オークランド憂国日記

祖国を離れ米国人になった元日本人がアメリカ、日本を憂う日々を綴る

1ガロン 3ドル02セント、近所のシェル

2005-08-29 12:09:06 | Weblog
ガソリンがまた上がっている。1ガロンが3ドル以上になった、こんな価格表示を見るのは米国で運転を始めた80年代前半から一度も無かった。リッターハイオクで70円ちょっとというところか。。日本と比べりゃそりゃまだ安いけど、毎日往復で100Kを通勤するのだから話が違う。バスや電車を乗り継いだら片道3。3時間、4000円はすると思う。3時間のなかには、フリーシャトル、地下鉄、バス、電車およびタクシーと5種類の交通機関を使わなければ通えない。車以外の通勤方法がない状態での1リットル70円はつらい。米国は石油産出国であり、以前もお伝えしたように、南カリフォルニアのロングビーチに行くと街中、裏庭に石油を掘る井戸がある。それなのになぜ。。石油価格操作のお話を素人にもすっきりわかるように説明してくれる本でも読まないとこの価格には納得がいかない。イラクの原油はどうなってるの?この高騰にもブッシュの悪政が原因しているのだろうか?HAMMERも売れなくなるはずなのになぜか、税の優遇措置が取られるらしい。ガソリンをたくさん食う車に税制の保護があるということは、この石油価格の高騰が石油不足からくる高騰でないことだけはわかる。あるのに高い。あるのに危機?? 数年前の電力危機(エンロンの不正会計事件)を思い出す、どっかで腹を抱えて大笑いしているお友達がいるのであろう。。

ベネゼラの大統領を暗殺する前にいるだろ!べつのが。。

2005-08-25 13:00:34 | Weblog
めまぐるしく変わる日本の選挙模様についていくのも難しく更新遅れました。今日昨日米国でパット・ロバートソン(キリスト教原理主義者)というブッシュの仲良しの一人が、ベネゼラの大統領を暗殺すべしという発言をしたのでソラ見たことかとリベラル言論会は大騒ぎです。http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200508250005.html ベネゼラは南アメリカの石油産出国で産出したガソリンは国営石油会社が仕切ってますまた大統領のチャべス氏は左の方で国民皆健康保険制度などを施行し国民からとても人気のある大統領です。キューバに安くガソリンを配給したり前からアメリカにとっては目の下(南だからね)のタンコブのような存在で、数年前にはCIA演出といわれるクーデター劇があり危うく大統領の座から落とされるところでした。アメリカが目をつけるのには石油というキーワードが常に付きまといます。ベネゼラは多分カナダとか北ヨーロッパに近い民主主義の国だと思います。大統領も国際監視団の目の前で行われた選挙で選ばれているのでブッシュよりずっと正当性があります。ブッシュのお友達はなぜこんなことを言ったのでしょうね。。そうそうつい先ごろ米国のガソリン高騰で煽りを受けている米国の低所得者地域にベネゼラが直接、仲介者をはさまないで低価格で提供するというオファーを出したそうです。なんとなくこれでなぜ放送局をもってメガチャーチを牛耳るパットロバートソンがそんな発言をしたのかがうっすらとわかってくるような気がします。もちろん米政府は一個人の発言でまったく政府は関係ないし、遺憾に感じているというようなことをいっていましたが、言いだしっぺはいつでも必要ですが、そう簡単に何度もオサマが米国の高層ビルに自爆テロを仕掛けてくれるわけではありません。パナマ、イラク、ハイチ、ニカラグワと知れば知るほど東條英機宣誓供述書がリアルに感じられます。米国というのは結局原住民虐殺、アフリカ人奴隷化とそういうライン上でしか運営できない超大国なのかもしれませんね。ブッシュの“テロリストが住んでるを攻撃するればテロの撲滅になる。”とかいう発言、ロバートソンの発言が2連荘であるとこの国に住んでいるのが嫌になる。

