仙台の知人が誘ってくれました
知人のお里は津波と火事にあった石巻の門脇小学校の裏山にあるそうです
おかげ様で助かったお母様に救援物資を持って行くというのです
ウチでも娘の家族が転勤で石巻にいた時に大変お世話になった恩人が着の身着のまま
避難されているという事を聞きましたので
一緒に乗せてもらい私も石巻に行かせて頂きました
避難所には食料は充分だそうですが着替える物が無くずっと着たままだということでした
その避難所は今月末で出て移動になるそうです
津波の被害にあった家に通って片付けを毎日コツコツされているそうです
新品の下着、靴下、シャツ、22,5の靴、ズボン、セーター、上着などを
お渡しする事が出来ました
どうか
どうか
頑張って下さい
もう充分頑張っていらっしゃるのですが
でもやっぱり
どうかどうか頑張って頂きたい
三陸自動車道は一般車は通行禁止でしたから
下道を通って行きました
コンビニがあり、車がいっぱい止まっていたのでトイレを借りることにしました
でもドアはロープでグルグル巻きになっていて休業。
そこで気が付いたのですが止まってる車の下は木や枝や泥でうまり
動けなくなっているものでした
日和山に向う道に入ると
厳しい現実の景色が広がりました
これは遠慮がちに写させて頂いたたった1枚だけの写真です
道の両側にこの景色が続きその先には石巻市立病院が見えるのですが
行き止まりで、戻って来ました
写真で見ると道も広そうですがブルドーザーが往復した様な狭い道が途中で終わっていました
私を車に乗せて下さった方のお母様はこの景色の裏山に住んでいます
高台なので津波の被害は無くご家族皆さま助かったそうです
でも多くの方が命を落とされたと肩を落としていらっしゃいました
テレビでも放映された孫とおばあさまが救援されたのはここだそうです
今でもまだ多くの方がこのガレキの下で探し出して頂くのを待っていると
いうお話でした
一日も早くなんとか見つけだして頂けます様に
ご家族の皆さまの元に帰れます様に
心からお祈り申し上げ
仙台へと帰ってまいリました
帰り道
大粒のヒョウが降って来ました
車にあたる音が大きいでした