この日はお二人で同じ内容のレッスンをしていただきました。
まずNさんはお久しぶりのレッスンでしたが、ちゃんと手順を覚えていて着られました

。
だんだん衣紋もうまく抜けるようになってきています。
お太鼓の柄出しも上手にできました

。今まででいちばんきれいな形です

。小柄なNさんにはほんの少し、大きめの仕上がりになっています。自分の体格や帯の種類に合わせて結ぶことができるよう、これからも頑張ってほしいと思います。
Mさんは9月に着用予定の紬でレッスンしています。
ライブに行かれるとのこと、柄の半衿をたっぷりと見せる着付けを練習しました。紬はあまり衿を抜かない、というのが基本ですが、遊びで着る時にはこんな風に衣紋を抜いて着るのもアリ

。大人っぽく粋に着こなしてほしいものです。
綸子の生地の帯は、しわも目立って難しいもの。細かい部分にも気を使って結んだら、きれいに仕上がりました。
お二人とも鏡に頼らず、感覚を研ぎ澄ませて着付けをしています。技術を高めるためにはとても有効な方法です。これからも頑張りましょう!