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「エジソンズ・ゲーム」星二つ

2020年06月21日 00時00分00秒 | 映画・テレビドラマ・漫画
暇だったら……。

ドクター・ストレンジとスパイダーマンが出演した映画だという理由だけで、シネマコンプレックスに足を運びました。
題名から、発明王の物語だとは察しがつきましたが、よもやトマス(トーマス) エジソンの暗黒史を描いた作品だとまでは思いもらず。

邦題は「エジソンズ・ゲーム」ですが、英語題名は「The Current War」。
current? 流れ?
流れ戦争?なんのこっちゃ? 

やがて登場人物の口から、何度も「current」が発せられ、それが電流を意味することが伝わります。
すなわち原題の意味は、直流電流と交流電流のどっちが電気市場を支配するかの「電流戦争」。

もう存在しませんが、ウェスティングハウス電機創業者のウェスティングハウスが交流電流を、ゼネラルエレクトリックを設立したエジソンが直流電流を、それぞれ開発・普及を図ります。
結果、ウェスティングハウスが勝利を収めたんですが、そこに至るまでの〝醜い〟争いがスクリーンに展開されるわけです。

小生は、直流と交流の市場支配争いと、エジソンが敗北した史実について知識が少々あったからいいものの、電気の発明、電力の発展に関して無頓着な人、興味のない人には「エジソンズ・ゲーム」は退屈なんじゃなかろうか。
というのも、そもそも作品自体がつまらないから。
だから星の二つの「暇だったら……。」

とはいえ、見所が皆無ではなく。
アメリカ合衆国で死刑制度がある州では、電気椅子で命を絶ちます。
電気椅子が採用されるに至ったのは、電流戦争があったから。
電気椅子が、電流戦争の副産物だったなんてこと、この映画観なかったら知らないままでした。
その電気椅子をめぐる両陣営の関わり方は面白かったです。
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