オークランド憂国日記

祖国を離れ米国人になった元日本人がアメリカ、日本を憂う日々を綴る

テレンス・リーは引っ張りだこなのかな~?

2005-05-11 14:21:56 | Weblog
拘束されている齋藤さんと私は同年齢。高校を中退して、自衛隊に入る行動力は比べるすべもないが80年代初頭に日本を飛び出したところから私自身の人生と重なる。きっと彼は松田聖子も中森明菜やマッチの曲は一曲も歌えないんだろうね。でも銭形平次や水戸黄門の主題歌を口ずさんだり、学生街の喫茶店なんかも歌えたりするんだろう。マルセイユの彼のアパートにあった張り紙の字に妙な親近感を覚えた。外国生活が長くとも、私たちの世代のアルファベットの書き方は中学の頃から変わらない。長く勤めたフランスを去り、なぜ彼はイラクへ赴任する英国ハート社に転職したのだろうか?多分彼は現役の任務を勤められる肉体的限界が迫る前に、メジャーリーグに移籍することを選んだのだと思う。生還されることをお祈りする。