求していきます!
NOKOは、今後も日本人選手を応援していきますよ!
このBLOGでもご紹介した「辻 善光」選手(立命館大学)が「NOKO/ALUMINO」を駆り、
男子ロードレースで「14位」でゴールしました。
その辻選手からレースレポートが届きましたので、一部抜粋して掲載します。
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世界学生自転車競技選手権大会 3月25日 ベルギー・アントワープ
天候:曇り時々晴れ
距離:142.8km(6.8km×21周回)
レース前夜のミーティングでT.T.を走った三瀧と秋山、T.T.が得意な村上は
逃げに乗り、スプリントが得意な辻と中島はゴールスプリントを狙う走りをするよう
に指示を受けた。
夜から雨が降り始め午前中の女子ロードレースが終わるまで降り続いた。
男子5人は雨が弱まるのを待ち1時間軽く走りに行き、昼食を摂った。スタート1時間前
に会場のテントに入りアップオイルを塗ってもらい最後のアップをする。
午後2時スタート。午前中の雨は上がり路面はスタート前の強風でほとんど乾いていた。
スタート直後からハイペースでレースが進む。朝から調子がよく体が軽く感じたため、
本当の調子を見るために2周目にアタックをした。4人ほど付いてきたが先頭交代には
加わってくれない。すぐに集団に吸収されたがカウンターでもう一度アタックした。
3人付いてきたがまた先頭交代に加わってくれなかった。自分が日本人だと意識されて
いることを確認した瞬間だった。しかしこのことを機に俄然やる気が出てきた。
調子は本当に良く、アタックして足を使ってもすぐに回復することができた。
10~50kmの間で3回集団落車が起こった。2回目の落車の前に3人逃げていて落車
と同時に7人がアタックして追いつき先頭集団が10人となった。20秒差を維持して
逃げ続ける。先頭集団には2日前のタイムトライアルで優勝したオランダの選手が入って
いたため危険な逃げだと思い、先頭集団と距離が縮まったときに追走を試みる。
1人では追いつけなさそうな距離だったので他の選手を待ったが来なかったため一人で
追う。あと3秒差くらいのところまで差を縮めたが足がなくなってしまい届かなかった。
そのまま先頭集団はペースを上げ逃げ続けた。1人脱落し先頭は9人。後続集団は追走
するものの落車や強風の影響でペースが上がらず追走をあきらめた。
ラスト2周半で僕のためにゴール前で列車を組むかどうかとチームメイトに聞かれたが
道幅の狭さによるポジション取りの難しさと、より上の順位で日本人がゴールすること
を考えると、大人数のスプリントよりラスト1周のアタック合戦に乗って少人数でスプ
リントをするほうが確率が高いと考え、自分の力をすべて出し切る走りをして欲しいと
答えた。これに応えるようにラスト1周と4分の1で中島がアタックし、捕まった瞬間
にカウンターで三瀧が飛び出す。単独で先行するアイルランドとイタリアに追いつき3人
でラスト1周に入る。20秒差を保ち逃げ続ける。
このまま行くかと思われたがラスト1kmで集団が吸収。集団では辻が中島に引いて
もらい20番手くらいまでポジションを上げる。そこから単独で7番手までポジション
を上げる。そこからスプリントし集団5位(全体で14位)でゴールした。
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