人間誰しも、〈思い込み〉〈勘違い〉というのはしてしまうもの。
これ自体、だから、何の問題もない。
けど、厄介なのは、〈思い込み〉〈勘違い〉が訂正されないこと。
誤った知識のせいで、後々、とんでもない失敗を犯したり、恥を晒してしまったりすることは、よくあることです。
さてさて、アルビレックス新潟に関して、「或る勘違い」をされている方は、少なくない。
「ある勘違い」とは――
バスケのアルビ、陸上競技のアルビ、スキーのアルビなどが、サッカーのアルビの<子会社>だと、すっかり信じて込んでいること
結論から言うと、バスケのアルビも陸上競技のアルビも、サッカーのアルビとは、別法人だから
スキーのアルビなどは、サッカーのアルビの子会社じゃないから
経営面では、各々独立していて、無関係だから
ましてや、グループ企業でも、ねーすけ
サッカーのアルビを運営しているのは「株式会社 アルビレックス新潟」という名称の法人。
この企業の下、矢野や永田らが在籍するアルビ、その下部組織であるユースとジュニアユース、なでしこリーグに参加しているレディース、これらが活動をしてしている。
そして(株)アルビレックス新潟は、バスケのアルビなどには、全くタッチしていない
その証拠は、この(株)アルビレックス新潟の組織図をご覧になれば、一目瞭然
組織図には、陸上競技や野球のアルビについて、記載はされてないでしょヾ(・・ )
じゃあ、例えば、バスケのアルビを運営しているのはどこ?野球のアルビは?って疑問が出てくるでしょう。
バスケのアルビを経営しているのは、「株式会社 新潟スポーツプロモーション」ってところ。
野球のアルビは、「株式会社 新潟アルビレックス・ベース・クラブ」が、経営しているのだよ
チアリーディングのアルビなど、他のも全て同じ。
具体例を挙げましょう。
“わちゃー、野球のアルビの累積赤字が溜まって、債務超過手前だよ(;´Д`A ```
どうしよーo(´д`)o”
という事態が起こったと仮定しましょう。
そこで
“そうだ、儲かっているサッカーのアルビから、お金を廻して、赤字を圧縮だあ”
なーんて、決算のやり取りは不可能なわけです
だって、経営は別だから
それに、連結会計を組んでいる資本関係でもないし。
もうひとつ、具体例を。
サッカーのアルビが、平成20年度の予算を組む事になった。
20年度の予算額は、35億円。
このうち、選手の人件費に15億円、ユースに2億円、レディースに4億円、etcと使途を決めていきます。
このときに、“じゃあ、バスケに3億円を遣いましょう”とは、ならんのですよ。
だって、バスケの経営は「(株)新潟スポーツプロモーション」が行うものだから
これがですよ、持ち株会社の下でのグループ企業内の話だったら、話は別。
「アルビレックス・ホールディングス」という持ち株会社を作ったとしましょう。
で、その傘下に、サッカー、野球、スキー等々の各スポーツ部門を収めたならば、連結会計になって、サッカーの利潤を野球に廻すことも可能にはなります。
しかし、現実はそうじゃありませんので。
てなわけで、
アルビレックス新潟のフロントに
“予算を、野球やスキーに遣わず、もっとサッカーに投資しろ”
なんつークレームをつけても、無意味
そもそも、野球やスキーにお金を出していないんだもんヽ( ´ー`)ノ
これ、吾輩の推察なんだけど、サッカー・バスケ・陸上競技などのアルビが、同一法人傘下のチームだいう〈思い込み〉が消えないのは、きっと、宮司のせいなんでしょう。
(“せい”って言い方は、ヒドイか)
愛宕神社の宮司が、サッカーのアルビ立ち上げの中心人物になったのは有名な話。
そして、廃部になって困窮していた大和證券バスケットボール部の河内監督(当時)に、救いの手を差し伸べたのも、愛宕神社の宮司。
北信越BCリーグ誕生のきっかけになる野球チーム誘致の声明を出したのも、池田宮司。
こういう流れがあるから、バスケもサッカーも、池田宮司が経営する法人の一部門だと思ってしまう人がいるんだろうね。
それと、バスケの社長の苗字は中野、サッカーの社長の名前も中野だから、両チームの経営者が同じで、経営も一緒、という勘違いが生まれた可能性もあるね。
いやー、実はね、吾輩も、5年位前までは、サッカーのアルビとバスケのアルビ、同一企業内のスポーツチームだと勘違いしてました。
