恒動整体

患部に直接触れず「神経と血管を伝わり」痛みを消去する。
この手技を私たちは神経血管反射(区)療法と名付けました

駅の階段を下るとき突然意識喪失、気付くと病院のベッドの中

2019-01-19 10:48:40 | 健康管理

お早うございます。いつも私のブログを見て戴きまして誠にありがとうございます。出来る限り更新いたしますので何卒宜しくお願いいたします。

今日ご紹介するお客様は、昨年、駅の階段を下りるとき、足をくじいたり、力が無くなったなどもしないのに、気付くと病院のベッドに居たと言う70代の女性の方です。

前歯が4本欠けてしまい、頬骨も階段で強打してしまったという恐ろしい体験をされたそうです。ですが本人は全く記憶にないと言う不思議な出来事です。
心配で脳神経の検査をしてもらいましたが、異常は見られませんでした。

「今日は、その事故のせいかどうか分かりませんが、足が良くつるし、足首の感覚が無く、いくらホカロンで温めても温かくならない。慢性の肩こり・首凝りでパンパンなので見てください!」との事でした。

まず、整体ベッドにうつ伏せの状態で検査をします。

階段で転倒したと言うことから、上から検査です。検査の順番はお客様の状態により自然と変わります。何しろ直感を重要視しますので、直感のままに検査し、直感の感じる通りに判断しています。
頭蓋骨の変異をまず調べ、頚椎の捻れ固さ、肩甲骨の可動性、僧帽筋・広背筋の左右差・固さ・隆起を一瞬で判断。次下半身、大腿二頭筋、腓腹筋、靱帯、副側筋、内転筋、腓骨小頭の向き、足首の回転、五指の屈曲・伸展をすばやく判断。

さて、この方の場合、頭蓋骨の縫合の捻れが強くその影響で頚椎が引っ張られています。また、内転筋が張っていてこのままでは腰痛が起きます。腓腹筋も張っているので夜足がつることが予想されます。

では、恒動整体をします。
うつ伏せの状態で手指の中指の捻れをとります。右手の中指が強く捻れているので左手で中指の付け根を持ち、右手で近位指接関節を元に戻すようにじわーと回転させます。回転が終わったら暫くその状態を保持。そって手を離します。次、中指と薬指の間・中指と人差し指の間の水かき上の皮膚の奥にコリがあるので速やかに消去!
これで肩の凝りは消えるはず、消えなければ次の手を使います。足の指でもやれます。
上半身については、まず僧帽筋両手を当てて動きやすいほうにスライドさせる。皮膚ではなく骨の上までの筋肉を同時に押さえて動かします。10秒も行えば充分でこれで解れます。広背筋は左の広背筋を緩ます時は、左腕を整体ベッドに乗せて腕のコリを見つけて、軽い力(手首の重さだけ)を加えて解します。これで左側の広背筋は解れます。右側の広背筋についてもこれで良いのです。強い力は掛けない。

さて、足です。まず左足を改善させます。
患者さんの左側に回り(左を施術するときは左側に右を施術するときは右側に回ります。左に回り左側を施術後、その左の位置から右を施術した場合、効果は30~50%西かなりません。横着をしていると良い結果は得られないのです。)左掌を左大腿二頭筋にすっぽり当てて、左掌で患者さんの左足首を持ち、患者さんの膝を右回しして左大腿二頭筋が緩んだ事を確認した後、今度は左回しを行い緩めます。この方法で緩めると固くなり難いです。

今度、仰向け。
顔面を見ると先程見たときはおでこの左側が凸、頬骨右が凸と言う具合に捻れが有りましたが今、うつ伏せで恒動整体をしたのでかなり良くなっていました。
この良くなった状態で顔面骨にしてやれることは、脳の興奮を緩めることストレスがあればストレスを消去してあげること。

次、腕を調整、足の調整全て終了後、リンパ液(脳脊髄液)の流れを整えます。

リンパ液の流れが整うとすーとします。そこで軽く口を開けてもらい、助骨の調整をします。口腔が広がり全身でまだ硬直している筋肉(頚椎の筋肉など)を緩ませ、緩みすぎている筋肉を引き締めます。この方法は勉強会でもなかなかお伝えしたことがございません。施術者の手の力を完全に抜いた状態で行います。

3分間お話をしないで静かにしていただきます。
3分後、「静かに目を開け起きて戴き、ベッドに座ってください」・「天井を見てくださ~い」と私。背骨の反り具合を見てから、患者さんの手指で更に胸鎖乳突筋左右、起立筋、T1~5を最終的に調整し、「もう一度天井をむいてくださ~い。」と私。「あらっ?後ろまで見える!」とお客様。

「じゃ今度は私に背中を向けて立ってくださ~い。」と私。「百会から会陰、鎖骨の左から右!腰左から右!」とぶつぶつ言いながら行います。

「あれっ?!動かない!!」とお客様。「自律神経を整えると揺らしても動きにくくなり、この様な人が一人居るだけで周りの皆さんが元気になるんですよ!」と最後に付け加えて、本日の恒動整体を終わります。

 

帰りに「なんだか足が軽いし、首も軽い痛くない、体中が温まりました。又宜しくお願いしますね~。」とのこと。
「こちらこそ宜しくお願いします。」と私。

 

勉強会も行っていますのでご連絡下さい。

070-5587-3955

yakuhoudou-core@d4.dion.ne.jp

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする