赤ちゃん育て中は猫の手も借りたいほどの忙しさだよね~~~~~
という話しを小耳に挟んでいたキンジは張り切った
猫の手を広げたり伸ばしたりしてイメージトレーニングを重ね
「ヨシ,来い
」と 格好つけた
しかし
遊びにきてくれた赤ちゃんは
ニコニコニコニコニコニコニコニコずっと笑っているから
「隣に寝て子守りしてけっから」と申し出るチャンスを失った
そこで
優しそうなお姉ちゃんに
「真っ白いお腹の毛でも見せてけっから」と
ひっくり返るタイミングを待った
ナヨナヨスリスリと猫なで声でお姉ちゃんに近づいた
「オレの出番だ」と背中に力が入った
背中の贅肉がボヨ~~~ンと波打った
「
きんちゃんこわ~~~い
」
次回のチャンスを寝て待つ事にした