踏みとどまったドジャース

【現地9月13日】

MLB　SD 3－6 ＠LAD
スカパー! 184　解説：上田龍さん

ドジャース(LAD)がポストシーズンに進むためには絶対に負けられない試合。
その気迫がパドレス(SD)を圧倒した形になり、
ワイルドカード争いで首位のSDとのゲーム差を1.5に縮めました。

SDが“精密機械”グレッグ・マダックス（41才）、
LADが“ブーマー”デービッド・ウェルズ（44才）。
両先発の大ベテランは2度目の対戦。
前回は去年9月、ユニホームは逆だったんですが、
そのときと同じように、今日も軍配はウェルズに上がりました。

前人未到の20年連続2ケタ勝利で通算345勝のマダックスは夏場から絶好調。
5連勝中のマウンドでしたが、
今日は立ち上がりからLAD打線につかまり、
3回1/3で、10安打6失点、今季最短でKOされてしまいました。

一方、先月9日にSDのメジャー枠から外れ、24日にLADと契約したウェルズ。
今日は5回まで1安打無失点。6回に2本塁打で3点は失ったものの、
チームへの恩返しには十分な移籍後3勝目（通算238勝目）を挙げました。

LADは7回プロクター、8回ブロクストンとつないで、
9回は斎藤隆が速球主体の投球で2三振を奪うなど完璧な投球。
14試合連続無失点で38セーブ目を挙げました。

LADの残りは16試合。
ダイヤモンドバックス(ARI)と7試合、ロッキーズ(COL)と6試合、
そしてLADにだけは牙をむいてくるジャイアンツ(SF)と3試合。
厳しすぎる対戦が続きますが、希望は残りました。
うーん。ここも目が離せませんねー。


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