帰ってきた常時リソース不足

センセイ(べ・一文字)の日々是アキバ系ヲタ生活 あーかいぶ

I've Budokan 2005 -Open The Birth Gate-

2005-10-15 23:36:36 | I've
I've Budokan 2005 -Open The Birth Gate-
IVEBUDOKAN01
ゲートが開く瞬間の目撃者になれました。

セットリスト
01 砂漠の雪 (「diRTY GiFT」) (キーボード:C.G Mix)
02 FLY TO THE TOPBLUE GALE『MAVERICK・MAX』)
03 美しく生きたいZERO『吐溜 -TRASH-』)
Vocal : MELL
04 BelvediaSelen『DEEP ZERO』)
05 Ever Stay SnowSweet Basil『SNOW DROP』)
06 Birthday eve (Otherwise『sense off』)
Vocal:SHIHO
07 僕らが見守る未来 (BLUE GALE『はじらひ』)
08 Senecio (『おねがい☆ティーチャー』イメージソング)
09 Do you know the magic? (Sirius『魔法はあめいろ?』)
(キーボード:羽越実有)
Vocal:詩月カオリ
10 verge "Mixed Up Nakazawa Tomoyuki Style"
11 Last regretsKey『Kanon』)
GuestVocal:彩奈
12 SHIFT -世代の向こう~World Wide Mix-
13 鳥の詩 (Key『AIR』) (キーボード:折戸伸治)
GuestVocal:Lia
14 IMMORAL (BLUE GALE『IMMORAL』)
15 明日への涙 (『おねがい☆ツインズ』ED)
16 eclipse (Selen『燐月』) (キーボード:中沢伴行)
Vocal:川田まみ
17 Velocity of sound (ソフトウェアハウスぱせり『ソニックプリンセス』)
18 DROWNING (ANIM『凌辱痴漢地獄』)
19 philosophy (D.O.『家族計画』)
Vocal:モモ
20 砂の城 -The Castle of Sand-ねこねこソフト『朱 -Aka-』)
21 Around the mind (ソフトウェアハウスぱせり『ファントムナイト 夢幻の迷宮2』)
22 Automaton (CALIGULA「真説 猟奇の檻」)
Vocal:島みやえい子
(MC I've Talk JAM)
SpecialMC Lenne Hardt(レニー・ハート PRIDEのMC)によるゲストミュージシャン紹介
C.G Mix、中沢伴行、高瀬一矢登場
23 Fuck Me (ZERO『吐溜 -TRASH-』)
(ギター:高瀬一矢、キーボード:中沢伴行&C.G Mix)
(OFF Vocal)
24 Collective  (ギター:高瀬一矢、キーボード:中沢伴行&C.G Mix)
25 涙の誓い (JANIS/ivory『とらいあんぐるハート3』)
Vocal:KOTOKO
26 Second Flight (『おねがい☆ツインズ』OP)
Vocal:KOTOKO&佐藤裕美(Guest)
27 Crose To Me… "Mixed Up Takase Kazuya Style"
Vocal:怜奈
28 Change my Style ~あなた好みの私に~BLUE GALE『コスって!My Honey』)
29 Wing my WayTGL『ファーランド シンフォニー』)
Vocal:KOTOKO

アンコール
30(EC-1) See you -小さな永遠-JANIS/ivory『とらいあんぐるハート3』)
Vocal:I've Special Unit(KOTOKO,MELL,MOMO,SHIHO,詩月カオリ,川田まみ,島みやえい子)
31(EC-2) Fair Heaven
Vocal:I've Special Unit&ALL Guest

(耳コピ&記憶を頼りにしているので間違いは容赦の程)

まずこのリストを見ていただければ判りますが、全31曲、総計4時間と予想だにせぬ長時間にわたるライブでした。メインの歌姫はそれぞれの持ち歌を3曲ずつ披露し、ゲストの歌姫二名も2曲ずつと盛り沢山。しかもその殆どをこれまで提供してきた18禁ゲームの主題歌関係と、まさにI'veの歴史の一区切り、新しい歴史がここから始まると言う事にふさわしい武道館ライブであった、と言えるのではないかと。
処々の不満はあれど(電波系が少ない、ユニット系が殆ど無い、Wアンコールが無い等)、その場にいた者として言わなくてはいけない事はひとつ。

感動のライブをありがとう。


それでは各曲の感想などを…(ネタバレ含む注意)




トップバッターはMELL様。KOTOKOライブでもおなじみのトランス系ミュージックをBGMに舞台が開き、黒い衣装に包まれたMELL様が!そのまま「砂漠の雪」を開始。キーボードが二人いたので、内一人はC.G Mix氏と思いましたが、それ以上に後ろのバックダンサー・上半身裸のガイジンがハードゲイのごとく腰を振っており非常に気にかかります。曲が終わるとそのまま後ろ向きでハードゲイに抱かれるMELL様…ステージ両サイドの大画面にもその姿が大きく写されて大歓声。そして「FLY TO THE TOP」のイントロと同時に黒い衣装が脱ぎ捨てられて赤いドレスに華麗に変身! 昨年冬のKOTOKOライブと同じ構成ですがやられました。そのままC.G mixの紹介と、簡単なMCを挟み「美しく生きたい」を高らかに歌い上げ終了。

