一昨日のNHK夜9時のニュースで、戦時体制真っ只中の昭和20年(!)に翼賛選挙の無効を裁決した裁判官の特集がありました。
翼賛選挙とは政党を解消・統合して戦時体制に協力する政治家候補を国家が支援し、そこに組みしない候補には妨害が加えられる選挙です。
決して民主主義とはいえない明治憲法の精神からしても、この選挙は違法であるとした裁判官。特高警察の尾行など極めて厳しい状況に立たされながら、司法の独立と己が正しいと信じた判断を命をかけて守りました。
翻って、今を生きる私。
監視社会とか改憲や共謀罪が通りそうとか、個人の意志を砕くヤバい力を感じるものの、そのヤバさが具体性をまだ持ってないのに、怖じ気付きそうな私がいます。
正しさを信じる強さ、そこに向かい続ける意志の力を、問われている気がしています。
翼賛選挙とは政党を解消・統合して戦時体制に協力する政治家候補を国家が支援し、そこに組みしない候補には妨害が加えられる選挙です。
決して民主主義とはいえない明治憲法の精神からしても、この選挙は違法であるとした裁判官。特高警察の尾行など極めて厳しい状況に立たされながら、司法の独立と己が正しいと信じた判断を命をかけて守りました。
翻って、今を生きる私。
監視社会とか改憲や共謀罪が通りそうとか、個人の意志を砕くヤバい力を感じるものの、そのヤバさが具体性をまだ持ってないのに、怖じ気付きそうな私がいます。
正しさを信じる強さ、そこに向かい続ける意志の力を、問われている気がしています。