
昨今、日本のマンガは世界的に人気がある。
日本のマンガは、数多く世界各国語に翻訳され、世界各国で読まれてるという。
日本人として、それは嬉しくもあり、誇らしくもある。
ここで、ふと思ったことがある。
それは、日本のマンガの、中には様々なキャラが出てきており、中にはそのキャラ独自の口ぐせを持つキャラもいる。
その口ぐせが、ちゃんと意味を持ってるフレーズならいい。
たが、その口ぐせが、ほとんど意味がないフレーズの場合は、どう訳すのだろう。
赤塚不二夫先生の作品には特にそういうキャラは多かった印象がある。
わかりやすく書いてみよう。
例えば天才バカボンのパパの決めセリフ「これでいいのだ」などは、そのフレーズそのものに意味があるから、普通に訳せるだろう。
他には例えばワンピースの「海賊王に俺はなる!」も大丈夫だろうし、ケンシロウの「お前はもう死んでいる」もそのまま訳しても大丈夫だろう。・・多分(笑)。
だが、例えば以下の口ぐせは、どう訳す?
イヤミ「シェー、それは弱ったザンス」
ケムンパス「ケムンパスでやんす」
ニャロメ「俺と結婚しろニャロメ」」
ハタ坊「ハタ坊だジョー」
永井豪作品に出てくる作者「テーへんでガス」
怪物くんに出てくるドラキュラ「はいザマス」
怪物くんに出てくる狼男「ウォーでガンス」
↑これら「ザンス」「やんす」などはある意味「方言」みたいなものと捉えれば普通に標準語に直して訳すことは可能だろう。
だが、それらの言葉や口ぐせは、単なる方言あつかいで終わってなくて、そのキャラの独自性を印象づけていたし、ある意味その口ぐせもそのキャラの個性や「らしさ」の1部だったと思う。
その場合、それらの言葉を訳す時にどう扱うのだろう。
単に標準語に直して訳しただけなら、そのキャラの独自性や個性や特徴をかなり削除してるように思えるかもしれない。
あくまでもそれらのキャラの本来のキャラ性を知ってれば知ってるほど。
他にも・・
ニャンコ先生「トッテンパラリのニャンパラリ」
いなかっぺ大将「ドボジデ」
怪獣ブースカ「シオシオのパー」
このへん、どう訳すのだろう?
というか、訳すことは不可能ではないか。
せいぜいそのニュアンスに似た各国語をあてるのかも知れないが。
はっきり言って、どうでもいいようなことかもしれないが、こんなしょ〜もないことを考えると夜も眠れない(笑)。←ウソです。
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