二番手はSHIHO姐さんですが、レザービキニ風の衣装とオヘソの部分のボディペイントが艶かし過ぎます。圧倒的な歌唱力で「Belvedia」「Ever Stay Snow」「Birthday eve」を歌い上げます。若干季節外れでもあったので「Ever Stay Snow」の時は曲の解説が欲しかったなぁと思ったり…。でも「Birthday eve」サビの時に「みんな一緒にーっ!」とマイクを観客席に差し出し「your new word、our new world」をコールさせようとしますが、悲しいかな曲が若干古いせいかいま一つみんな乗り切れていなかったです。残念。

続けてゆったりした曲調と同時に現れた詩月カオリことかおりんが常に客席に手を振りながら「僕らが見守る未来」「Senecio」とこれまでと比較してスローテンポの曲を歌い上げます。ただ目に見えて緊張しており、キーボードに入ってた羽越実有さんの紹介をすっかり忘れています。それでも三曲目には「ゆっくりした曲続きだったので、元気に!」と言い「Do you know the magic?」を踊り場まで駆け抜ける元気さで熱唱。客席もノリノリで「あーめーふり!」とコールにも力が入ってました。

そしてゲストコーナーとも言うべき時間帯になり、ロングヘアーが美しい彩奈が登場し「verge "Mixed Up Nakazawa Tomoyuki Style"」を歌い、「昨年冬のコミケで販売されたCDに収録されていた曲で…」と、武道館でコミケ限定販売CDについて聞く事になろうとは、と軽く鬱になったのもつかの間「この曲で私を知ってくれた人も多いと思います」と台詞のあとに、あぁエロゲヲタが長年夢にまで見た「Last regrets」の生演奏・ライブで聴く事が出来ました!
続けて現れたLiaはやはりコミケ限定シングルCD収録曲「SHIFT -世代の向こう-」を歌いますが、最後のサビだけを同時収録の「World Wide Mix」の英語版で歌い、ライブならではのサプライズを見せてくれます。そして「ゲーム、アニメ、映画にもなった作品の…」と紹介し、作曲者の折戸伸治氏登場!そのまま折戸伸治生演奏による「鳥の詩」。一緒に来たツレ(古くからのエロゲヲタ)の「あぁこれだけで五千円の価値あったわ…」と言う台詞が印象的でした。

これまでステージ奥の文字通り「ゲート」から登場してきた各歌姫ですが、続けて登場した川田まみは踊り場したからいきなり登場!青いチョッキ風の衣装がFFⅧのリノア見たいと思ったのは内緒だ。独特のビブラートが響く「IMMORAL」「明日への涙」「eclipse」と聴かせてくれます。特に「IMMORAL」「eclipse」は好きなゲームの曲であり、キーボードにニット帽を高瀬氏から受け継いだ中沢伴行氏が入り、生で聞けてサイコーでした。
お次はMOMO。ハイテンポの「Velocity of sound」「DROWNING」を歌ったあと、「しっとりと行きます」という言葉と共に「philosophy」ですが、この曲の時にこれまで殆ど立ちっぱなしの観客が着席し、ゆっくりと手拍子&左右にスイングされるサイリューム…。曲も然ることながらゲームが紛う事無き大傑作「家族計画」のエンディングなので、心に染み渡る名曲を落ち着いて堪能できました。結局このライブ中座ったのってここだけだったし

そして登場しました御大島みやえい子先生!真っ赤なドレスに身を包んでますが、「還暦じゃないですよ?」と春のライブでも炸裂した軽妙トークは相変わらずです。「砂の城 -The Castle of Sand-」「Around the mind」をアコースティック風に存分に聴かせますが、「「Around the mind」を武道館で歌うことが出来るとは!」と言う感激の台詞が何よりも印象的でした。ギターが非常に強い「Automaton」も存分に聞かせるのですが、春のライブの時もそうだったのですが、この曲の時にベースのからあげ君こと横田氏がやたらと元気に前に出てくるのが印象的でした。

