ＬＴアジ午前・午後船釣行日記 ＬＴアジにトライ！編。

８月３日（日）

先日、琢磨とシロギス釣りに行った際、外道でアジが釣れました。

アジ釣れるんだー。そうか、そうだよねー。今の釣りものを見ると、確かにアジって書いてあるものねー。
イメージ的に、アジって遠いところで網で取る感じだったんだけど。
そういえば、釣り新聞にも雑誌にも「アジ好調！」とか出てるわねー。
流石にシロギス連荘してたら、いくら新鮮でおいしくても主人も飽きてきたらしいし、ここはヒトツ…
アジ、釣っちゃいますか！ｗｗｗ

ただし、ワタクシが初めてやる釣りに、子供らを連れていくことはできない。特に飽きっぽくて言うこときかない小４の息子は！

娘は受験生なので、そうそう遊びに連れてっていくわけにもいかん。勉強しろ！
というわけで、主人が家に居る日曜日の午前中に、こっそりと行ってくることにしました。
と言っても、ちゃんと前日に釣行宣言してＯＫもらってますけどもねｗｗｗ　うちの寝坊助集団が寝ているうちに、静か～に出ていくということで。
ＬＴ（ライトタックル）の午前船なので、出航も７時からとヌルイ。いや別に、釣りのためなら４時からだって行きますけどもね！
場所は、まったく初めての釣りだし教えてくれる同行者も居ないから、慣れた船宿さんがいいかなぁ…と、いつもお世話になっている金沢八景の荒川屋さんに。
一応バス竿ってＬＴに含まれるらしいけど、バスレンジャーだとちょっと弱いかもしれない。なのでレンタルさせていただくことにしました。
天秤とビシカゴは無料レンタル。仕掛けは２本針が２セット、１組サービスで付く。ありがたいねぇ。
したがって、クーラーボックスだけ持っていけばいいわけだ！超～楽！

５時に家を出て、６時ちょっとすぎに到着。高速が空いてると、世田谷から金沢八景まで１時間で着くんだよなー。

顔なじみになったシロギス担当のイケメン船長さんに「今日は初めてのアジです♪」と声をかけると、「おっ、がんばってください！(^O^)ノ」と。
ところでタックル借りたはいいが、予想通りのベイトリールだな^^;;;;使い方がわからん。
まだ忙しそうじゃなかったので、イケメン船長さんに「これどうやって使うの？」とレクチャーしてもらう。なるほど…そんなに使いにくそうでもないね。
バックラッシュだけ注意だなー。まぁ船釣りだし投げないから、大丈夫かな。

ＬＴアジはそこそこの釣客だけど、シロギスは満員。やっぱり家族連れが多いね。
ワタクシと向かい合わせでシロギス船に乗ってる子供連れ一家。小学生の男の子が「酔わないかな」と心配してるので、ちょっと話かけてみる。
で、酔って吐いた先輩^^;;;のワタクシから、酔わない方法を伝授してあげたり。お互いがんばりましょう♪　なごやかな感じで、午前７時出航！

わくわく

シーパラダイス前から速度を上げて１５分ほど。風が強めだからか、近場で釣るみたい。

ＧＰＳを見るまでもなく、場所把握。横須賀の住友ドッグが見えているしｗｗｗ
ここ、前にキス釣った場所だけど、アジも居るのかー。なるほどね。

 

アジ担当は、強面イケメン船長さん。なんで荒川屋さんて船長が若くてイケメンなんだ？いや、いいけど。

船長さんのアナウンスによると、青イソメは２ｃｍ。棚は下から２ｍ。しっかり誘って釣りましょう。なるほど。

えーと？イソメは小さく切って、差し通せばいいのよね。カゴにコマセを８割くらいだっけ？
このリールが１回転６０ｃｍくらいだから、錘が底についたら３回転半すればいいわけか。
１回巻いてしゃくって、あと２回半巻いてしゃくって、３０秒くらい放っておくと。それで釣れなかったら、また底取りからやり直し。
これで合ってるはず。釣り番組とか釣り新聞によればｗｗｗ

仕掛けを海に投入。

なるほど、リールを握る親指の付け根でレバーを押しこむと、ラインが出ていくんだな。
親指でラインを軽く押さえてラインの出ていく速さを調整し、ハンドルを巻くと止まると。
ほほー、難しそうだと思ってたけど、結構使いやすいもんだなぁ。
ただし、ワタクシは普段左巻きのスピニングを使っているので、右巻きのハンドルに慣れないなぁ。
スピニングと違って、ベイトリールってハンドルの方向を変えられないのね。

