勝手に「しろいぬ夫婦・妄想バージョン」のコーナーです。
あれは6月19日の土曜日。
たまたま休日出勤になり、いつものように家を出た白犬部長。
妻・パセリの出産予定日は21日。
初めての出産ということもあり、
白犬部長は出産に立ち会うことに。
お昼過ぎ、誰もいないオフィスに白犬部長の携帯の着信音が鳴り響く。
「あなた・・・陣痛がはじまったみたい・・・」
そう伝える妻の声には不安の色が滲んでいる。
携帯を握りしめ、白犬部長は叫ぶ。
「パセリ、がんばるんだっ。今からすぐそっちへ向かう」
自宅へと向かう電車の中、自然と子供連れの親子に目が行く。
ついに父親か・・・
生命保険も見直さないとな
小遣いも減るだろうし、タバコはやめるか
いつもより遅く感じる電車に揺られながら、これからのことを思う。
自宅のドアを開けると、妻の母・Uちゃんがニコニコしながら
「しろさん、こっち、こっち」と手招きをする。
「今、陣痛と陣痛の間だから、パセリも落ち着いてるわよ」
一気に緊張が解け、へなへなと床に座り込む白犬部長。
その様子を笑いながら見ていたパセリだが、
しばらくすると、何も言わず、白犬部長に寄り添う。
安心するのか、離れずにずっと寄り添うパセリ。
出産前のハートウォーミングなしろいぬ夫婦の1コマ。
あれは6月19日の土曜日。
たまたま休日出勤になり、いつものように家を出た白犬部長。
妻・パセリの出産予定日は21日。
初めての出産ということもあり、
白犬部長は出産に立ち会うことに。
お昼過ぎ、誰もいないオフィスに白犬部長の携帯の着信音が鳴り響く。
「あなた・・・陣痛がはじまったみたい・・・」
そう伝える妻の声には不安の色が滲んでいる。
携帯を握りしめ、白犬部長は叫ぶ。
「パセリ、がんばるんだっ。今からすぐそっちへ向かう」
自宅へと向かう電車の中、自然と子供連れの親子に目が行く。
ついに父親か・・・
生命保険も見直さないとな
小遣いも減るだろうし、タバコはやめるか
いつもより遅く感じる電車に揺られながら、これからのことを思う。
自宅のドアを開けると、妻の母・Uちゃんがニコニコしながら
「しろさん、こっち、こっち」と手招きをする。
「今、陣痛と陣痛の間だから、パセリも落ち着いてるわよ」
一気に緊張が解け、へなへなと床に座り込む白犬部長。
その様子を笑いながら見ていたパセリだが、
しばらくすると、何も言わず、白犬部長に寄り添う。
安心するのか、離れずにずっと寄り添うパセリ。
出産前のハートウォーミングなしろいぬ夫婦の1コマ。