気まぐれネオの独り言ヽ(*´▽)ノオテアゲー♪

特にコンセプトも無く、テキトーなブログです。
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marchの子育て論part4 (*^∇^*)ノ゛

2005-11-28 23:19:58 | 真面目な話
こんばんはーmarchです。(´∇`)(。_。)ペコッ


今日は4連続日勤の3日目が終ったトコです・・正直しんどい。(。>。<。)
夜勤コースもしんどいけど・・連続日勤っていうのも・・(涙)(T_T)

さてさて、相変わらずmarchの病院ではお産のラッシュです。(ノ゜ο゜)ノ オオオオォォォォォォ-
marchも1回の勤務で3人取り上げた日もありました・・。



ある日、深夜勤のため、夜の23時半に病棟に出勤したら・・
病棟の慌しさにビックリ!!ヽ(゜ロ゜;)ノ
何と!準夜勤でお産が5件もあったのです・・ド━(゜Д゜)━ ン !!!

机の上は母子手帳やらカルテやら・・。
分娩室は入れ替わり立ち替わり・・。..・ヾ(。><)ぎょぇぇぇ

これは・・忙しい深夜勤になるなぁ・・と重い気持ちで準備をしていました・・。

すると、準夜勤さんから一言・・。
「あぁ、さっき2件電話があってね、陣痛が来たって!
でも、今はお産がかさなってるから家で待機して貰ってるの。
夜中に2人は来るからね~( ̄∀ ̄*)イヒッ」


「・・・・・・・(><;)!!」(まじですか??無理ですよ?)←心の声。

ここまで来たら、覚悟を決めるしかないmarchなのでした。

で、申し送りが始まり・・よくよく聞いたらお産があった5件中、
1件は死産だったんです・・。

しかも37週の死産・・。
37週って言ったら、もう産まれても良い週数になっていて、死産なんて・・全体の1%にも満たないことなんです。

どうして死産になったのかは医師にもわからず・・
取りあえず出産はしましたが、もちろん泣くわけもなく・・(._.)

そのベビィを産んだママさんはまだ若くて、口数は少なかったわ。

やっぱり・・10ヶ月間頑張って育ててきた我が子なのに・・
泣いてもくれない。身体も動かしてくれない。
これほど悲しい事があるのでしょうか・・??

ママさんに逢った時・・抱きしめることしかmarchにはできなかったよ。

そんなことがあって深夜勤に入り・・案の定、2件お産を取り上げました( ̄▽ ̄;)
忙しい忙しい勤務でした・・。



そんな感じで夜勤をこなしたmarchでしたが・・
またその数日後の深夜勤中、1件のお産を終え、あと1人産まれるか産まれないかの瀬戸際の時に、1本の電話がかかってきました・・オットォ!(・o・ノ)ノ

電話はある妊婦の実母さんからでした。
「娘がお腹が痛いと言って・・お手洗いから出てこないんです」
とのこと・・。

「???」(・_・)......ン?
腹痛?お手洗い?陣痛にしては・・おかしい。
それに、その方はまだまだ35週と産まれるにはまだ早い週数の人・・。

切迫早産(妊娠37週未満に下腹痛、性器出血、破水などがあり早産の危険性が高いと考えられる状態)か?

取りあえず、病院に来て貰って、車椅子に移して病棟に来たら、
すぐに嘔吐があり、気分不良を訴えられました。

すぐにお腹ベビィの心音をとる機械を巻こうとしたらお腹が硬くて硬くて、
お腹の上からはベビィが触れない状態でした。

すぐに当直の医師が来て、心音を確認するも、心音がとれず・・
腹部のエコーを見てみると、ドクターが一言・・。

「Heart Beatが無いね・・」

marchは・・その言葉を聞いて一瞬にして凍りつきました・・。
Heart Beatとは心音のこと・・つまりベビィの心拍のことなんです。
心拍が聴こえない・・つまり子宮の中で小さな小さな命が・・消えていました。



病名は、常位胎盤早期剥離(略して早剥)と言って、子宮の中で、胎盤が剥がれてしまい、
ベビィは酸素も栄養もママから貰えず・・助かる確率が少ない病気なの。

ほとんど滅多に起こる事じゃないため・・目の前で見たのはこれが始めてだった。

その病気の怖いところはベビィも助からないだけじゃなくて、ママの命さえも奪ってしまう病気なのよ。

ママの子宮の中で、内出血が起こっていて、早くベビィを出して止血しないと大量出血でママも生きることができなくなってしまうの。

奇しくも・・その人が取りあえず運ばれたのは分娩室。
隣では陣痛で苦しんでいるママさんの声が聞こえる場所・・。

一方では何が起こってるのか分からないママさんがいた・・。

ものすごく切ない気持ちになった瞬間でした・・。

結局、陣痛で苦しんでいる人のお産をmarchが関わり、
他のスタッフにその方をお任せしました。

もう日勤さんが来る時間帯だったし、緊急帝王切開という決断が下り、
日勤で来ていた同期の助産師が手術室に入りました・・。


その助産師が帰ってきたのは1時間後。
涙を流しながら帰ってきました・・。

聞いたところ、いつもは産まれてきたベビィの処置をする台が、
ベビィが冷えないように温めてあるのに、今日は行っても冷たかったって・・。
ベビィは全身の色が悪く、しんどかったのか・・
眉間にシワを寄せて、目をつぶってたって・・。

キャッチしてきたベビィを抱っこして2人で朝から泣きました・・。
そして、本当ならママに入れてもらうはずだったお風呂に入れて、服を着せました。



最近・・滅多に起こらない死産が続き、少しブルーになったmarchでした。

産まれてきた我が子が・・本当は男の子が良かった、女の子が良かったとか、
ママに似てて二重だったら良かったとか・・
希望はいろいろあるんだろうけど、


1番は・・五体満足に健康に産まれてくることだと思います。


せっかく10ヶ月間、腰痛にも耐えながら、寝返りも難しいを思いながらも、
頑張って育ててきた我が子なのに・・。
泣き声も聞くこともなく、温もりも感じることもなくお別れするのは、切な過ぎることです。

悲しみはすぐには消えないだろうけど、
ママさんパパさんに親になる喜びと命の尊さを教えてくれたこと、
幸せな日々をくれたこと、
そして何よりその方々2人の間に産まれてきてくれたことを大事に思ってして欲しいなぁ・・と感じた出来事でした。

なんとも切ない・・切ない日々でした・・。
心の奥が締め付けられるような・・。

ママさんとお話すると、marchは必ず泣いてしまいます。
先輩からは「1番辛いのはママなのに、あなたが泣いて・・」とも言われました。

助産師が泣いてはいけないのかな・・。
それでも、心の奥底から出てくる涙はどうにも止まりません。

どうかどうか来世では元気に愛されるベビィとして産まれてくることをただただ願って、その日は眠りにつきました。

今はやっと振り返りができる事例だったので、ネオくんのブログをお借りして書いてみました。。
とても長くて読みにくかったと思います。

でも、読んでくれた方々がいろんなことを考えて下さったら良いなと思います。









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