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 時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

コミックの中に出てくるギター

2012年12月15日 | 漫画・アニメ、そして特撮

ギターは、昔からコミックの中によく出てきていた。

小道具として、あるいはコスチュームの一環として、などなど、コミックの中でのギターの存在は色々な意味を持っていた。

単なる背景の中の飾りとして出てくる場合もあるし、主人公のキャラクターを立たせるためのトレードマーク的なアイテムである場合もあるし、時には武器的な存在になることもあったし、音楽コミックなどではストーリーにも関わってくるほど重要なアイテムになったりもしてきた。

つまり、昔から今に至るまでコミックの中において、ギターはよく出てくるアイテムなのである。

今後もコミックの中では、色んな意味合いでギターは登場するであろう。

だが、昔のコミックと今のコミックを比べると、コミック内でのギターの描かれ方は、けっこう変わってきている。

ここで書く「描かれ方」とは、ギターの外観のことである。

昔のコミックに出てきたギターと、今のコミックに出てくるギターでは、ギター1本1本のデザインや仕様的な「違い」の描き分けられかたが大分違うと思う。

今のコミックに出てくるギターは、そのギターのボディ形状、仕様、ブランドなどが、けっこう細かく描きわけられていることが多い。

昔のコミックに出てきたギターの描かれ方は、かなりアバウトだった。

ギターメーカーによって異なるボディの形状の違いというものに対しては、かなりおざなりな描かれ方をされているケースは多かった。

中には、めちゃくちゃなボディ形状のギターもあったし、「こんな形状のギターがあったら、まともに弾けないだろう」と感じるものもあった。

ギターが好きな人が見たら、こんなギターあるわけない・・・なんて思ってしまった「ギター好きな読者」もいただろう。

だが、今は違う。

ギターメーカーによって異なるボディ形状、インレイ、ヘッド形状、ピックアップ、ピックガード、糸巻き、コントロールノブ、サウンドホールの位置や形状、そして極めつけはロゴ!などが、かなり細かく描き分けられているケースが目立つ。

音楽系のコミックだと、そのギターの解説までセリフや文章で説明されていることもある。

それだけ、ギターが細部までリアルに描かれるようになってきているわけだ。

まあ、音楽系のコミックが昔より増えているから・・というのもあるだろうし、自らギターを愛し、音楽活動までしている漫画家がいる・・というのもあるだろう。

漫画家が自分の趣味に合致したコミックを描く時、作品に出てくるアイテムなどにこだわりを持って、その細部までリアルに描き分けたいと思うものだろう。

例えば、車好きな漫画家が車を題材にした時は、車をリアルに描きたいだろう。

例えば、武器や兵器にこだわりがある漫画家は、武器や兵器をリアルに描くだろう。

それと同じように、楽器好きな漫画家が、楽器が出てくるコミックを描く時に、楽器をリアルに描きたいと思うのは人情だろう。

 

最近、コミックに出てくる楽器がリアルなのは、自らギターを弾く漫画家が増えているからなのだろう。

 

1読者である私は、自分がギター好きであることから、コミックの中で、各ギターが詳細に描かれているのを見ると、なんか嬉しくなる。

それによって、ギターにあまり興味を持っていない読者が、ギターに興味を持ってくれて、ギターを好きになってくれれば、更にいいなと思う。

 

もっとも・・・ビンテージ楽器の値段相場が、あまりにも多くの人に知れ渡ってしまうと、まずいこともあるのだが(笑)。

 

だって、ある日ナイショで高額なビンテージ楽器を買って、「このボロギターは、ゴミ捨て場で拾ってきたんだ」なんて嘘はつけなくなるからね(爆)。

「こんな高価な楽器が、ゴミ捨て場に落ちてるわけがない!」「このメーカーのギターが、数万円しかしないなんてわけはない!」とか言われたら困る・・・・そんなオジサンは・・・けっこういるのでは??(笑)

特に、ギターコレクターなおじさんは(笑)。

 

 


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