ピアニストべーちゃんのブログ

今年の音はなんだろな

蝉さんありがとう

2013年10月20日 | Weblog
昨日に引き続いて『蝉しぐれ』@「水戸芸術館ACM劇場」
 
岸惠子さん、現在81歳、信じられません。。    (写真:長谷川洋三 掲載許可を得ております)

僕にとっては4公演のみの出演でしたが、大変素敵な時間でございました。
今日も昨日とは違う味わい。ある場面なんか岸さんの演技があまりにも凄かったので、ピアノはいらないと思い、弾くのやめましたもん、ホントに
この度もいろいろ勉強させてもらったし、またお芝居が好きになっちゃったな・・・

あ、最後にめっちゃ嬉しかったこと!
岸さん「あなた、わたしととっても合うわね!」
またご一緒したいです。

今を生きる蝉

2013年10月19日 | Weblog
茨城県水戸市は「水戸芸術館」のシンボル。地上100mの高さで、無限に発展する水戸の象徴とのことです。
岸惠子さん朗読とピアノの舞台『蝉しぐれ』は、水戸芸術館「ACM劇場」にて。

円形の素敵なフォルム。いい気を感じます。身の引き締まる舞台です。

10/3以来の蝉しぐれ。感覚も新たに臨んだ舞台。
弾いてて泣きそうになった。ベストパフォーマンスの自負。岸さん、そしてお客さんとも、空間を完璧に共有できたんじゃないかと思っています。

プロデューサー笹部さん「どんな演目でも今を演じること。それは音楽も変わらないでしょ!」
その言葉にハッとしました。過去の知識や経験を今にあてはめて演じるんじゃない、あくまでも今の自分を表現しなければならない、僕はそう解釈しています。
今を演奏してるつもりが、いつの間にか文四郎とお福の時代にタイムスリップ。
そこには矛盾があるようだけど、今を一生懸命大事にしたからこそ感じることのできた時代錯誤だったに違いない。

明日もここで蝉しぐれ。ツアーの千秋楽を任していただいて光栄。

音∞言∞ ∞ ∞

2013年10月17日 | Weblog
俺ぶさ~~~
お誕生日のお客様に、相棒の伊藤大輔(Voc)と妖怪バースデイを歌っております(笑)

今日の【音の葉∞言の葉】ライブ@大久保「Boozy Muse」を終えて、今月末ようやく2枚目のアルバム制作に取りかかれます。お互いたくさんのことを経験してきて、見える風景も変わってきました。レコーディングでも自由に羽ばたくには違いないけど、決して簡単でないことも承知。もはや挑戦に近いですね

でも我らは妖怪人間なので大丈夫ですけどね
オリジナルも充実!楽しみにしててくださいよ~

ピアノdeヨガ曼荼羅

2013年10月14日 | Weblog
       

こんな絵に囲まれて弾くわたくしの気持ち、どなたか分かって頂けますか(笑)やっぱり特別な気分になりますよ。東京に戻って練馬高野台のお寺にある「曼荼羅美術館」にて。

音量が大きくても、音数が多くても、それが自然発生的なものなら、その場を壊してしまうことはないんじゃないかと思う。続けてきたから分かること感じることがいっぱいあるんです。
私的には、単純な癒し空間の追究はいたしません。音楽を通じてみんなが幸せになる最上級の空間コーディネートを目指して。

ピアノdeヨガ大阪

2013年10月13日 | Weblog
大阪豊中「桜庄兵衛」に咲く藍染め千年桜。
いつも以上に温かく僕を包んでくれたピアノ。これほどまでに柔らかい音、こんな音があるだなんて初めて知りました。本当にありがとう。

また来ます。

ずっと子供

2013年10月12日 | Weblog
公園にて
 
    体操選手ばりに       猿になる
たまには無邪気に遊びたい年頃。。いっつも遊んでんじゃんって言われるけど。。

その後、りょーたくんと
 
      遊ぶ          遊ばれる         楽しい・・・

大阪淀川「クレオ大阪西」にて”ピアノde親子ヨガ”
ピアノ弾いてる時って基本童心だと思う。突発的な遊び心に素直に従ってまして。
となりのトトロの”さんぽ”を、あの時弾こうと思った自分が好き(笑)

夜は梅田の「毎日文化センター」ロビーホールにて
 
なんだか幼く見えますね(笑)

ドイツのピアノ”ベヒシュタイン(C.BECHSTEIN)”を聴くコンサート。
ピアノといえば、スタインウェイとか、そして日本のヤマハ(今や世界のYAMAHA)が主流だとは思いますが、世界には隠れた名器がたくさんあるのです。
お聞きしたところ、戦後ピアノの覇権争いに巻き込まれて?日本ではなかなかお披露目されなかったみたいで。いろいろあるんだね。

このベヒシュタイン君、うん、確かにドイツ的な音がしてて、もっと友達になりたかったけどなかなか手強い相手だったというのが本音。ただ彼だからできる音楽、弾いてみたい音があるなあ~と実感。即興音楽はそういうのが露骨に出て面白いよ!
夜も相変わらずの童心具合で、自由がすぎる演奏だったかもですが(笑)、さすがにトトロを弾こうとは思わなかったよ…

それにしても素晴らしい機会に恵まれました。企画のピアノプラッツさんとの奇跡的な出会いに感謝。チャンスあればまた新しい音に出逢いたく。

千里天神

2013年10月11日 | Weblog
大阪千里にある天神さん。
小雨と、時折吹き荒れる風、そんな悪条件の中で弾き切る師匠。
ついには雲間をかきわけて美しい月が顔を出しておりました。

バイオリンの古澤巌さんの奉納演奏。タイミング良くお伺いすることができました。
やっぱり、さすがでした。。

終演後
オツカレサマです!

僕も受付待ちです(笑)

特別空間

2013年10月10日 | Weblog
大阪豊中は「桜庄兵衛(さくらのしょうべえ)」
 
いつ来ても背筋が伸びます。

        ここにあるピアノ君
      
この度持ち主さんの所に帰ることになり、次の日曜日が僕にとっての弾き納めになるんです。
この場所で行ってきた"ピアノdeヨガ” 足掛け8年、ここ桜庄兵衛でも30回以上弾いてます。
この空間でしか生まれないものがあります。しかしその音空間ともしばらくお別れをしなければなりません。

10月13日(日)大阪ピアノdeヨガ
僕にとって、そして皆さんにとっても素晴らしい一日になりますように。
味わうように、大事に大事に弾かせていただきます。

Dhun

2013年10月09日 | Weblog
インドの代表的な太鼓”タブラ”を操る吉見征樹(よしみまさき)さん。初めましてです。
『もうかりまっか ぼちぼちでんな おーまーえーはー アーホーかー』とタブラで叩いてくださいました(笑)

突然ですが、この度、この方とのユニット名が決まりました!
まさきとあつし、ふろふき大根など、いろんな候補が出ましたが(笑)最終的に”Dhun”(ドゥーン)と決定しました。決して村上ショージではありませんよ(笑)
Dhunはヒンディー語で『民謡』を意味します。インドの古典音楽をタブラとピアノだけでやってしまおうという、ま、音楽の性質上、普通じゃちょっと考えられない編成でしてね、これはまさに画期的デュオユニットなのです!

難しい話はおいときまして、、
本日の大泉学園「インエフ」でのDhunライブが、とにかくエキサイティングだったって訳で、このような運びとなった訳です。俺にしか弾けないピアノをここでも目指しますよ!