うわ、それにしても、ライトとはいえビシカゴって結構重いもんだな。４０号だったっけ？これ。

４０号だから、１５０ｇくらいだっけ？
…あれ？シロギスで使ってる１５号の錘って６０ｇくらい？あー、そりゃ重いわ。コマセの重さも入ってるし。
覚えた通りにしゃくり上げ、コマセを撒く。この動作、面白いなぁ！
１回の振りで、どのくらいコマセが出てってんだろ？
３回くらい振ったら無くなるって言ってたっけねぇ。ＴＶで。

しばらく棚で撒いてまた底取りして、また棚取りして撒いて底取りして、を繰り返す。

最初はコマセを撒きまくんないとダメなんだよね。寄せないと。
ジャカスカ撒いてると、他の人の竿にアジがキター！おー、ワタクシも早く釣ってみたい！だが魚信もない！

まぁそれはそれとして、コマセ撒くのが面白いから撒きまくる。
アジはぜーんぜん来ない。
まとまって泳ぐ回遊魚だから、１尾当たればその周りでまた釣れるんだろうけどねぇ。
他の人が当たっても、ワタクシには当たらない。むむー、棚が違うのか？
しかし初めてなので、勝手に棚をずらしてみることもできず。慣れてない人が棚を探ると、棚ボケするっていうし。
言われた通りに、底からハンドル３～４巻あたりでエサを漂わす。

ん？

あっ、なんか食った！と思う！
強かったり大きく合わせたりすると口が切れちゃうっていうので、ゆっくり巻き合わせ。
かかった！
逸る心を抑え、ゆっくりゆっくり…　水面にビシカゴが見えてきた。さらに上げると…やったあ！アジだぁ！！
アジ、釣れたぁ！！

と思って、ラインをつかんで引き上げようとしたらば！
慣れずにもたもたしてたせいか、キャッチ前にバレたーーーーーーーー！！　痛恨！痛恨の極み！！鬼畜の所業！！（ハマカーン）
でも、釣れることはわかった！当たりの感触も知った！あとは手返しだ！ビシカゴにコマセ入れて、早く落とさねば！！

…シーン。

あううあぁぁあ。
アジちゃん帰ってきてぇ…

ワタクシが思わず奇妙な声をもらしたからか、上乗りのおじさんが寄ってきた。
「まずビシカゴを取って、竿を置いて、身を乗り出してラインを持って、アジが船縁に当たらないよう離しながら引っ張り上げる。船縁に当たったら、バレちゃうからね！」
な、なるほど。勉強になりますぅぅぅ。
しかしこの教えを実行するために、さらに２０分を要したのです。

魚信が無いまま２０分後。再びあの当たりの感触が！よし！今度こそ揚げるぞ！！

ゆっくりゆっくり巻き上げ…ここ何ｍなんだよー！巻いても巻いても見えてこないよー！
永遠に巻き続けるのかと錯覚しかけたころ、ようやくビシが見えてきた。そしてその下に、アジちゃん！
今度はしっかりキャッチする！上乗りさんから教えてもらった方法で、身を乗り出してラインをつかむ。
やったぁ！！アジ、ゲットだぜ！いや、フィッシュだぜ！！
アジ～♪アジ～～♪♪おいしそうだよ～～～♪

塩焼きにするとしても、１匹じゃ足りない。

うちは４人家族だ。あと最低でも３匹釣らないと！頑張れアジ！頑張れワタクシ！
…と気合いを入れた甲斐があったか、合計４匹釣れました♪　３時間で４匹って…？

やはりコマセを撒くと、おさかなが寄ってくるんでしょう。外道も結構かかってくる。
カサゴの小さいやつがちょいちょいかかったなぁ。小さすぎて返しましたが。
そんななか、あーこれちびカサゴだなーと思って巻いてるうちに、ゴガン！となんかの衝撃が。なにこれ。
巻き巻き巻き巻きして、上針に小さな赤いカサゴがついてるのが見えた途端…　猛ダッシュ！！
下針、何がかかってんのこれー！？えっ、サバ！？あー青物の強烈な引きってやつねー！
前にキスの外道で釣ったのと全然違うよー！？

なんとかお祭りしないように巻き上げて、ビシカゴ掴んでる暇がないから抜きあげキャーッチ！（荒）

おぉっ、３０ｃｍの太いサバ！マジか！Σ　こんなの外道で釣れちゃうのか！おいしそう！！
上乗りのおじさんが来て、顎？のところの三角をぶちっと外し、エラから顔？をボッキリ折リ上げる。エラに指突っ込んで引っ掻き回した気もするなぁ。
そのままバケツへドボン。鯖の血がどんどん出ていくじゃないですか。やっぱり活き腐れっていうくらいだから、すぐ血抜きしないと傷む？
「血抜きしてるけど、５分くらいでクーラーに移してね。そのままだと腐るよ！」
おぉー。これがあの、サバ折りかー！プロレスでしか見たことなかった（こっちが本家だｗｗｗ）
つーか、サバの脂ゴイスー！血まみれバケツの水の表面が、脂でギラギラしてるよ！あー、絶対このサバ美味しい！刺身確定！！
「巻いてたら来たでしょ。サバは棚がアジより上だからね、落としてるときに先に食われるか、巻いてるうちに食ってくるんだよ。」
なるほどー。下から順に、シロギス＞＞アジ＞＞サバなわけですね！つーと、シロギスが釣れたら棚が低すぎて、サバが釣れたら高すぎるってことか。

