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Belleの着物生活

いつもはジーンズ、時々きもの。
Belle(ベル)きものサロンの着付師が
日常をお伝えします。

名古屋帯、ほぼ完成形

2011-06-06 | 着つけスクール
全くの初心者から熱心に通って下さっているKさん。今日で6回目のレッスンです。

ところどころ、まだうっかりがあるので注意は受けながらですが、だいたい一人でスムーズに最後まで行けるようになって来ました。



着物はずいぶんチャッチャと着られるのですが、やはりネックは帯。帯はねえ、仕方ないんですよね、最初は特に。後ろには目がないわけだし、肩が固くて手が上に上がらないし、鏡ばかり見るから首が痛くなるし

帯を締める時は、あまり鏡を見ないほうが良いんですよ。後ろ手で作業する時はどうせ見えないんだし、それより手の感覚を頼りにした方がうまく行くのです。着物の時もそうです。要所要所は鏡で確認しますが、基本あまり見ないようにするんです。そうすると、姿勢も正しいままキープできるし、着崩れもしにくいんですよね。でもまあ、最初はそんなこと言っても見ちゃうわけだから、仕方ないんですけど。そのうち慣れますから



さて、6月真っ最中ということで、着物も帯も単衣。ワンパターンだなあ。



いえでも、前の紬とはビミョーに違うんですよ、実は。これもどこの紬か不明ですが、たぶん男性用の反物です。渋い緑ということで、帯は博多献上帯の緑の独鈷柄の入っているもの。画像だと色、よくわからないですけどね。これではどうかな。



うーん、やっぱり帯のベージュは完全に色、飛んでますね。カメラ撮影が下手なんでしょうね・・・

でも今日はゑり正さんの半衿がポイント。衿を見せたいから、やっぱり衣紋は多めに抜いて。でも下品にならないように気をつけてっと。



ゑり正さんのお店は京都にあるのですけど、寺町通りにあるお店は半地下みたいになっていて、一元さんの私はかなり緊張して入った覚えがあります。そんなシロートにとってネットで商品が買えるのは本当に嬉しいですね。今だと手描きの涼しげな半衿がたくさん揃っています。うわー、素敵!と思うのですけど、お値段もそれなりで。ケチな私は結局、季節感のないお手ごろ価格の半衿を選んでしまうのです。
でもさすが専門店の半衿、ものすごく縫い付けやすいんですよ。何が違うんだろ。
コメント
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