が、河内さんが、大和證券バスケ部が廃部になり、新潟で再起を図るまでの話を読んで、『アルビレックス』というブランド名は同じだけど、経営は別モノなんだと、知った次第。
池田弘氏は、【Jリーグ百年構想】に沿って、各種スポーツクラブを誘致・組織する旗振り役をしているんだよね。
どの団体にも、『アルビレックス』という名称を付けているのは、Jリーグ百年構想を尊重しているのと、新潟県のスポーツブランドといえば『アルビレックス』という発想によるもの。
そして、経営は別でも、バスケも野球もスキーも陸上競技もチアもサッカーも、新潟を元気付け、新潟に根付いたスポーツの仲間。
スペインのバルセロナには、バスケットボールクラブもあり、サッカー同様に、、市民に愛される存在なんですからね。
これ自体、だから、何の問題もない。
けど、厄介なのは、〈思い込み〉〈勘違い〉が訂正されないこと。
誤った知識のせいで、後々、とんでもない失敗を犯したり、恥を晒してしまったりすることは、よくあることです。
さてさて、アルビレックス新潟に関して、「或る勘違い」をされている方は、少なくない。
「ある勘違い」とは――
バスケのアルビ、陸上競技のアルビ、スキーのアルビなどが、サッカーのアルビの<子会社>だと、すっかり信じて込んでいること
結論から言うと、バスケのアルビも陸上競技のアルビも、サッカーのアルビとは、別法人だから
スキーのアルビなどは、サッカーのアルビの子会社じゃないから
経営面では、各々独立していて、無関係だから
ましてや、グループ企業でも、ねーすけ
サッカーのアルビを運営しているのは「株式会社 アルビレックス新潟」という名称の法人。
この企業の下、矢野や永田らが在籍するアルビ、その下部組織であるユースとジュニアユース、なでしこリーグに参加しているレディース、これらが活動をしてしている。
そして(株)アルビレックス新潟は、バスケのアルビなどには、全くタッチしていない
その証拠は、この(株)アルビレックス新潟の組織図をご覧になれば、一目瞭然
組織図には、陸上競技や野球のアルビについて、記載はされてないでしょヾ(・・ )
じゃあ、例えば、バスケのアルビを運営しているのはどこ?野球のアルビは?って疑問が出てくるでしょう。
バスケのアルビを経営しているのは、「株式会社 新潟スポーツプロモーション」ってところ。
野球のアルビは、「株式会社 新潟アルビレックス・ベース・クラブ」が、経営しているのだよ
チアリーディングのアルビなど、他のも全て同じ。
具体例を挙げましょう。
“わちゃー、野球のアルビの累積赤字が溜まって、債務超過手前だよ(;´Д`A ```
どうしよーo(´д`)o”
という事態が起こったと仮定しましょう。
そこで
“そうだ、儲かっているサッカーのアルビから、お金を廻して、赤字を圧縮だあ”
なーんて、決算のやり取りは不可能なわけです
だって、経営は別だから
それに、連結会計を組んでいる資本関係でもないし。
もうひとつ、具体例を。
サッカーのアルビが、平成20年度の予算を組む事になった。
20年度の予算額は、35億円。
このうち、選手の人件費に15億円、ユースに2億円、レディースに4億円、etcと使途を決めていきます。
このときに、“じゃあ、バスケに3億円を遣いましょう”とは、ならんのですよ。
だって、バスケの経営は「(株)新潟スポーツプロモーション」が行うものだから
これがですよ、持ち株会社の下でのグループ企業内の話だったら、話は別。
「アルビレックス・ホールディングス」という持ち株会社を作ったとしましょう。
で、その傘下に、サッカー、野球、スキー等々の各スポーツ部門を収めたならば、連結会計になって、サッカーの利潤を野球に廻すことも可能にはなります。
しかし、現実はそうじゃありませんので。
てなわけで、
アルビレックス新潟のフロントに
“予算を、野球やスキーに遣わず、もっとサッカーに投資しろ”
なんつークレームをつけても、無意味
そもそも、野球やスキーにお金を出していないんだもんヽ( ´ー`)ノ
これ、吾輩の推察なんだけど、サッカー・バスケ・陸上競技などのアルビが、同一法人傘下のチームだいう〈思い込み〉が消えないのは、きっと、宮司のせいなんでしょう。
(“せい”って言い方は、ヒドイか)
愛宕神社の宮司が、サッカーのアルビ立ち上げの中心人物になったのは有名な話。
そして、廃部になって困窮していた大和證券バスケットボール部の河内監督(当時)に、救いの手を差し伸べたのも、愛宕神社の宮司。
