恒動整体

患部に直接触れず「神経と血管を伝わり」痛みを消去する。
この手技を私たちは神経血管反射(区)療法と名付けました

風邪やインフルエンザ2

2019-01-29 13:00:19 | 健康管理

昨日に引き続きまして、今日は更に具体的に仙骨の恒動整体を説明します。

患者さんの仙骨の状態を触れて確認し、手の有頭骨に刺激を与えてください。瞬時に仙骨は変化します。

今日もインフルエンザっぽいと言う方がご来店されました。まず初めは、「仙骨の調整」を行って、「頚椎の調整」を行いました。続いて、広背筋の張り、大腿二頭筋や外側広筋、内転筋などを緩めました。

かなり雑な図ですが、お分かりになると思います。


体調が崩れると各筋肉が硬直します。その硬直がどこにあるか?どれくらい解れれば良いかです。また、頭蓋骨の変異も出ていますので手の甲の反射区で変異をなくします。

ご質問は↓までお願いします。

yakuhoudou-core@d4.dion.ne.jp

 

 

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風邪やインフルエンザ

2019-01-28 07:39:28 | 健康管理

風邪やインフルエンザはウイルスによるものなので抗生物質や抗ウィルス薬でしか治らないと考えられますが、確かに治すにはそうなのです。
しかし、身体の捻れや痛みを取る事はできます。

今日も3人風邪症状又はインフルエンザ様症状でご来店されました。

まず、検査をして、異常を見つけ、手の有頭骨を十分解し、直接仙骨を調整します。左右でバランスが崩れている方、扁平になっている方、尖がっている方様々です。5個の骨がきれいに並んで凸凹していない状態が正常なので形を整えていけば良いことになります。

また、皆様下肢の内側の内転筋が張っていて辛いので、小指をしごき、直接緩めます。

この様に上部下部を整えると殆どの風邪症状を緩和していきます。

皆様も是非試してください。

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1週間前に引いた風邪症状が取れない・・・

2019-01-27 09:11:02 | 健康管理

本日は、草加市から車で毎月一度はご来店される方です。
1週間前に発熱、だるさ、耳のつまり、鼻の詰まり、咳症状があり、やっと発熱・だるさは無くなったけど咳・耳の詰まり・鼻の詰まりが治らなくご来店されました。

私は風邪・インフルエンザ対策として「仙骨」を整えます。

「ではやりますよ!」「はい、お願い。」
うつ伏せの状態で捻れや隆起を確認します。特に先入観を持たずに・・・風邪を引いたと言うことでどうしても、C2,6やT2,6やS2,4など上下の捻れが有るなんで疑って掛かってしまうのですが、それだけでは無いと思いますが、結構頚椎・胸椎・仙骨、全身の筋膜を緩めることで風邪・インフルエンザ症状は改善するものです。


「風邪を引いているときや熱が有りだるい時はここをちょっと刺激して動きを良くします。」と言いながら「仙骨」S2,4の捻れが有ったので稼動域を広げていきます。まず、手の「有頭骨」が仙骨に当たりますのでここをやや強めに摩ります。よ~く解してから直接仙骨の変化を確認します。S2,4の捻れは瞬時に取れています。「あ~。痛い痛い~!」とのこと。「でも、さっぱりした!!」とのこと。
次、両腕の硬結を解して「起立筋」を解します。次、下肢です。いつものように解します。これはもうご存知のように、【患者さんの左に立ち、左掌を太もも(大腿二頭筋)にあてて、右手で患者さんの左足首を持ち膝を直角に曲げ太ももを緩ませます。これは張っている時はかなり効きます。今度は膝を中心に180度脛を回し、太もも、膝、脛を真っ直ぐにして、腓骨小頭と外くるぶしを左右の親指と人差し指で挟み伸展します。その後腓骨小頭の左手は離さずに右手を「大転子」に持って行き、副側靱帯を進展して緩めます。】これがいつも足を緩める方法です。勉強会では事細かくお示しします。

「は~い。今度はまず右を下にして、横になってください。右足は真っ直ぐ伸ばして、左足はくの字になってください。」と私。
「では、内転筋を緩めます。」と私。内転筋の緩め方は、同側の手の小指内側を押圧です。直接行った事もあります。その方法は、両手の親指で内転筋を探して軽く触るだけです。内転筋は直接触った方が解れます。また、その隣にハムストリングも有るのでついでに解します。「わぁ~。痛いです」とのこと。これは余りに痛いという方の場合は、「シンアツシン」の峰の方で緩めます。ですが、痛みを伴うと今までの気持ちのよさは吹き飛んで治療効果が無くなってしまいますので、注意してください。余程信頼関係のある患者さん以外には直接行わない方が良いと思います。

「今度は仰向けになってください。」と私。「あっ!耳も詰まってないし今迄の症状が無くなっているぅ。」とのこと。「そうでしょ!」と私。

仰向けで、顔面骨、両腕、両足を調整して本日は終了しました。

「座った状態で天井向いて下さい。」患者さんに上を向いてもらい、その向ける角度を確認します。見えている天井の位置を覚えておいて貰います。
両手の胸鎖乳突筋・三角筋・股関節。広背筋・腰椎を緩めます。
「では、もう一度天井向いて下さい。」と私。向ける角度を確認します。「おー!反れる!」とのこと。向きが10~30°人にもよりますが反れる様になります。