郵政民営化は民主主義の成熟への最初の扉

2005-08-18 14:18:34 | Weblog
米国西海岸にいながらできる限りこの選挙を楽しもうとしている毎日。ホリエモンの登場にはすごい展開になってきたと感じた。この際、刺客候補として浜幸は如何でしょう?アレだけTVにでて面白いことおっしゃっているので当選確実。本会議場で往生させてあげたい一人です。でもあの投票を棄権なさった古賀さんたち、ニヤニヤしながら公認を受けていたけど改革自民党に残る悪性腫瘍。国会議員やるしか脳のない5,60代のおっさん達って生活かかってるから議員に固執するのかしら。1970代、佐藤栄作が総理大臣のころから日本の政界をみてるけど35年目にして政界の価値構造が根底から覆されそうとしているように見える。日本人の一般常識や義理人情の感覚もこの10年どんどん変わって言ったけどついにその影響が現れた。今度こそここで読み間違えれば社民党も共産党も消えてなくなる。

60年間平和外交してきた日本にまだ文句あるの??

2005-08-15 13:24:21 | Weblog
日本では終戦60年をむかえ、式典などが行われている。米国の究極の爆弾を落とされてついに降伏をした日だ。今、米国でその歴史的日を迎えた私はいつもどおり日曜日の朝のワークアウトに行き、愚娘のゴーイングバックトゥースクールのショッピングをしていた。日本はあの敗戦の日から60年間他国に軍事的に攻め込んだことはない。米国はこの60年間攻撃のしっぱなしである。対共産主義戦争である、朝鮮戦争、ベトナム戦争、戦争とは呼ばない侵攻がニカラグアを初めてとする南アメリカで行われ、さらに湾岸戦争にコソボ、ソマリヤと続きそして2005年の8月15日も米国は戦時下なのである。http://www.michaelmoore.com/イラクで一人息子を亡くしたシンディー シーハンさんはテキサス州クロフォードでのんきに5週間の休みを取っているブッシュ氏に面会を求めている。面会の目的はただひとつ“どうして彼女の息子がイラクで殺されなければならなかったのか”という質問に答えてもらうためである。 米軍のイラクの現状はかつて小泉氏が自衛隊がいるところが非戦闘地です。といってウケたのとは正反対で米軍のいるところが戦闘地と化してしまう悪循環。911からそろそろ4年目を迎えブッシュ政権の対テロ戦争の不透明さが草の根的な動きによって明らかにされ始めている。

戦死者の母に対面し、マムとしか呼べない大統領。

2005-08-13 13:05:02 | Weblog
Thanks God It's Friday = TGIF. やら、Happy Friday!など金曜日には米国の職場でも金曜日ならではのいろいろな挨拶言葉があるここする北カリフォルニアのサンフランシスコ中心とする大都市地域、、100万人近くの人が住み働いている。日本で暑さにあえいでいるみなさんには申し訳ないが特に私の住むこのサンフランシスコ湾近くのオークランドは涼しい。一年中汗知らずのさわやかさらさらなのである。通勤には往復60キロくらいをフリーウエイでしている。湾の向こう側にある職場から橋を渡り、渋滞を避けて裏道を走るときにOPENと書いてある掘っ建て小屋を見つけナンだろうと思い、その裏に回ってみると目の前に東京育ちの私には見たこともない“広大”な畑が広がっていた。多分オクのほうに見えるのはとうもろこし畑だろう。そして小屋には畑で取れた新鮮なオーガニック野菜が売られていた。http://www.perryfarmsorganic.com/index.php10ドルほどの野菜と果物を買って家に帰って食べてみると、ピーマンは肉薄でピーマンの味と香がしっかりついている。カリフラワーもおくらもきゅうりも野菜の取れたての香と味を味わえる、極めつけはイチゴ。小粒なそのイチゴは香がきつすぎるほど、そしてかつて味わったことのない甘みがある。洗っただけで、こんなにもおいしいものがあるのが不思議におもえた。会社帰りにこんな買い物ができるので往復60キロの通勤も結構楽しい。