沙予日記

ステンドグラス作家 五十嵐沙予の公式ブログです
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ツーの犬生

2012-05-31 16:50:13 | Weblog
河北新報の「子犬子猫あげます」を見て
主人と一緒に福島県まで貰いに行ったのがツーです
ビーグル犬の赤ちゃんということなので両手の平に入るような大きさの
耳の長ーーい犬を想像していましたが
あら?あまり耳が長くない 優しそうな顔の子犬でした
自宅に到着すると真っ先にソファに飛び乗りお嬢様犬のように優雅に座ったのは昨日の事のようです

ツーは広めの庭の番犬として貰ったので
先住犬のコロちゃんのハウスの横に赤い屋根のハウスを買って五十嵐家の番犬としての犬生をスタートしました

厳しく 優しく
コロちゃんはお母さん役をしてツーを犬らしい犬に躾けていました
体育会系の我が家ですから理解できますが
コロちゃんは上下関係に厳しく ご飯も水も先ず先輩のコロちゃんからで
コロがご飯を食べているときは3歩くらい下がったところでじっとしているようにと教えられたようでした
従順な性格のツーはその通りにしていましたが
そろそろ食べ終わったかな?と1歩動くだけで前歯をむき出しにしたコロに「こらーっ!!」と怒鳴られていました
どちらもかわいそうなのでコロは家の中でご飯を食べるように
ツーはガラス越しのこちら側で食べるようにしました
ガラス越しに食事中のコロちゃんを見るだけでも「見るんじゃない!!」とガラスに噛み付こうとして
コロちゃんは前歯が壊れるんじゃないかと心配したものです

なんだって怒ればいいと思っていた若い日の私の姿と重なります

二匹とも庭で放し飼いにしていました
午前中は和室の前の庭は陽だまりです
仲良く並んで寄り添っていつでも日向ぼっこをして過ごし大きくなっていきました
コロちゃんは食べる事だけに徹底してうるさかった じゃなくて厳しかったのです


子犬の頃は夜鳴きをしたツーですが
我が家のお姉ちゃんが毎晩優しく優しく庭で遊んであげて だんだん番犬らしくなっていきました



ツーには支えてもらって励ましてもらいました

2012-05-31 16:38:17 | Weblog
16年8ヶ月の間我が家の番犬として活躍したツー
その一日一日が温かく優しく愉快なエピソードでいっぱいです
 私たち家族の心の宝物です
年をとって立ち上がれなくなっても尻尾を振って私たち家族を喜ばせてくれました


家族も私も いつでもいつでもツーの中くらいの大きさの耳を持ち上げては
「ツーちゃんありがとう」 「頑張ってくれてありがとう」 
「大丈夫だよー」「ツーちゃんがいてくれるからおばさんは頑張れるんだよ」と
大きな声で話しかけて過ごしておりました



5月30日明け方
抱きかかえる私の腕の中でお水を2滴ほど口にすると優しい顔で天に帰っていきました

ツーの存在は私を支えて励ましてくれていました

寂しくて仕方が無いです

この記事を書くには元気が足りませんでしたが
ツーを可愛く思ってくださった皆様にツーの犬生の感謝を申し上げなくてはならないと思い
涙を拭きながら書かせて頂きました

みなさま どうもありがとうございましたワッホーってツーが申しております

         どうもありがとうございました


一生懸命に生きることをツーはその姿を通して教えてくれました

私も一生懸命に一日一日を過ごさせていただきます