オークランド憂国日記

祖国を離れ米国人になった元日本人がアメリカ、日本を憂う日々を綴る

JALではなく、JR西日本か。。。

2005-04-26 14:10:41 | Weblog
福知山線の事故を知り、タイトルに書いたように思った。そしていやまてよ、もしかしてアルカイダ系のテロ攻撃?国鉄・JRに巣くう妖怪の件については勝谷さんの日記でを読ませていたただくとする。しかしながらJALも他のJRも人様の命を預かる業種は運転手の管理、そしていかなるテロに対しても対処できるような安全対策を万全にしてもらわないと。この間の踏み切り事故といい今回の脱線といい鉄道が安全対策のために自動運転化されていると信じ込んでいるのは何年も日本を離れているせいか? 週末は乾季を待って開幕の草野球リーグ戦観戦。リーグ戦の係りのおっさんが、ホットドッグやハンバーガーをバーベキューしてソーダ類と共に2ドルほどの安価でボールパーク付のキッチン件販売窓口で売っている。挟むレタス、トマトはプラスチック容器にいれてあり自宅で詰めてきたようだ。アメリカ人はこういう事にかけては本当によくオーガナイズされている。テキヤの開くヤキそば屋台が出る幕はない。因みにアメリカの草野球はホームランを打ちに来る人がおおい。デブが多く走るのを嫌がる、みんな気分はベーブルースなのである。

謝罪好きな東アジア文化圏??

2005-04-22 13:57:28 | Weblog
今夜はへとへと久しぶりに3日連続の更新はきつい。殿下の日記を拝見してひらめいたので、グーグル検索をして発見。1998年3月24日ウガンダ、当時のクリントン大統領はこのときのアフリカツアーで初めて公式に米国がかつて150年以上にわたり続けた奴隷制度について、悪かったとあやまるという記事を発見。後にも先にも奴隷制度に対して謝罪らしきものをしたのはアメリカの歴史上この一回だけ。その前にはレーガン大統領が強制収容された日系人に謝った。この国は謝らない国なのである。ここに住んでいると、中国、北朝鮮、韓国、日本この4カ国の謝罪要求外交はこの地域特有の風土習慣に見えてくる。因みに日本では“アイ アム ソーリー”というのが謝罪の言葉と思われているが、大の大人が謝罪するときは“アポロジャイズ”という動詞や“アポロジー”という名詞を使う。クリントンは奴隷制の謝罪には“悪いことをしたと認める。。”という表現だったようで、陳謝はしていなかった。陳謝(アポロジャイズ)すればそれに対して責任を取るという行動が伴うのがヨーロッパ、北米の社会のありかたで。その責任を取った行動が終われば、また思い出したように謝罪しろとは決して言われない。1863年(文久3年)伊藤博文が英国に出発、新撰組結成の年に奴隷解放宣言がなされた。大統領は今更誰に陳謝したらいいのか判らないのだろう。夜中にホワイトハウスからそっと抜け出して最初に出会った人に謝罪してもOKかも。冗談はこの辺にしても、やはり太平洋の向こう側からこの謝罪要求合戦は相当不可思議に見える。

30歳の在米日本人男性の頭の中とは?

2005-04-21 13:27:43 | Weblog
私のニュースお宅歴はケネディ暗殺事件から始まる。若干1歳半、なんとなくうちの母親が騒いでいたのを覚えている。それから紆余曲折の人生で、英語も聞き取れないのに米国東海岸に在住し、日本語メディアはまったく存在しない1982年、テレビで見ていたのはやっぱりニュースとトークショウ番組。もちろんコードレス電話もコンピュータもケーブルテレビもない。居住していたのが当時“殺人の首都”と呼ばれていた町でローカルニュースで私の耳が初めて識別した言葉は“ホモサイド”画面は地面に張られた被害者をかたっどた白テープ。発音からつづりを想像し辞書を調べているとそこに“他殺”の文字。そんな風にしながら毎日毎日3ヶ月くらいニュースを見続けた頃には現地の人より地元のニュースをよく知るニュース通になった。そしてレーガン再選のキャンペーンで彼がこの町に来たときは早速共和党支持者でもないのに見物にでかけ覆面警備員を見つけては興奮した。レーガンが颯爽と登場し集まった大勢の支持者たちが“フォウ・モ・イヤズ”と連呼するのが“後4年!!”といっているとわかり感動。とにかく江戸っ子の血を濃く引くせいか、火事とけんかは江戸の花とばかりニュースや事件を追っかけ続けている。そしてもちろんニュースや事件の裏づけを取り自分なりに納得するために新聞読んだり、本を読んだり雑学は広がるばかり。そんなことを続けた自分を隠せるわけもなく、会社のランチ時間に同僚たちとランチルームで話し込んでいると。30歳の日本人男の同僚が“って言うーか、ニュースくわしいんすね。じゃアレアレアレってナンなんですか?今やってる中国の反日運動? なんか、小泉さんが靖国神社に行くのが問題なんですよねあと教科書。で、靖国神社ってなんなんですか??わっかないんですよね~日本史も世界史も習わなかったんで、転校しましたから、地理は二回習っててくわしいっすよ”というのである。うちの愚娘と同レベル。私はあまりの驚きにう~ンと唸ってしまった。彼を批判するつもりは毛頭ない。別に世界史も歴史も時事も知らなくとも立派な人格として責任を持った社会人として生活をしている人に何を意見するつもりもない。ただ元日本人、在米日本人、ゆとり教育を受けた日本人、左翼の日本人、宗教にはまった日本人、どんな日本人でも日本人なら日本語を話す文化を背骨としてこの世の中で生きているのなら現在の靖国がどんな存在で、かつてはどのような存在であったかくらいは簡単にでもいいから頭の片隅において欲しいと感じた。今の世の中どこにいようと靖国神社のホームページくらい見れるのだから。

今日からブロッグはじめました。よろしくお願いします

2005-04-20 13:06:16 | Weblog
コンクラーベも終了し、ポープが本日選ばれたのでブロッグに憂国日記を公開決定しました。昨夜、マイコンピューターアドバイザーが何でブログにしないの?と素朴に質問され“そーかー!!”と膝をたたいた次第。テリシャイボが亡くなって以来これといって燃える事件も無く、日ごろは熱く日記を書く私もだれ気味。2-3日前にはあのマイケル・ムーアからの短いメールで“次回の映画のネタは何がいいと思う??”なんてボケボケの内容。しかしながら思い出してみれば10年前の今日旅行に行ったオハイオを離れる日にオクラホマバーミング事件が発生した。オクラホマシティの連邦政府ビルがティモシーマックベイという真っ白な白人青年に爆破され何百人という人々がなくなりビルは大破した。911を経験した今では当時の破壊力への驚愕と無念さは思い出すのも難しくなってきた。そしてこの事件はあまりにもアメリカの真ん中で発生したので国際的な広がりを見せなかった。私はあの日の発生直後のニュースで“走りさる中近東系の二人の男を見た”という誤報を聞いてアラブゲリラの仕業??かと一瞬思ったことをいまだに忘れない。この事件を振り返るCNNの特番にとても久しぶりにCNNの元メインアンカー、バーナード・ショウが出演し相変わらず説得力のある話方とその魅力的な風貌にふれることができた。さて、新しいポープ・ベネディクト 18世は78歳でこの286年間でもっとも年を取ってから選ばれた元ヒットラー少年兵であるそうだ。世界を動かす70代は、ラムスフェルド、シャロン そして石原慎太郎??
それではこれではじめてのブログは終わり。