鋭幸の庵

寺なし坊さん四苦八苦

年末のあれやこれや。

2020年12月28日 | 日記
携帯を機種変更したらアドレスも(そんなつもりはなかったのに…)変わってしまい、ブログに投稿するための作業をしたら、ワイモバイルのアドレスを受け付けてもらえない事が判明。どうにかパソコンから投稿できそうですが、写真のアップはどうしよう…。

さて先日「お坊さんも宗教とは関係なくするんですか?」と聞かれました。はい、やりますクリスマス。

私の中で「神様が世界を創造された」物語はしっくりこないのですが、そうした表現から、貧しい人や弱い立場に置かれた人を兄弟として愛した人として、イエス=キリストに敬意を払いたいのです。

それに「見返りを求めず、姿も見せずに、人に贈り物をする」人の代表がサンタさん。年末「児童施設にサンタさんのプレゼント」とかのニュースを聞くと、素直にうれしい気持ちになります。

いつもは生活に追われて自分の事しか考えられませんが、季節ごとの宗教行事などをきっかけに、属性の違う人の事や未来や過去を考える事で、気持ちが楽になれたり人に優しくなれる気がします。

今年はコロナ禍で大変な一年でしたが、飲食業や医療従事者の方のご苦労は如何ばかりかと拝察します。正直まだまだ長い戦いかもしれませんが、心は折れないようにしなやかに。

振り返れば、東日本大震災と原発事故の年の瀬は、この言葉を言うのも躊躇いがありましたが、先が見えないときにこそ未来に希望を託す言葉を交わし合いたいものです。

皆さま「どうかよいお年を」。

合掌