一旦「Automaton」が終わるとバンドメンバーも袖に下がり、時間的にもそろそろアンコールかな?と思っていると、これまで歌い終わった歌姫が集合し、「I've Talk JAM!!」と即席ネットラジオが始まりました。観客の「キタ━━━(゜∀゜)━━━ッ!!」を合わせ、「北海道弁講座」で笑わせようとする前に素で会話が面白いのでネットラジオそのままの各キャラがそのまま動いておりました。
そしてスペシャルゲストがまた登場! PRIDEのMC、レニー・ハートが登場し、PRIDE風の紹介で各コンポーザーを呼び出します(記者会見のPRIDE風ってこれのことだったのか)。そこで待ってましたの高瀬一矢氏登場!ギターを持ち、ボーカルレスですが一発でそれとわかる名曲「Fuck Me」の演奏が開始!観客も「Fuck Me!Fuck Me!」とコールを入れますが、傍から見りゃなんと危ない光景なんでしょ。
そしてメンバーはそのままでギターイントロがさらに強くなった中で真打KOTOKO登場!そのまま非常に強いギターサウンドの中歌詞など聞き取れないような状態で「Collective」を歌います。ちなみに歌詞はこんな感じ「ろりぷに」様10/3分、情報元「独り言以外の何か」様)で、聞き取れなくてよry。
そのまま「第二のデビュー曲とも言うべき曲」と言う事で「涙の誓い」。個人的に是非是非聴きたかった曲なので感無量。MCでデビューからアニメ主題歌の話になり、「おねがい☆ツインズ」の話になり、「別のブランドの人と始めて歌った…」と言う事で、エロゲー界のマライア・キャリー 佐藤裕美姐さんキターっ!そして史上初のKOTOKO&佐藤裕美による「Second Flight」曲単体で聴くと多少うざったく感じる間奏の台詞もライブで聞くと何故ここまで感動的になるのだろう。全てを出し切った感じの裕美姐さんも印象的でした。
歌が終わるとKOTOKOが自分の愛弟子と言う事で怜奈チャンが紹介され、KOTOKOのデビュー曲でもあり、去年冬に発売された(コミケとは言わなかった)CDに収録された「Crose To Me… "Mixed Up Takase Kazuya Style"」を堂々と熱唱。これまでのI'veに無い艶のある声なので今後に期待ですな。

そして響き渡る「ビーッ、ビーッ」と言う警告音。すわShortCircuitか?と思ったのですが、ダンサーズがメイドのコスプレをして来て、「あ~てんしょんぷりーズ、あ~てんしょんぷりーズ」という台詞と共にKOTOKOが大砲を持って「Change my Style ~あなた好みの私に~」。ただし会見で言っていた早着替えは実現できませんでした。
とうとうラストソング!KOTOKOが好きな曲だと語る「Wing my Way」を高瀬一矢氏のギターをバックに高らかに歌い上げ、全29曲のフィナーレを飾ります。

そしてメンバーが次々とステージを後にし、最後の人が消える前に…「アンコール!アンコール!」相変わらずヲタ早すぎ。

しばらくアンコールが続いた後、メンバーが再集結し、歌姫全員が集合し、アンコールに入ろうとしますが、ここでマイクを渡されたえい子先生が涙ぐんでしまい、その他の歌姫ももらい泣きを続ける中で、全員集合の時のこの一本「See you -小さな永遠-」 涙声でそれでも歌ってくれ、観客のスイングに併せて歌姫たちも手を左右にスイングしてくれる…これ以上無い一体感!これで感動しないヤツはI'veファンじゃねぇ!「See you」が終わった後も涙ぐんでいるのですが、最後の最後、グランドフィナーレという事でゲストボーカリスト、コンポーザー、ダンサーズも全て集合し、全員で歌う究極の一本、そして今回の武道館ライブのテーマソングとでも言うべき、「Fair Heaven」を歌います。個人的には最後のサビ、MELL様が「Wiiiiiiiiind」と伸ばす部分があるのですが、既に涙でボロボロのMELL様を皆で囲み励ましながら歌っている姿が印象的でした。

涙声の皆さんの別れの言葉と、高瀬一矢氏の「またあいましょう」の言葉を胸に、武道館ライブは終了しました。

もう一度言います。処々の細かい不満(電波系が少ない(恋愛CHUもキュンキュンも無かった…)、ユニット系が殆ど無い(HealingLeafも無かった…)、Wアンコールが無い等)は数あれど、その場にいた者として言わなくてはいけない事はひとつ。

感動のライブをありがとう。
これに尽きます。

そして本日参加した皆様、お疲れ様でした。明日以降の腕振り筋肉痛に気をつけて。

2 コメント

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はじめまして、毎日楽しく拝見しています。ライブ... (nege)
2005-10-16 01:39:01
はじめまして、毎日楽しく拝見しています。ライブ、私も堪能させて頂きました。センセイの曲予想を見ていたおかげで、より楽しめた感があります。途中の「FUCK ME」の生演奏の時はこのブログを思い出してニヤリとさせて貰いました。まだ更新中のようなので、がんばって下さい!
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おはようございます。そしてやはりセルフライナー... (ko-1)
2005-10-16 02:19:19
おはようございます。そしてやはりセルフライナーノーツ化してくれましたね! 更新も期待しております。昨日のライヴではセンセイの飛び跳ねる様や腕フリを斜め後ろから拝ませていただきました。 お仕事…早番なので寝ます。いやもうこの時間は既に遅いか。 でわ。
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