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羊の皮を被った山羊

気の向くまま、思いつくまま

風起花抄

2023年05月16日 14時54分54秒 | ドラマ・映画
『十年三月三十日〜その愛、時をこえて』 に続く、グーリー・ナーザー二作目

ウイグル出身のエキゾチックな容姿に目を奪われる

袁莱のクールなキャリアウーマンぶりも良かったが、琉璃もなかなかチャーミングで良い

お相手の裴行倹を演じるティミー・シューも、なかなかのイケメン

武媚娘を演じるシー・シーは、明蘭での墨蘭が意地悪な役だっただけに、今回は随分印象がよい
個人的には墨蘭のキャラの方が生きると思う
武則天の視聴から脱落したことを少し後悔

李世民を演じるタン・カイは、燕雲台に比べて毒っ気が抜けて、イケオジの魅力が半減

さて、肝心の内容

大唐流流と似ていて、比較的ライトな感じ
話はサクサク展開し、やきもきさせる展開も少ない

燕雲台のように皇帝のわがままで、二人が引き裂かれることもなし

仕事のあとのストレス解消にはこれくらいが丁度よい

卓錦娘への復讐をもう少し盛り上げてくれれば、尚良し

最後はあっさりと終わり、やや物足りない気もするが、ハッピーエンドで何より

星★★★✪3.5で
ドラマ『風起花抄(ふうきかしょう)~宮廷に咲く琉璃色の恋~』の感想・レビュー[30件] | Filmarks

ドラマ『風起花抄(ふうきかしょう)~宮廷に咲く琉璃色の恋~』の感想・レビュー[30件] | Filmarks

レビュー数:30件 / 平均スコア:★★★3.4点



十年三月三十日〜その愛、時をこえて〜

2023年03月07日 06時52分03秒 | ドラマ・映画
燕雲台の韓徳譲、ショーン・ドウが出てるドラマが目に入り視聴

韓徳譲は辛い想いをしたので、こちらでは幸せであればよいと願いつつ
十年三月三十日(中国ドラマ)の全話動画無料配信は?あらすじやキャストも!

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にーはお!華劇回廊編集部です! 今回は、中国ドラマを紹介!十年三月三十日です! 画像元 https://datv.jp/ ショーン・ドゥさんとグーリー・ナーザーさん主演! 長...

華劇回廊

話自体は、主役の二人がくっついたり、離れたり、少し間延びした感は否めないが

中国の歴史ドラマによくある陰謀とか略奪とかの要素は薄く

比較的心の平静を保ちながら見られた

ショーン・ドウとグーリー・ナーザーは美しいし、他のメンバーも含め眼福

正直、中国の現代ものドラマは、韓国ドラマに比べるとまだまだ発展途上

やはり中国ドラマは、歴史ものに限る

★★★星3つ

燕雲台

2023年02月24日 07時46分26秒 | ドラマ・映画
王女未央、帰去来に続き、ティファニー・タン三作品目
《予告動画あり》BS放送中「燕雲台」あらすじ・キャスト紹介・作品/歴史解説|Cinem@rt記事一覧 | アジアをもっと好きになるカルチャーメディア

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蕭燕燕は遼の朝臣・韓徳譲と出会い、次第に愛し合うようになり……あらすじやキャスト情報、時代背景の解説など「燕雲台」がもっと楽しくなる情報・関連記事を紹介!

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相変わらずお美しい
一昔前と言っては失礼だが、私のような世代にしっくりくる綺麗さと思う

舞台は中国宋の時代の北方の国、遼
たしか、王女未央も涼だったような

耶律一族の帝位を巡る争い

耶律一族は実力のある者が帝位を継ぐという慣わしらしい

成果、実力主義の現代からすると一見正しいように見えるが、これが争いの種になる

中国の王朝は長子相続が多いと思うが、徳川幕府なんかこれに倣っている

こういうところが歴史の知恵なんだろうと、あらためて歴史を学ぶ価値を思う

三姉妹物は、独孤伽羅以来だが、3人のキャラ付けが同じ感じなのも興味深い
しっかり者の長女、野心的な次女、天真爛漫な末っ子
いつの時代も同じなんだろう

遅れて放送が始まった大宋宮詞は、宋側から見た同じ時代の遼が描かれており、見比べると面白い
遼の登場人物のビジュアルの差が激しいのもなんだか楽しい

私が好きな恋愛要素については、正直複雑な感想

韓徳譲と燕燕の仲をあんな形で引き裂かなくてもと、あの辺りは見ていて辛かった

終盤になって、お互い“再婚”したわけだが、どうしても太后と相父という、かつてとは違う上下関係が残ってしまうのが、やっぱり違和感がある

男尊女卑と非難されるかもしれないが、歴史ものなので、普通の夫婦の関係の二人が見たかったと思うところ

しかし、内容とは関係ないが、週2日の2話ずつの放送より、毎日1話の方がいい
間が空いて忘れてしまうし、二話見なきゃというプレッシャーが地味に堪える

★★★★星4つで


大唐流流

2023年01月27日 07時08分54秒 | ドラマ・映画
瓔珞の傅恒と射鵰英雄伝の黄蓉が主役の唐代のドラマ

独孤伽羅から繋がる時代設定がなんだか興味深い
あの独孤曼陀の孫がこんな徳のあるまともな皇帝(太宗)なのかと少し驚く
この太子が武則天のあのオヤジになるのかとか

ちょうど貞観政要を読んでいるところなのもあり、色々勉強になる

瓔珞と同じようなやや霞んだような画像も落ち着いていてよい
武則天は目にきつかった

ドラマの内容は、まずまず
あまり重苦しくなく、気軽に楽しめる
もう少し、楚慕と傅柔の幸せな時間が見たかったとのネットの声には同感

シュー・カイは傅恒の方がカッコ良さが引き立つ
リー・イートンは黄蓉の方がチャーミング

総じて言えば、この感想が全てをドラマの評価を表現してるといえる

★★★✬星3.5くらいか

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時をかける愛

2023年01月20日 07時58分30秒 | ドラマ・映画
相変わらず、中国時代劇の録画を追われるように見ている毎日
少しアクセントをつけたく台湾の現代ものを視る
時をかける愛

