サンタくん・パート２９

風が出てきた夕暮れ時、
しろはサンタロードをひた歩く。
昼間の熱を含んだままのアスファルト。
強さの残る日差しに目を細めることなく、
しろは見えない道を迷うことなく進む。

しろに気付き、階段を３段飛ばしで降りてくるサンタくん。
挨拶もせず、じゃれあう２匹。
季節の変わり目だから、サンタくんは抜け毛の季節。
ふわふわした白い毛が舞い上がる。

梅雨の晴れ間、そんな言葉が似合う２匹の笑顔。

しろとゴールデンくん

近所の公園で休憩していると、ゴールデンくんが。
大きな犬スキスキの白犬はゴールデンくんの元へダッシュです。

まだ１歳のゴールデンくん。
盲導犬候補でパピーウォーカーさんの元で生活し、
試験を受けたけど不合格になってしまったとのこと。
当たり前ですが、盲導犬への道は想像以上に険しいそうです。

が、さすがに盲導犬候補として育てられただけあって、
どこを触っても、何をしても平然としてます。
しろがゴールデンくんに飛びかかっても、
私がシッポをつかんだり、耳を裏返しにしても知らん顔。
ゴールデンくんも偉いけど、
やはりパピーウォーカーさんの日頃の努力の賜物でしょう。

子供達もいっぱい集まってきて、
ゴールデンくんとしろで急遽ワンワンランドと化した大阪パーク。
まず小さいしろに慣れてから、ゴールデンくんを触る子供達。
この２匹、意外といいコンビかも。

てなわけで、２匹＋パピーウォーカーさんの子供くんと一緒にパチリ。
ゴールデンくん、エサに目がクギ付け・・・。

微熱 Ｄａｙ７

またまた微熱がコンティニュー。
今日で７日目。
さすがにしんどくなってきました。

てなわけで、病院で風邪薬をもらい、
飲んだら眠くてたまらな～い。
ということで、今夜はお先に休ませていただきます。
って、白犬は実家だった。
くっ。

しろとモモちゃん

いつもの公園で、しろいぬモモちゃんにバッタリ。
ここらへんはウエスティ率が低いので、
会うとテンションウナギのぼりです。

しろはやさしいモモおじちゃん、
モモちゃんは明るいモモおばちゃんに抱っこされ、
２人と２匹ではい、チーズ。







３枚しか撮ってないのに、相変わらず息ぴったりのしろいぬ２匹。

そう言えば、オス・メス・おかまちゃん関係なく、
しろはウエスティ相手だとシッポふりふりで喜びます。
が、鏡に映る自分の姿には吠えるしろ。
うーん・・・男心は複雑なのか？

しろとサンタくん

今日は白犬サービスデー。
てなわけで、サンタくんに会いにゴー。

２匹が一緒にいると、時々聞かれます。
「親子？」と。
えーっと、共通点は白い犬だけで、
顔も体型も親子とは程遠い気が・・・。
今度聞かれたら「そーです」と答えてみよう。そうしよう。



サンタくんと別れた後、勝手に休憩する白犬をパチリ。
しろ、楽しかったか？

サンタくん・パート２８

雨上がりの道をしろは歩く。
目指すのは、そう、サンタくん、キミなんだ。

しろに気付くと、興奮のあまり段ボールを前足で粉砕し、
酒屋のおじさんに叱られるサンタくん。
他の犬が通っても、しろの目に映るのはサンタくん、キミだけ。

しろより少し年上のサンタくん。
ついこの間まで、お互い子犬だったのに、
今ではヒト年齢では２匹とも立派なおっさん犬。
白いおっさん犬同士、子供のようにじゃれ合う。
男はいつまでも子供のココロを持っているかのように。

春まだ寒い、３月の午後の１コマ。



おまけ：何をされても怒らない、心やさしいサンタくん。

白犬モモちゃん

時々会うウエスティのモモちゃん。
いつも仲良くご夫婦で散歩です。
モモちゃんが子犬だった頃、
「しろをモモのだんなさんに」と縁談の話をいただきました。

あら～願ってもない話だわ～
モモちゃん、かわいいし、気立てもいいし、
なによりご夫婦揃っていい方だしね～
と、元同居人と妄想中に、モモちゃんはおかまちゃんに・・・。
しろ、優柔不断な飼い主を許してくれ。

今日は初めてモモちゃんと２ショット写真を撮ることに。
しろのリードを持ってくれるモモおじちゃん。
カメラを構える私。
その横で「モモー」「しろー」と叫ぶモモおばちゃん。
犬バカエリアには誰も近付きません。





てなわけで、息もぴったりな白犬２匹の図。

サンタくん・パート２７

真冬の間、お店の奥にいるサンタくん。
酒屋の前に来ると、きゅーきゅーと切なげに鳴くしろ。
店の奥から「わぉぉーん」といななくサンタくん。
そんな２匹を見かねたのか、
サンタくんを店先に連れてくる二代目さん。

時間を忘れ、寒さを忘れ、夢中で遊ぶ白い恋人達。
そっと顔を寄せ合う２匹の目には、
お互いの顔と顔。

新月の夜、ロマンチックが止まらない。

チェブくん

今日、しろ命さんのチェブくんが新聞に載りました。
朝日新聞の夕刊（たぶん関西版）です。
あいにく購読しているのは読売新聞。
てなわけで、コンビニへゴー。
新聞とタバコを買い、ふと気付く。
・・・おっさんだ、私。

家に着いて、早速新聞をめくると
２ページ目にチェブくんが～。



しろ命さんも立派な犬バカに成長したようです。



しろーーーーっ！！

サンタくん・パート２６

普段は酒屋の店先にいるサンタくん。
真夏の間だけエアコンの効いた奥の部屋に移動です。

奥にいても、しろが通ると遠吠えするサンタくん。
しろもキューキュー鳴き、サンタくんに愛を告げる。
たとえお互いの顔を見られなくても、
すぐ近くにいる、それだけでいい。

曇り空の夏の終わり。
ひさびさに会えた２匹のシアワセな１コマ。