北信越BCリーグ誕生のきっかけになる野球チーム誘致の声明を出したのも、池田宮司。
こういう流れがあるから、バスケもサッカーも、池田宮司が経営する法人の一部門だと思ってしまう人がいるんだろうね。
それと、バスケの社長の苗字は中野、サッカーの社長の名前も中野だから、両チームの経営者が同じで、経営も一緒、という勘違いが生まれた可能性もあるね。
いやー、実はね、吾輩も、5年位前までは、サッカーのアルビとバスケのアルビ、同一企業内のスポーツチームだと勘違いしてました。
が、河内さんが、大和證券バスケ部が廃部になり、新潟で再起を図るまでの話を読んで、『アルビレックス』というブランド名は同じだけど、経営は別モノなんだと、知った次第。
池田弘氏は、【Jリーグ百年構想】に沿って、各種スポーツクラブを誘致・組織する旗振り役をしているんだよね。
どの団体にも、『アルビレックス』という名称を付けているのは、Jリーグ百年構想を尊重しているのと、新潟県のスポーツブランドといえば『アルビレックス』という発想によるもの。
そして、経営は別でも、バスケも野球もスキーも陸上競技もチアもサッカーも、新潟を元気付け、新潟に根付いたスポーツの仲間。
スペインのバルセロナには、バスケットボールクラブもあり、サッカー同様に、、市民に愛される存在なんですからね。
勉強になりました!
頭の悪い私には、難しい部分もありましたが、スキーやバスケが別会社ってことは、初めて知りました。
bartret555さんと同じことを、Albirex Conference '07 アンケートの自由意見欄を読んで思いました。
4万人のサポーターのおかげで、がっぽり稼いで金が余って仕方がないから、バスケや野球や陸上に無駄遣いしてると思ってるのでしょうか?
普通に新聞やニュースを見てれば、いかにスポンサー集めが大変かがわかると思うのですが……。
いや、でもカンファレンスのアンケートはボリュームがあって面白かったです。
bartret555さんの感想を聞きたいです(笑)。
別会社と分かっていて反対している人もいます。
その方々の大半の理由は、スポンサーがばらけるから。
サッカーしか無い時代でも集まらなかったけど、今だと集まるかもしれないし。。
過分なお言葉、どうもありがとうございます。
身内から、「アルビ」という名称の付くスポーツ団体に関して、未だに誤解が多いというのを聞いて、このエントリーを書いた次第です。
りみーさんの知識につながれば、幸いです。
そうなんです!
バスケや陸上競技などのアルビは、サッカーのとは別企業なんですよ!
意外と、こういう事に関して、ご存知の無い方は少なくないのです。
ある意味、仕方の無いことでもあると思いますけど。
それで、誤解を解くためにも、このエントリーを書いた次第です。
>同じことを、Albirex Conference '07 アンケートの自由意見欄を読んで思いました。
このエントリーを書いた時点では、まだ読んでいなかったのですが、身内が既に読んでいて、そこに今回の誤解について書かれてあったと知らされたので、誤解を解くために書いた次第です。
>普通に新聞やニュースを見てれば、いかにスポンサー集めが大変かがわかると思うのですが……。
バブルの頃よりも、企業の収益が良くなっているという話ですが、これは一部の企業だけの話なんですよね。
まだ多くの、特に地方企業の収益は厳しいですから、スポーツ競技へのスポンサード集めは、大変なんですよね。
>カンファレンスのアンケートはボリュームがあって面白かったです。
私自身も意見を提出しましたので、これからチェックします。
先ほど、ちらっと読みましたが、文量が途方もなく多いです。
時間をかけて、じっくり読むことにします。
>別会社と分かっていて反対している人もいます。
その方々の大半の理由は、スポンサーがばらけるから。
あちゃー、そうお考えの方もいらっしゃるんですかぁ
でも、そうしたら、同業他社でスポンサードしたいという企業の立場はないですよね。
亀田製菓がサッカーのスポンサーをしているから、越後製菓がサッカーの支援をしたいという意思を持っていても、不可能なのに。
だから、バスケのユニスポンサーとして名乗りを上げているというのに…。
バスケとサッカー、どちらの支援もしている企業もあるけど、そう出来ない企業もあるのですから、そのへんを考慮して頂きたいと希望しています。