「ありがとうございました。風邪気味が治ってます。家内が今寝込んでいるので、家内も近く連れてきますね!」とのこと。
「ありがとうございました。お待ちしてます。」

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癒導整体医学について

2019-01-26 09:32:15 | 健康管理

おそらく1999年頃より故井村和男先生の御草案は有ったと思われますが、「【神経血管反射療法】漢方カイロプラクティック」より幾千の手技を草案され、生徒わずか5人で行われた研究会は、2001年に「癒導整体(医学)」と研究会名が変わりました。
時の経つまま多くの先生方に伝えられ世の中の癒しを追求研究治癒するまでとなっています。先生は「学校」を開きたいと仰っていました。

昨年(2018年)10月先生がお亡くなりになり、ご病床のときに「癒導整体(医学)」の登録商標を癒導整体医学の事を会得されていない団体が登録商標を獲得したとの知らせをインターネットを通じて知りました。その団体の目的は何でしょうか?まさか「癒導整体医学」と整体名を挙げているところから「料金」を徴収する目的ではないと思います。「癒導整体医学」という学校を創設して更に手技の幅を広げていくと期待しております。

私は2005年まで先生方と癒導整体医学を故井村先生よりご教示戴き、その反射が余りにも瞬時に変化が起こることに驚きその手技をご教授して戴いた事を思い出します。
2005年夏、私はこの癒導整体を私独自の手技を織り交ぜて更に進化させようと考え「恒動整体」と命名して、努力して行こうと思いました。というわけですので、2005年夏以降の癒導整体医学がどのように発展したかは分かりません。

さて、私の「恒動整体」は、今迄に様々な難題に遭遇しています。
これからも出来るだけ、ご来店されたお客様の症状とその施術方法をこのブログに書かせて戴きますので、よろしくお願いいたします。

 

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足のむくみと血液検査で尿酸値が高い

2019-01-25 15:06:38 | 健康管理

もう3ヶ月くらい前からご来店の女性の方です。お客様よりご紹介でご来店されました。
この方は、本人曰く「両足が象のように足首も無く浮腫んでいることが一番の悩みです。また、血液検査で尿酸値が高くて医師より水を毎朝コップ一杯以上飲むように言われました。」との事でした。

まずは一般的なことからお話しています。この日も「むくみの原因の一つは水分の代謝悪く細胞の中や細胞と細胞の間に水が入って浮腫みがでる事があります。今一般的に血液をさらさらににするために水を飲め水を飲めと言いますが、喉も渇かないのに水分を摂れば、水が体に入った場合の流れは、口から食道、食道から胃、胃から十二指腸、十二指腸から小腸に行きここで小腸から吸収され、吸収された水は血管に入るもの、血管に入らずに細胞が取り込むものがあります。細胞に入った水は細胞内や細胞と細胞の間に吸収されるまで停滞します。東洋医学的には舌診で判断します。ベロの端に葉型がある場合を歯根といいます。また、ベロが唇一杯に出ていて大きい場合を胖大(はんだい)といいます。この方の場合は歯根あり胖大でした。

また、朝起き掛けの水道水又は冷蔵庫から出したばかりの冷水は、口に入れた瞬間に体を冷します。体が冷えれば代謝する機能は低下します。また、便秘に起き掛けのコップ一杯の水が良いと言いますが、確かに体を冷して下痢をしてしまいます。

適度な運動をして、体が熱くなり、喉が渇いた時には冷たい水は体温をさげ喉を潤すので良いのでしょうが、喉も渇かず体が冷えている時に飲む水はどうなのでしょうか?

東洋医学では歯根や胖大の見られることを「水毒」といって、生薬を処方します。

また、血液をさらさらにするのに「コップ一杯以上の水」を勧める人は、カルシウムを同時に摂る為、牛乳を飲むことを奨励します。欧米人であれば牛乳を消化する酵素を先天的に持っていますが日本人は持っていないので下痢をしてしまいます。

「ですが、尿酸値が高いときは、血管の中の尿酸を薄めるためにも、お医者様が仰る水を飲んだ方が良いと思います。漢方薬の越婢加朮湯が足のむくみをとり、尿酸値を下げてくれますよ。血管に行かなかった水分はむくみに変わってしまいますが尿酸値を優先した方が良いと思います。」

さて、恒動整体を行います。
冷えて体液の流れが滞り「むくみ」が出ているので、温めて流れを整えていきます。

ホットパックを使います。もし、ホットパックが無ければ「保冷材」を電子レンジで10秒程温めます。温める場所は頚椎第7番、胸椎10番、仙骨です。ホットパックで温めながら整体を行っていきます。

頭までむくみがありましたので、頭にもホットパックを乗せました。

一通りうつ伏せの状態と仰向けの状態で恒動整体をした後、自律神経の調整を行いこの日は終了いたしました。

毎週ご来店になり、今日で3ヶ月位経ちますが、病院の検査結果で、「尿酸値は正常になっています。頑張りましたね。でも水は充分摂る様にしてくださいネ。」と言われたそうです。

この方の場合、「リポポ」というサプリを摂ってもらっていました。これはマクロファージを活性化するもので、植物の根についているグラム陰性菌の細胞壁に存在するものです。マクロファージが活性化すると体の中の異物を貪食してくれるという訳です。現代の様に衛生的ではない昔は、LPSは空気中にも漂っていてそれを人は自然と体内に取り入れ免疫力を高めていたのですが、今はわざわざ摂らないといけなくなりました。このLPSを体内で生成できなく、外部から摂取することで得られるため、「免疫ビタミン」と仰る先生もいます。

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