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「先生～～！もうお店の管理をしてくれていたアキちゃんが亡くなってから、体調が良くなくて。。。もう一人のスタッフもめまいが酷くて。。。　お店閉めちゃってるんですぅ～。」と近くで美容室を経営している５０代の女性の方です。

この方の美容室は、抗がん剤を服用すると髪の毛が抜ける方用にウィッグを用意してくれるちょっと変わった美容院です。

つい１ヶ月位前に亡くなったのは８６歳の管理されている男性の方です。

女性に多い”霊感”がこの方は強い様で、良く当店にはこういう方が来るのです。

当店は”霊”を払う力は全くありませんが、恒動整体を受けるとサッパリするそです。

今日起こしのお客様の場合は、どうしようもなく疲れて、身の置き所がない感じとのことと、アキちゃんが亡くなりがっかりしていることなどが絡まった状態でした。

さて、恒動整体をします。

腎愈と僧帽筋、更に胸椎の湾曲に狙いを絞ります！

整体をしていて、気が付いた所は、「掌の豆」です。

なんと、腎臓の反射区に豆がありました。

「この豆、気が付いていましたか？」と私。

「はい。もうずいぶん前からでドライヤーを握るから付いたと思っていましたが、ドライヤーくらいの重さも変だなぁと思ってました。」とのこと。

「この豆の所、私が施術したかった腎です！更に隣の指の所にも豆が有るので、ここをシャーペンの先でしごきますね！」と私。

「えっ？ここが腎臓なんですか？豆だからしごかれても痛くないですね。」とのこと。

「そうですか？かなり硬くなっていますよ。今日からお風呂に入ったら爪の先でしごいてください。だんだん血行が良くなり豆が無くなって来ますよ。」と私。

と言う具合に豆をしごき柔らかくしましたところ

「あっ！なんか急に身体が楽になってます。すごく気持ちが楽です！」とのこと。

「そうでしょ。よかったですネ。豆は気を付けてくださいね。」と私。

後はいつも通りの恒動整体で全身を調整して

最後に「天地・水平」を斬って自律神経を安定させて本日は終了いたしました。

 

 

早く来れば良かった～

本日のお客様は、60歳台の女性の方です。

首肩が張り、背中まで痛いとのこと。

いつものように椅子に座っていただき頚椎と背筋の検査から行います。

大体の感覚を掴んでおいて、

さて、ベッドにうつ伏せに寝てください。

私はいつも下肢より検査します。大腿部、側j副靱帯の張り具合、腓骨筋、腓骨の位置、足首の回転具合

次は、上肢、上・中・下僧帽筋、肩甲骨周辺の筋肉

頭に回り頭蓋骨の位置、後頭骨、側頭骨、外後頭隆起の位置、乳様突起の位置そして胸鎖乳突筋の張り具合

ざっと5分間で検査します。

それぞれの検査で主にどこを治すと全体が良くなるかを２、３箇所決めておきます。

また、うつ伏せでの検査時間は２分！

時間をじっくり掛けて検査すると、検査する手の力で変異が起きて手技が生かされないからです。

次に仰向けになってもらいます。

今度は頭から見ます。

前頭骨、頬骨、上・下額骨、蝶形骨、眉骨そして乳様突起（これはうつ伏せとどのように異なるか）をみて、副鼻腔の状態をみます。

次に

肺経、心包経、心臓、肝・胆、腹直筋をみて、股関節の外・内転、脛骨の外・内旋をみて

最後に頭に戻り、頚骨の捻れを再確認します。

うつ伏せ、仰向け合計10～15分で検査終了です。

さて、気になっていたところを恒動整体で調整します。

この方の場合は右の肩甲骨周りが力がなく、右側頭骨も力が無いようでした。

なんとなく力が入らないで、

「右目の視力が左目に比べ極端に悪くないですか？また、身体の右半分が調子悪くないですか？」とお聞きしますと

「私、右目が全く見えないんです。機能的には異常は無いのですが。。。」とのこと

「右の側頭骨は転んだか、ぶつけたりしたのですか？」と更にお聞きしました。

「非破裂性脳動脈瘤の手術を５年前にしました。そのままでは、くも膜下出血になっていたところでした。その後遺症で目が見えなくなったようです。身体が自ずと悪い所を示していますねぇ～。視力は今でも回復すると信じていますので、どうぞよろしくお願いします。」とのことでした。

以前、恒動整体の勉強会で千葉から来られた鍼灸の先生が全盲の方をモデルに連れてこられ、色々手技を示していたところ、帰りに

「全く真っ暗であった目が、光を感じるようになった！」と喜んで帰られたことをお伝えしました。

「早く、こちらに伺っていれば良かった～！」とのこと

「今からでも遅くないですよ。今日こうして来られたのも縁ですからねぇ。よろしくお願いします」とお答えしました。