Je pense donc je suis

閑話休題:柔らかいこころと硬いこころ

身体はこころにとっては服みたいなもので、いくら丁寧に
着ていても時間とともにしわがよったり綻びたりして
古びていく。

身体が古びていく程度を表すのが実年齢じゃないかなぁ。

一方、こころの中は子供時代、学生時代、社会人時代・・・と
いった各時代の体験や経験が記憶として溜まってだけで、
こころは古びていかない。

こころが若い人というのは、その時その時の状況に応じて、
自分が一番楽しめる記憶を瞬時に取り出して、その記憶が
できたこころに戻れる人と言えるような気がするけどね。

例えば、夏が近づいてくるとセミやトンボと会えるなぁと
ワクワクしてくるけど、子供時代のこころになっているん
だよね。

こころが若くない人というのは、
・記憶を瞬時に取り出すことができなくなった人
・記憶を取り出すことに抵抗感がある人
じゃないかなぁ。

例えば、「大人なのにセミやトンボに興味を持つのは
子供っぽい」と考える人とか(笑)

こころは「若い、若くない」というより、
「柔らかい、硬い」と言った方がいいかな。

ところで、「こころはどこにあるのか?」という議論も
あるよね。

「こころ」を漢字で書くと「心」なので「心臓」に
あると思うよね。「度胸がある」という時もこころは
心臓にあると思うよね。

でも、精神年齢という時は、心臓じゃなくて頭脳の
年齢だと思うよね。さらに、「頭脳=こころ」ではなくて、
「頭脳を使って考えること=こころ」じゃないかという
気もするでしょ。

こうやってあれこれ考えても、「これが正解!」という答えは
出てこないよね(笑)

だから、Je pense donc je suis.かも。

 

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