おはようございます。 ヒデです。
F1開幕戦、オーストラリアGP決勝の朝を迎えています。
昨日、予選が行われ、今年のF1の勢力図が明らかになってきました。
そして、今シーズンのF1で最大の注目点であるマクラーレン・ホンダの結果。
今日は、そんなことを書いてみたいと思います。
まずは予選の結果。
ポールポジションを獲得したのは、昨年のチャンピオンである
ハミルトン選手(メルセデスAMG、1:26.327)
2番手は、同じチームメイトの
ロズベルグ選手(メルセデスAMG、1:26.921)
2月のテストの段階から速さを見せていたメルセデスAMGですが、そのテスト結果通り、シーズンが開幕しても、速さは他よりも一歩抜きに出ていることがわりました。
それは、3番手以降を見るとわかります。
3番手は、
マッサ選手(ウィリアムズ、1:27.718)
昨年、ウィリアムズは長きにわたった低迷から復活し、今年のテストでも速さを見せていましたが、そのテスト結果通り、3番手のタイムをマークしてきました。最高速に至っては、最も速い結果を出しています。
しかし、2番手のロズベルグ選手とのタイム差は約0.8秒。F1の世界では、0.5秒以上の差となると、速さは別次元となります。それだけ、昨年に引き続き今年もメルセデスAMGの速さ、強さが目立つ結果となりました。
4番手、5番手は、復活を果たした、あのチーム!
ベッテル選手(フェラーリ、1:27.757)
ライコネン選手(フェラーリ、1:27.790)
昨年、1勝もあげられなかったフェラーリですが、今年は着実に戦闘力をアップさせてきました。テストの段階でもトップタイムをマークしていましたが、その速さは間違いなく戻りつつあるようです。
特に2人の選手とも速いのが、いいチーム状態であることをあらわしています。ベッテル選手とライコネン選手は、なかなか相性がいいのかもしれません。
そして、予選を見る限り、ベッテル選手のドライビングの素晴らしさを改めて感じました。もちろん4度のチャンピオンに輝いてますから、素晴らしいドライバーであることは知っていますが、それでも改めて正確なドライビングだと感じます。
ハミルトン選手とベッテル選手、この2人のドライバーは、今のF1界では抜きに出ているので、今年も注目しなければいけません。
以降の順位は、7番手にレッドブルのリカルド選手、8番手にトロロッソのサインツJr.選手、9番手、10番手にロータスのグロージャン選手とマルドナード選手が続きます。
予選のタイムを見る限りでは、今年もメルセデスAMGが強い!他のチームよりも一歩前をいってるので、昨年同様、圧倒的な強さを見せる可能性があります。
続く2番手争いが、今年は昨年以上に熱いです!
ウィリアムズ vs フェラーリ
この名門チーム対決が、今年は目が離せなくなりそうです。
個人的には、フェラーリの方が若干強いと感じてます。全てのコースに対応できそうなマシンであることと、ドライバーにベッテル選手がいるのは強いです。
この2番手争いにどの段階でレッドブルというチームが加わってくるのか!?ここにも注目です。
レッドブルがこのまま終わるわけはないので、必ずシーズンが進むにつれ、この2番手争いに食い込んでくると思っています。
同じく追いかけているのは、今年は速さを取り戻しそうなロータスです。昨年低迷していたロータスの復活にも注目が集まります。
さらに注目が集まっているのは、昨日のブログでも書いた、新人達!
若い新人を採用しているトロロッソにも注目なんです。サインツJr.選手もF1初挑戦でQ1へ進出し、8番手タイムをマーク。お父さん同様、エースやスターといった輝きではないものの、レースになると強さをみせる、そんなドライバーだと感じました。まだまだ初戦なので、どうということでもありませんが、速さではない!勝つドライバーであると感じます。
そして、最後に最も注目しているマクラーレン・ホンダです。
予選の結果は、
17番手 バトン選手(マクラーレン、1:31.422)
18番手(最下位) マグヌッセン選手(マクラーレン、1:32.037)
と、厳しい結果となっています。
正直、この結果自体には驚いていません。
テストの状況を見れば、この結果になって当然です。
今のF1は、エンジンだけが良くても、車体だけが良くても速いタイムを出すことはできない。制御技術やタイヤも含め、全てにおいて完璧を求められるのがF1です。
だからこそ、テストは悪いけど、本番で良いなんてことはないのです。
但し、マクラーレンという名門チームにとって、この結果はショックを受ける人が多くいるような気がします。
それは、イギリスのマクラーレンファンにとってもです。
ホンダは、マクラーレンという名前の重さを、シーズンが進むにつれて、強く、強く意識するようになると思います。
それだけマクラーレンという名前は、重いのです。
今回の結果を受けて、第3期のF1活動を思い出しました。
今回はホンダにとって、第4期にあたるF1活動ですが、2000年から始まった第3期F1活動において、最初はB・A・Rというチームとタッグを組んで取り組み、コンストラクターズ2位までいきましたが、それでも当時は優勝することもできずの結果でした。
さらに2006年からはオール・ホンダとなり、バトン選手が1勝をあげてコンストラクターズ4位となりましたが、それ以降の2008年までは結果を残すことができませんでした。
つまり第3期では、1勝しかしていないということです。
この結果を受け、個人的なことですが、正直悔しい思いをしました。期待が膨らむばかりで、結果がおいついてこない、進化がみられない、むしろ悪くなっていることに悲しささえ感じました。
こういう状況だけは、今回の参戦で見せてほしくないと思っています。
もちろん私は、ホンダが好きですし、ホンダを応援し続けます!
予選最下位でも、現時点ではかまいません。目標を明確にして、ひとつひとつクリアしていくことをファンに示していくことが大切です。
「決勝で完走すること」とか「予選Q1突破」とか、毎戦毎戦、目標を掲げ成長を見せてほしい!
結果を見せる挑戦を!!
と願うばかりです。
オーストラリアGP決勝もマクラーレン・ホンダを応援します!!
そして、個人的にはフェラーリのベッテル選手の走りに注目です。
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