時をかける愛

SPOエンタメ倶楽部

レビューが高いから期待して見始めたが、結果的には期待を上回る作品

久々に寝不足覚悟で一気に見終わった

全26話、一話も無駄がなく、ストーリーに惹き込まれる

そしてなにより主演のアリス・クーさんの演技が素晴らしい
決して凄い美人というわけではないが、あの演技に心が揺さぶられる

タイムスリップものは、右脳で感じるままに見ないとダメとは思いつつも

ついつい左脳が働き、辻褄が合うかなど考えて、気が削がれることがある

このドラマはそれを差し引いても感動的だった

結末のまとめ方がずっと気になっていたが、このストーリーからしたら、自分的には最善の終わらせ方だと納得

Netflixで韓国版のリメイクが配信される予定らしいが、この余韻を壊されたくなくて、視聴は二の足を踏む

納得の★★★★★星5つ


ラーゲリより愛を込めて

2023年01月09日 13時46分44秒 | ドラマ・映画
三連休の最終日
一人の時間ができたので朝一の会に出掛ける

いつもはアニメばかり観る息子も
日頃ドライな会社の後輩も
多くの人が感動した、泣いたと評判の映画

透き通るような冬晴れの朝に、わざわざ極寒の映画を観に行くべきか迷うが、周りの評判を頼りに向かうことにする

ストーリーとしては確かに感動的
最後の4場面は、涙を誘う
私は安田顕さんが一番

周りからも啜り泣く声が聞こえる

でも、終ぞ涙が流れ落ちることはなかった
割りとよく涙が出る方である
それなのに

どうしても入り込めなかった

山本さんを応援、支持しようと皆が思うようになる描写が足りないせいか

シベリアでの収容所での過酷さが伝わってこなかったせいか

はたまた、そもそも悲惨なこの戦争を題材にして感動ストーリーを仕上げたことに対する違和感か

自分でもよく分からないが

観賞後の余韻の少なさが、私にとってのこの映画の評価であることは間違いない

少しハードルを上げすぎたせい、ということにしておきたい

スラムダンク

2022年12月04日 09時54分08秒 | ドラマ・映画
家族3人で初日に観賞

中学生の頃読んでいた漫画が世代を超えて読まれていることは驚き

登場人物の身長を未だに覚えている自分にも驚き
娯楽もお金も少なかったあの頃、一つの作品を穴が空くほど読んでいた

ギリギリまで作品の内容が明かされなかった情報管理の徹底さは凄い
こちらもネット記事をふと目にするリスクには気をつけながら初日に観賞

湘北メンバーが一人ずつデッサンされ、5人が揃って動き出す
そこに神奈川県代表湘北高校と表示された瞬間、謎だったストーリーが明らかになり、ゾゾッとする
見たかった試合が見える感激

漫画を読んではジーンと来るシーンは、映画でも同じ
なんでか涙ぐんでしまう

極めつけは最後の一分

映画館が静寂に包まれる
咳一つ許されない緊張感
痺れる

動く漫画テイストは、アニメがあまり好きではない原作派の私にはたまらない

人それぞれ色々な感想があると思うが、私としては大満足の映画だった






母性

2022年11月27日 10時26分24秒 | ドラマ・映画
永野芽郁さんは、朝ドラ半分青いの頃から好きな女優さん
いい意味で普通の感覚の人ではない、いかにも女優さんというところが魅力

戸田恵梨香さんは、ご結婚されて心に拠り所ができたからだろうか、表情がとても柔らかくなった気がする

そんなお二人が出演されている「母性」

女性は、「母親」か「娘」のどちらからしい

そもそも男性の私には全く想像もつかない世界だが、お腹を痛めて産んだ子に注ぐ愛よりも、自分に愛を注いでくれた母親への愛の方が強い女性がいる

自分も子供ができたとき、結婚していたとはいえ、どこか親の庇護の下にいたような気がしていたところから、引き離されて行くような気がして心細く感じたことがあった
今思えば、息子から父親に変わることへの不安だったんだろうと思う

さすがに今ではそんなことは思わないが、いつまでも娘でいたい気持ちは分からないでもない

それにしても永野芽郁さんの怒る演技は抜群
半分青いで、古畑星夏さんとの修羅場を演じた時から、彼女の怒りの演技には魅了され続けている

男性なのでそこまで入り込めなかったが、まあ悪くない映画だと思う

と、映画は良かったが、

今までで経験したことのないレベルのマナーの悪いグループに出くわし、せっかくの非日常の空間が台無しとなった
途中何度もスタッフが諌める始末
退館時にスタッフがお客さん一人ひとりに謝っていたが、スタッフも気の毒だと思う