7月8日、吾輩は国立霞ヶ丘競技場で行われた東京ヴェルディ1969対サガン鳥栖を観に行ってきました。
実はこの日、群馬県・嬬恋で、アルビとアルディージャの練習試合があり、行きたかったんだけど、交通の便等の事情で断念しました。
しかし、断念はしたものの、サッカーの試合を生観戦したという感情が収まらず、
じゃあ、東京周辺で行われるディビジョン２のゲームを観に行こう、
と調べたら、ヴェルディ対サガン戦が国立でやるというではありませんか
ヴェルディには、元アルビのＣＢ萩村とＳＢ海本幸治郎が移籍していて、2人の雄姿を観てぇなぁと思ってました。。
それに、ディビジョン2の得点王を走るサガンの新居ってどんな選手なんだろう、と気に掛けていたので、これは良い機会でした。
さて、8日の気候は蒸し暑く、こりゃ動きの鈍い展開になるだろうなと事前予想しましたが、案の定、前半はそういう流れでした。
中盤をヴェルディが支配し、度々ゴールを脅かしますが、どうにも足取りが重く、フィニッシュが決まりません。
サガンもセットプレー攻撃を仕掛けますが、こちらも体の切れが悪く、テンポ良くボールを運ぶことができませんし、頼みの新居も前線で孤立していて、得点の匂いがしません。
こりゃ、スコアレスドローだな
と思った前半終了間際、ゲームが急に動きました。
ヴェルディの選手の1人が、一発退場となったのです。
その選手とは
萩村です( ゜Д゜)
萩村のプレー見るの、楽しみにしてたのに＿|￣|○
が、ヴェルディが10人になったことで、逆に膠着状態が崩れ、後半は動きがやや活発化しました。
当然ですが、サガンが押し気味になりましたが、ヴェルディの守備が踏ん張り、崩れません。
やっぱスコアレスドローか
と改めて思った後半37分、不意にゲームが動きました。
ヴェルディのＧＫ高木が前目に上がっていて、ゴール前がガラ空きになっていたのですが、それを見たサガン尹が、超ロングシュートを放ちました。
そう、日本代表ＶＳフィンランド代表戦で、小笠原が決めた超ロングシュートを彷彿とさせるようなシュートでした。
高木が必死になってゴールまで戻って弾き返しますが、こぼれ球を狙っていた鈴木が詰めて、サガン先制です。
もう残り時間は10分足らずなので、これでサガンの勝ちかと思われました
しかし、ヴェルディが同点に追いつきました。
なんと2分後に、ヴェルディ森本がペナルティエリア内でファールを受け、ＰＫゲットです。
これを元アルビ＆前フロンターレのマルクスが決め、振り出しに戻しました。
そして結局、1対1の引き分け。
サガンにとっては勝ち点2を損し、ヴェルディにとっては勝ち点１を拾った感じかな。
さて、 この試合の目当ての3選手の感想を。
萩村は前半45分だけしかチェックできませんでしたが、無難に守っていました。
あのレッドカードですが、吾輩の座っていた位置からは遠すぎて、なんともコメントできません。
ただ前節も累積警告で出場停止だった萩村が、たった1試合でまたも出場停止というのは
(´＿｀。)
幸治郎は、ウィークポイントの守備を中心にチェックしましたが、まずまずの出来だったと思います。
攻撃に関しては、彼のセールスポイントであるオーバーラップが、思ったほど見られず、ちょっと期待はずれでした。
これは、新加入の司令塔マルクスと周囲の連携がまだフィットしていないことが要因と思われます。
現時点で、やたら新加入選手が多いヴェルディは、却ってそれが仇となって、連携面が未熟だと思われます。
でも逆に言えば、今後、連携が熟成されれば、幸治郎の攻撃参加がもっと活かされてくるじゃないでしょうかね。
なにはともあれ、新天地での幸治郎は、生き生きして見えました。
自分を必要としてくれるチームで活躍できて、それがなによりでした
(=^▽^=)ノ
新居ですが、彼には正直、ガッカリしました。
新居が、殆どボールに触れていなかったからです。
ヴェルディの守備が良かったのか、新居を含むサガン攻撃陣の連携が悪かったのか、それは判断つきかねますが、とにかく新居の仕掛けを殆ど拝めず、肩透かしを喰らった感じでした。
新居については、また機会があれば、生チェックしたいですね。
そう言えば、ヴェルディサポの幸治郎へのコールですが、
幸治郎、オレ
と“オレ”が付いていました。
アルビにいたときは、ただ“幸治郎”だけで、“オレ”というフレーズはありませんでした。
それが妙に、新鮮に感じられました。
