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ラグビー馬鹿一家のNZ奮闘記

My family's life is Rugby!!

◇◆NZのお話◇◆

2008-11-11 17:37:05 | 伝説
The Love Story of
HINEMOA and TUTANEKAI




このお話はNZで有名なマオリのラブストーリーです。



ロトルア湖の岸辺にあるオーファタ村にとても美しい女の人がいました。

それがHINEMOAでした。

彼女の住む村から4km離れた所にあるモコイア島に

TUTANEKAIが住んでいました。

ある式典で出会った2人は恋に落ち、ある日HINEMOAが家族に言いました。

「私はTUTANEKAIという人と結婚したいです。」

ですが、彼女の家族はTUTANEKAIと彼の家族の事を気に入りませんでした。

なので

「私達はTUTANEKAIのことが気に入らないからだめだ。」

と彼女に話しました。

HINEMOAはすごく悲しくなりました。

その頃、TUTANEKAIは彼女のことを思い、彼女の住む村へ届くように

フルートでラブソングを演奏するようになりました。

彼はHINEMOAのために毎晩毎晩心をこめて演奏しました。

そのラブソングを聴いたHINEMOAは彼に会いに行くことにしました。

ですがそれを知った家族がカヌーを全部陸へ上げてしまいました。

村から島まで4km。

カヌーがなければ行けないだろう、と彼女の家族はそう思いました。

それを見てもっと悲しくなったHINEMOAは決心をしました。

4km離れたTUTANEKAIのいる島まで泳ぐことにしました。

ひょうたんのようなものを6つ腰に巻き、浮き輪代わりにしました。

長い間泳ぎ、HINEMOAは疲れ果てていました。

その頃TUTANEKAIの住む島で怪しい人がいるという噂が広がり、

それを聞いたTUTANEKAIはこん棒を持って出かけました。

そしてそこにいたのはHINEMOAでした。

その後2人は2度と離れることはなく、彼女の家族から許しが出て

2人はめでたく結婚しハッピーエンドで終わりました。





2人の写真が見つからなかったのですが、上の写真は彼らの象徴です。

いろんなお話がまだまだあると思うのでまたのせたいです!!

◇◆NZの伝説◇◆

2008-10-22 19:04:18 | 伝説


NZでは、こんな伝説があるようです。




4人兄弟の末っ子、マウイの伝説。

3人の兄達は、釣りへ出かけるときはマウイを仲間はずれにしていました。

ある日、彼ら3人が釣りへ行く前夜のことです。

マウイはどうしても兄達と一緒に釣りに行きたくて、

魔法のかかった先祖のあごの骨で釣り糸を作って、兄達の使う船の床下に

隠れていたそうです。翌日兄達は、マウイがいることは知らず

港から離れたところまで行ってしまったそうです。

兄達が気付いた頃には、マウイが釣った魚が床下にいっぱいだったそうです。

ですがマウイはそれでは気が済まず、魔法のかかった釣り糸を海へ投げ、

呪文を唱えました。そしてマウイはとても大きな魚を釣り上げました。

マウイは神様に感謝の祈りを捧げようと兄達に言いましたが、

もう彼らは大きな魚をそれぞれ好きなように切り刻んでいました。

その痕跡がNZの北島各所の谷や山となって残っていると言うことです。



NZ以外にもマウイが釣ったという島々が沢山あるそうです。

NZにはまだまだ沢山伝説があると聞きました!!

また違うものを見つけたら載せたいと思います。