紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

ダーリンにも教えたい。

2009-08-04 23:16:00 | ファミリー
 Kちゃんに訊けば、たいていの事は教えてもらえる、とおばあちゃんがいつも言っている。たしかにそうだ。時事問題も券\ニュースも日食情報も宅急便車両の驚きの仕組みもよく知っていたりする。しかも説明が的確でわかりやすいので、気分良く教えてもらえるのだ。

 私だって昨日、ひどい肩こりに苦しんで(半日寝ていた)、首にいっぱいツボ膏を貼っていたら、簡単に出来て効果的な「肩こりを治す体操」を教えてもらった。たしかに辛さは軽減した。

 彼女の頭の中の情報量は、ハンパじゃない。だから多少の混乱が生じても、仕方の無い話である。しかも期せずしてそれが、かなりの確率で笑いを取ってしまうのだから、やはり生まれついてのコメディー・パフォーマンサーかもしれない。

 昨日の夜のこと。塾の帰り道の車の中で、テレビに迄Mされたお父さんの悲劇を語った後、『水戸黄門』に安達祐実がゲストで出演していたこと、この肩の凝らない時代劇に、迫真の演技をしていたことを言った。

 そのあまりの演技力に、「さすがテレビドラマで『ガラスの仮面』のヒロインしただけのことはあるわ~」と付け足した。

 「『ガラスの仮面』って、何?」

 あれ? 一緒に観てたんじゃなかったっけ? 小さすぎて覚えてないのかな? それとも、一緒に観てたのは、お兄ちゃんだったっけ?

 「安達祐実って、子どもの役で出てきやはったんやろ?」

そうそう『家なき子』のことだよね。あれ、大ブレイクだった。台詞も流行したし。このドラマは、絶対観てるはずないのに、よく知っていること。

 「あれやんな、『金をくれないと、イタズラするぞ!』っていうやつやろ?」

 もう~、あやうく車の運転がよろめきかけてしまいましたよ、笑いすぎて。

「それ、ハロウィンやし! しかも金じゃなくて『お菓子をくれないと、イタズラするぞ』や!」

「あれ?? あれ??」

「それをいうなら、『同情するなら金をくれ』やろ!」

「あ・・・そやった!」

 こういう味のある言いマチガイができる人が近くにいると、ホント楽しいですよ~。ダーリンこと糸井重里さんにも、「いいまつがい」として教えてあげたい。

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