山桜咲く

　３月１０日、神戸に出かける時のきのくに線の列車から見た山々は、白浜辺りまで山桜が
きれいに咲いていた。雨上がりでもあり、今年の桜のピンク色が濃く見えた。

１１日は、京都で桐塑人形のお稽古。
母が脳梗塞を起こしてから１年と３ヵ月、全く人形に触れずにいた。
時間は充分にあるのに手を付けらなかった。

作りかけの市松人形と御所人形が可愛そうなので、毎月は無理でも３ヶ月に一度位京都の教室に
参加させてもらえるようお願いした。

京都教室は、ご高齢の方が多くお稽古の年数も重ねておいでなのに、熱心に続けておられ感服する。
快く私の我がままを聞き入れて下さり感謝。

京都から帰って、預けていたビー＆チャコを迎えに行く。
３日間預かってもらったので、早く会いたくてみぃ子先生に無理を言い途中の太地まで送ってきてもらう。

途中、湯川の海水浴場で少し遊ばせてから帰り着く。
庭のコブシの花がヒラヒラ舞っていてちょっと興味を示したりするが、我が家はいいとでも言うように
ベランダで眠っている。





我が家のコブシが散り始めたのを察したかのように、那智山に住むＳさんがお庭に咲いた姫コブシを
いっぱい持ってきて下さる。ピンク色が艶やかできれい。



コタツでうつらうつらしていると、中学生の時からの友人が東京からご実家のお墓の掃除に来ているとの電話。

大急ぎで出かける。
で、途中から見える山桜がきれいだからと、勝浦までお蕎麦を食べに行くことになる。
今日は、自動車専用道路からの山桜を朝と夕方に二度も見ることができた。

お別れ会・偲ぶ会

桐塑人形教室「神戸偶人社」のお稽古場を提供して下さっていた方のご主人様が９３歳で１月に
お亡くなりになり、神戸教室を閉じることになった。

そのお別れ会が、ご主人様を「偲ぶ会」を兼ねて行われた。
いつもお庭の盆栽をみごとに育てておられ、お稽古のたびに今月はどんなお花が咲いているだろうと
楽しみにしていた。

教室展の時は、会場を飾るためにミニ盆栽や日本画を出展して下さり、人形よりも盆栽が楽しみと
いうファンの方もいたほどであった。

大変お世話にばかりなっていたので、思い出は尽きることなく語り合った。

折々にご自分が気に入った花を見つけては、皆にプレゼントして下さった。
我が家にも、椿やミニバラを何度も送って頂いた。




このツバキも頂いたもので、侘助の一種だろうか。画像で見るよりも小さな花（直径３㎝）が鈴生りに咲く。

木の高さも１５０㎝はどしかないかわいいツバキである。
ビー＆チャコがいない隙をぬって小鳥が蕾を啄ばみに来る。

編笠百合(アミガサユリ）

編笠百合・・・バイモともいう。
毎年、庭の片隅に出てくる。
茶花にも使われる花だが、名前が思い出せず少々いらいらしていた。

「身近な野草」というホームページでやっと名前がわかり、すっとした。
笠のような形で、花の内側が編み目のようになっていることから付いた名前らしい。
うつむいて咲くので、花の内側が写せないかと試みている所へ物見高いのが一匹。



一昨日のチャコさんです。

今日もまた、雨。
明日から久しぶりに人形のお稽古と、お世話になっていた方のご主人さまの法事で神戸と京都へでかける。

母を一週間のショートステイに預け、ビー＆チャコをみぃ子先生預かってもらった。
今夜はすごく寂しい。

３月のしつけ教室

今日は、３月の犬のしつけ教室の日。
お天気も丁度よく、少々日焼け気味で顔がハリハリする。

チャコは初級に近い中級の部で、ビースケは中級に近い上級の部で訓練を受ける。
今日のところは、まずまずついてゆけたかな？



休憩時間のオチビちゃん軍団。
この子たちは賢いのよ。
それに気が強くて、ラブたち大きなワンコも時々吠えられている。

最近の犬の話題

　１週間ほど前であったか、徳島の山中で捨て犬３０頭が悲惨な状況に置かれているのを見かねたボランティアが
レスキュー活動を開始したとの放送があった。

最初は２頭のみであったが、次々と捨て犬を保護してきた老婦人が、個人の力では立ち行かなくなり困り果てている。
避妊や去勢手術も受けさせる状況になかったため、３０頭にもなってしまったと。

杉林に繋がれた犬たちが、訪れたボランティアに救いを求めて吠え立てる姿がなんとも云えない。

そのレスキュー活動に携わっているカナダ人女性の姿を番組は追っていた。
里親になってくれる人にたどり着くまで、多くの課題が残っている。

　もう一つの話題は、アメリカの「アニマルポリス」の組織的な活動の紹介。
動物虐待の通報があると、悪質な場合は強制捜査をして逮捕をする権限も持っているとのこと。
シェルターに保護された犬達は、治療を受け愛情をもってしつけがなされると。
その上で、新しい飼い主を探すとのこと。

　もっと以前になるが、囚人が捨て犬を１頭づつ担当し育てることで、犬も人も見失っていた愛情を取り戻し、いい効果を
得ている。
囚人の表情が、次第に穏やかに変化してゆくのが映し出されていて印象に残っている。

　昨夜のＮＥＷＳで、東京練馬区で「徘徊老人」の捜索に愛犬家のネットワークを活用しようとの試みが始まろうとしている。

登録した犬の飼い主に情報が流され、散歩をする時に気をつけて見てゆくことで早くに発見してもらおうとの狙い。
その時の声のかけ方や、通報の仕方などを試験的訓練をしている時に、既にお二人のご老人に手を差し伸べることが
できたと。

犬が人の役に立っている姿を、身近にみてもらうことで多くの人が犬に対する気持ちを優しいものにしてくれたら嬉しい。



　関係ないが、我が家の２ｍほどの白木蓮。
昨年の９月ごろ、一度急に寒くなったことがあり、勘違いしたのかこの木蓮が４輪ほど咲いてしまった。
今年は、果たして木蓮が咲いてくれるかと心配したが１０日ほどまえから咲きはじめた。