恒動整体

患部に直接触れず「神経と血管を伝わり」痛みを消去する。
この手技を私たちは神経血管反射(区)療法と名付けました

炎天下で勤務している方~

2015-08-02 15:46:55 | 健康管理
そのお客さんは、この暑さの中、清掃局にお勤めの方です。

役所よりヘルメット、長袖の制服、手袋、長ズボン、安全靴か支給され、毎日それらを身にまといお仕事です。

「先生~! 今日も殺人的な暑さで参った~ ちょっと身体メンテナンスしてください」とのことで毎週恒動整体を受けに来られます。

検査すると、身体全身のむくみと腰椎上部の後湾があります。

また、後頭骨の下部にしこりが有ります。ヘルメットの影響かも知れません。

起立筋の緊張もあり、ハムストリング、脹脛の硬結がみられました。

では、恒動整体をして見ますね~!

ベッドにはうつ伏せで寝てもらっています。

私は頭の側に座り、手の甲の起立筋、僧帽筋の反射区でしこりを感じ、両方の親指でその反射区の反応する箇所を軽くしごくように押圧します。

肩から足首の反射区を施術していきます。最後に首すじと頭蓋骨の反射区を押圧して、ねじれをとっていきました。

ある程度ねじれが取れ弾力がもどったところで、実際に全身の筋肉を軽く押圧してむくみが取れていることを確認します。

普段から身体を鍛えている方は比較的容易に全身が緩みます。

この方の場合、疲れてくると身体の幅が狭くなり、肩幅が狭くなってご来店されますが、恒動整体が終わると、肩幅も元の広さに戻ります。

また、整体を施術している間は、ずーと寝ているのですが、ご本人は寝ていると感じてないようです。

一通り終わり、ベッドに座っていただき、背筋を伸ばし、天井をみてもらいます。
その時、背中の曲がり具合と首の角度をご本人と確認していただきます。

両手の胸鎖乳突筋・板状筋、後背筋。起立筋、腰椎の各反射区に軽く触れ、もう一度背筋を伸ばし天井を向いていただきます。

すると後ろまで見れるくらいに身体が柔らかくなっています。


それが終わり、本日の最後として、今度は私に背中を向けて立って戴きます。

かかとを付け、足の力を浮いてもらいます。

バランスを見るため、右の肩を左に押してそのふらつき状態をみます。
次に、左の肩を右に押してふらつき具合をみます。

今度は、前から後ろに、次に後ろから前に押した時のバラツキをみましす。


皆さんかなりゆれています。

「これを押しても揺れないようにします。押されてゆれが少なくなれば、平衡感覚がそなわり、自律神経の安定にも繋がります。」と説明して、

鎖骨の水平、百絵から合陰の垂直、腰の水辺を唱えます!

「何か感じましたか?」とたずねると、中には「はい。暖かくなりました。冷え性にも良いかも。」とのこと。

実際に先程右から左の刺激。左から右の刺激。前から後ろの刺激。後ろから前への刺激を与えます。

びくともしません!

「なに?!これ??」

「これで様子を見てください。」
コメント
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