河北新報の「子犬子猫あげます」を見て
主人と一緒に福島県まで貰いに行ったのがツーです
ビーグル犬の赤ちゃんということなので両手の平に入るような大きさの
耳の長ーーい犬を想像していましたが
あら?あまり耳が長くない 優しそうな顔の子犬でした
自宅に到着すると真っ先にソファに飛び乗りお嬢様犬のように優雅に座ったのは昨日の事のようです
ツーは広めの庭の番犬として貰ったので
先住犬のコロちゃんのハウスの横に赤い屋根のハウスを買って五十嵐家の番犬としての犬生をスタートしました
厳しく 優しく
コロちゃんはお母さん役をしてツーを犬らしい犬に躾けていました
体育会系の我が家ですから理解できますが
コロちゃんは上下関係に厳しく ご飯も水も先ず先輩のコロちゃんからで
コロがご飯を食べているときは3歩くらい下がったところでじっとしているようにと教えられたようでした
従順な性格のツーはその通りにしていましたが
そろそろ食べ終わったかな?と1歩動くだけで前歯をむき出しにしたコロに「こらーっ!!」と怒鳴られていました
どちらもかわいそうなのでコロは家の中でご飯を食べるように
ツーはガラス越しのこちら側で食べるようにしました
ガラス越しに食事中のコロちゃんを見るだけでも「見るんじゃない!!」とガラスに噛み付こうとして
コロちゃんは前歯が壊れるんじゃないかと心配したものです
なんだって怒ればいいと思っていた若い日の私の姿と重なります
二匹とも庭で放し飼いにしていました
午前中は和室の前の庭は陽だまりです
仲良く並んで寄り添っていつでも日向ぼっこをして過ごし大きくなっていきました
コロちゃんは食べる事だけに徹底してうるさかった じゃなくて厳しかったのです
子犬の頃は夜鳴きをしたツーですが
我が家のお姉ちゃんが毎晩優しく優しく庭で遊んであげて だんだん番犬らしくなっていきました