アジ４尾＋サバ１尾もって、帰港。

１人１尾のアジとサバの刺身～。しかしアジフライ１人１つっていうのは寂しいなぁ。刺身でもいいけど、新鮮なアジのフライってめちゃめちゃうまいっていうしなあ。
んー。んーーー。んーーーーー。

ピッピッピ
もしもし？午後船乗ってきてもいい？『イイヨー(^=^)』by旦那

よし！ｗｗｗｗｗ
午後も行っちゃる！アジ追加しちゃるけんのー！ついでにサバも欲しいんじゃけんのー！（どこの人だ）
…というわけで、午後も出陣することになりました。旦那ありがとーｗｗｗ

さて。

午後船出航まで１時間半。先にエントリーしようかと思ったんだが、手持ちがない^^;;;
近くのＡＴＭでお金を降ろそうと思って散歩してたら、すぐそばにダイエーがあるじゃあ～りませんか。
ダイエーのＡＴＭでお金ゲット。さーて、なんか食べるもんと飲み物でも買って帰るかなー。スタバがあるねぇ。船上でシャレオツなランチといきますか。
んじゃ先にトイレ行っとこー。
…シャレオツも何も、トイレの鏡に映ったワタクシの姿は、まるっきり「釣りバカ日誌」のハマちゃんでした…　哀しすぎワロス。

気にしない！だってワタクシ、ばか釣り日記だから！（？）
と開き直り、スタバでドリンクとサンド買って荒川屋さんに戻る。
午後のエントリーフィーを払って、乗船。あ、午後はピンクの竿だ。女子力～（何が）

燦燦と輝く太陽。青い空。キラキラ光る波。

波のおだやかな揺れに身を任せ、スタバのストロベリーディライトフラペチーノとメキシカンアボカドラップをいただく。
アンニュイな淑女の午後・・・

・・・。

ケっｗｗｗｗｗ

食べ終わって気付いた。船酔い予防で乗船２時間前は何も食べないって決めてたんじゃん。忘れてたｗｗｗ
まぁ、だいぶ船にも慣れてきたし、追い薬しなくても酔わなくなったから、大丈夫でしょーｗｗｗ
１２時半。午後船ＧＯ～！
午後の方が空いていて、お祭りに気兼ねなくサバが釣れるぜー！（アジ釣りだ）
午後も、午前とほぼ同じポイント。午前はどーだっけこーだっけ考えながらやってたけど、午後は初手からバンバンとコマセワーク。
よし！いきなり来たぜ！！アジ、カモーーーーーン！

あ、シロギス釣れた。棚低いなコレｗｗｗ

えー、奮闘に奮闘を重ねてですね。

午後は１１尾釣り上げましたー！ツ抜けった♪　サバは来なかったけど、まぁまぁサイズのカサゴが釣れた。
上乗りさんたちは、短めの竿で高棚でサバを狙っていたもよう。出航時にシロギスのイケメン船長さんから「サバよろしく～！」って頼まれてたしねｗｗｗ
あの竿の短さだったら、ワタクシのバスレンジャーと変わらんなぁ。あとは強度か。あー、でもバスレンジャーってスピニング用だから、ベイトリールは使えない。
つーか、ベイトリールとスピニングの使い分けの違いって何？アジはベイトリールじゃないとダメなの？
帰ったら調べようっと。

合計１５尾＋サバ１尾＋カサゴ１尾＋シロギス１尾持って、ウハウハ言いながら帰途につく。。

帰り際に実家に寄り、アジ５匹とサバ半身とシロギス１尾を刺身にして置いていく。その前に、釣果の写真撮影。

しっかしすごいな、このサバの脂。
両親からは喜ばれ、兄からは「お前は漁師か」と呆れられるｗｗｗ

自宅に帰って、今日の晩御飯はカサゴの丸揚げとアジフライとアジ刺しとサバ刺し。

　　

 

まぁぁぁそれにしても、新鮮なアジとサバって美味しいねー！料理し甲斐があるわー。
うちの家族も大喜びでした。

今日も、海にごちそうさまでしたー(^O^)ノ

また食材いただきに参ります。近いうちにｗｗｗ

あ、そういえば午後船も酔いませんでした。完全に、慣れたね！