yokomizoの覚え書き

切手とSFと本が好きなおっさんのひとりごと。

高いのか、安いのか

2008-02-07 | 郵趣(旧)
 2005~2007年(平成17~19)にかけて、プレミアをつけて額面以上の価格で発行されたシール式切手がいくつかあります。夏・冬のグリーティング切手、2006年国際文通グリーティング、南極観測50周年シール式がそれにあたるのですが、最近、これら切手の使用済が、ヤフオクでことのほか高値になっています。いずれも額面に匹敵する価格で、中には額面の何倍もする価格で落札されています。例えばこれ↓



 これは2006年発行の国際文通グリーティングの使用済6種揃いですが、額面460円・売価500円に対し、落札価格は1,500円を超えました。私もこうした高値に貢献している一人なんですが、現在の紙付切手に入っている確率や発行枚数を考慮すれば、そうした高値に値すると思って入札しています。
 発行枚数に限っていえば、いずれも100~150万枚と少ないですし、南極観測50周年のシール式に至っては25万枚です。100万枚は「観光百選」の24円額面や第5回国体の各切手の発行枚数、150万枚は5円時代の「見返り美人」の発行枚数と同じです。昭和20年代後半と現代を比べることはナンセンスかも知れませんが、発行枚数100万枚のケースが多いここ2年くらいの記念切手は、使用済が集めにくいのは確かです。
 ただ、最近の記念切手は未使用で残されるより、使われてしまうことの方が多いのも事実です。何人かの方々からはあと数年待てばもっと出てくるだろう、高くなりすぎだ、とも言われています。こうしたプレミア付きシール切手の使用済が、本当に現在の高値に見合う実力を持っているのかどうか、実際のところは数年経ってみないと分からないでしょう。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
んー (ほにゃ)
2008-02-07 22:08:36
んー、高いのか、安いのか。紙付からはほとんど出てきませんからねー。高くはないと思いますけど。将来は益々入手難になるような気が
はじめまして (エコ)
2008-02-11 22:31:40
郵趣家ではないですが、切手に興味があります。
メールは私の生活に欠かせないものですが、普通切手じゃない切手を貼って出す手紙がすきです

最近、切手のことをもっと知りたくなって、郵趣家さんのブログを回っています。

教えてください。
郵趣家の方は、なぜ使用済み切手を集めているのですか?
消印されると価値がなくなるわけではないのですか?
もし、ご面倒でしたらスルーしてください。
Re:はじめまして (副管理人)
2008-02-13 12:52:05
エコさん、コメントありがとうございます。
ご質問の回答を考えていたら、
結構長くなりましたので、
2/12のブログ記事として
掲載させてもらいました。

分かりにくいことがありましましたら、
ご遠慮なく、またコメント付けて下さい。