日々の日本舞踊

私のノート、公開します。あなたの日本文化mini知識Noteとして。

踊りを楽しむためのミニ知識。長唄「晒女」

2014-07-31 22:32:02 | 浴衣会

長唄 「晒女」(1813年・文化10年・森田座初演)

鎌倉時代、近江国に"お金"という遊女がいたそうです。
お金は暴れ馬の手綱を高足駄で踏み止めたという、怪力伝説の持ち主。

二代目桜田治助はこれを団十郎の所作に仕立て「心猿」で猿に扮していた団十郎が、引抜きで近江のお兼に早変わり。
素足に高下駄、晒桶を持ったお兼が、琵琶湖畔に洗濯に来て暴れ馬の手綱を踏んで見栄を切るという始まり。
歌詞を紐どいてみましょう。

『留めてみよなら 菜種に胡蝶  梅に鶯 松の雪 さてはせな女が袖袂』

留めてみたいもの。菜種に胡蝶。梅に鶯、松に雪。さてまた、可愛い女に袖を引き留めてもらいたいもの。
馬の手綱を踏んで止めた、所作から連想しての留め物づくしで始まります。

『色気白歯の団十郎娘 強い強いと名に触れし お兼が噂 高足駄』
色気を知らないこの娘。強い強いとその名も高い、皆様ご存知の怪力お兼。

でも、どれほど強い女性が人気?だったのでしょうね。強い女と言えば、「女伊達」もそうですよね。

浴衣浚いに強い女を地で踊ります。(笑)

 

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帯の結び方 2

2014-07-26 01:38:21 | 日記

昔ながらの男性の帯結びといえば角帯です。

ポイント
ぐっと前を低めに、帯の後ろを少し上げて締めるのが男らしい感じに。中心を少し外したところに結び目をもってくるのも形良く仕上がるコツかも知れません。


1.帯の片方の端を30cmほど二つ折りにして手をつくります。輪を下にして持ちます。
2.帯を巻いていきます。三重ぐらい巻けると思いますが、その辺は個人差なのでやってみて様子を見てください。


3.余ったたれ(細く2つ折りにしていない方)を内側に折り込みます。
だいたい右腕を軽くのばしたぐらいの長さが残ればいいです。

4.たれの方を上からかぶせ、下から引き抜きます。
帯が緩まないようにしっかりと斜めにひっぱておきます。
5.たれと手先を一度たてにします。

6.たれを下におろして、五角形を作るように内側に三角に折りあげます。
7.しっかりと引いて結びます。緩みやすいのでしっかり結びましょう。形を整えます。

8.帯が崩れないように、両手でぐっと持ち、左から右へ、結び目を後ろにまわします。

結び目の位置は、背中の中心をちょっと右側にはずしましょう。
これで完成です。

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帯の結び方

2014-07-26 01:02:14 | 日記
●半幅帯の結び方(文庫結び)
浴衣のときやお稽古用に簡単に結べて便利です。

1.半幅帯の50cmぐらいを半分に折り、手先を作り右肩にのせる。
2.帯を広げ、左から後ろへ巻いていく。
3.肩にかけた手先を上からかぶせて下から抜きます。前で結びます(手先が上に来る)。結び目が帯の上の方に乗るくらいの位置がきれいに帯が結べます。
4.帯の長い方(垂れ)を、結んだ方向の反対側に広げます。結び目のきわで垂れを開くとゆるみにくくなります。だいたい身体の幅くらいの長さに巻きだたみ、或いはびょうぶのように折っていき、羽根を作ります。
5.たたんだ帯の真ん中を全体的につまみ、つまんだ帯の、上と下もたたんでそろえリボンのかたちにします。
6.リボンの真ん中に手先を上からかぶせ、リボンの下を通し、一度上に出します。手先の端を帯の中にいれます。
7.浴衣の前がはだけないよう左回りに、息をつめて帯を回します。背中の真ん中に羽根が来ているかを確かめて出来上がりです。
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「喜撰」八世坂東三津五郎

2014-07-22 22:04:41 | 日本舞踊 坂東流 坂東三津五郎

「喜撰」八世坂東三津五郎

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「文屋」九世坂東三津五郎

2014-07-22 22:02:58 | 日記
「文屋」九世坂東三津五郎
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