HINEMOA and TUTANEKAI

このお話はNZで有名なマオリのラブストーリーです。
ロトルア湖の岸辺にあるオーファタ村にとても美しい女の人がいました。
それがHINEMOAでした。
彼女の住む村から4km離れた所にあるモコイア島に
TUTANEKAIが住んでいました。
ある式典で出会った2人は恋に落ち、ある日HINEMOAが家族に言いました。
「私はTUTANEKAIという人と結婚したいです。」
ですが、彼女の家族はTUTANEKAIと彼の家族の事を気に入りませんでした。
なので
「私達はTUTANEKAIのことが気に入らないからだめだ。」
と彼女に話しました。
HINEMOAはすごく悲しくなりました。
その頃、TUTANEKAIは彼女のことを思い、彼女の住む村へ届くように
フルートでラブソングを演奏するようになりました。
彼はHINEMOAのために毎晩毎晩心をこめて演奏しました。
そのラブソングを聴いたHINEMOAは彼に会いに行くことにしました。
ですがそれを知った家族がカヌーを全部陸へ上げてしまいました。
村から島まで4km。
カヌーがなければ行けないだろう、と彼女の家族はそう思いました。
それを見てもっと悲しくなったHINEMOAは決心をしました。
4km離れたTUTANEKAIのいる島まで泳ぐことにしました。
ひょうたんのようなものを6つ腰に巻き、浮き輪代わりにしました。
長い間泳ぎ、HINEMOAは疲れ果てていました。
その頃TUTANEKAIの住む島で怪しい人がいるという噂が広がり、
それを聞いたTUTANEKAIはこん棒を持って出かけました。
そしてそこにいたのはHINEMOAでした。
その後2人は2度と離れることはなく、彼女の家族から許しが出て
2人はめでたく結婚しハッピーエンドで終わりました。
2人の写真が見つからなかったのですが、上の写真は彼らの象徴です。
いろんなお話がまだまだあると思うのでまたのせたいです!!